事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約711文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社24社で構成され、繊維製品の製造販売、工業用品の製造販売、不動産の賃貸等を主な事業内容としております。 当社グループの事業に係る主な位置付けは次のとおりであり、当社グループが営んでいる事業内容と、報告セグメントにおける事業区分は同一であります。 繊維事業 事業内容 主要製品等 会社名称 繊維製品の製造販売 糸、布、ニット、 二次製品等 当社、㈱シキボウ江南、丸ホームテキスタイル㈱、新内外綿㈱、㈱ナイガイテキスタイル、㈱マーメイドソーイング秋田、㈱マーメイドテキスタイルインダストリーインドネシア、ジェイ.ピー.ボスコ㈱、敷紡(香港)有限公司、敷紡(上海)国際商貿有限公司、湖州敷島福紡織品有限公司、敷紡貿易(上海)有限公司、台湾敷紡股 份有限公司、シキボウベトナム有限会社 (会社総数14社) 産業材事業 事業内容 主要製品等 会社名称 工業用品の製造販売 製紙用ドライヤーカンバス、フィルタークロス等 当社、敷島カンバス㈱、東洋空気調和㈱、敷島工業織物(無錫)有限公司 (会社総数4社) 産業機械等の製造販売 加工機械 ㈱大和機械製作所 (会社総数1社) 化成品等の製造販売 食品添加物等 当社、㈱シキボウ堺 (会社総数2社) 不動産・サービス事業 事業内容 主要製品等 会社名称 不動産賃貸等 当社、㈱シキボウサービス、㈱マーメイド広海 (会社総数3社) リネンサプライ業 シキボウリネン㈱、Jリネンサービス㈱ (会社総数2社) 繊維製品の配送・ 倉庫業務 ㈱シキボウ物流システム、シキボウ物流センター㈱ (会社総数2社) 事業の系統図の概略は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1911文字
(1) 経営方針 (経営理念) 「わたしたちは、シキボウグループのものづくり技術・ものづくり文化で新しい価値を創造します。」-安心・安全・快適な暮らしと環境にやさしい社会の実現へ-という経営理念のもと、「繊維」「産業材」「不動産・サービス」の各事業分野において、他社には真似の出来ない独自の機能や技術力を活かした商品づくりを追求すると共に、顧客ニーズに沿った商品提案やサービスの向上に取り組んでおります。 (長期ビジョン) 当社グループは、上記の経営理念のもと、これまで培ってきたものづくり技術・文化によって、環境や社会課題の解決に貢献してまいりました。更なる成長を続けるために、当社グループは、創立150年である2042年に向けた長期ビジョン「Mermaid 2042」を掲げております。 「Mermaid 2042」 あなたにもっと寄り添い、愛されるシキボウグループへ ・従業員にもっと寄り添い、笑顔あふれる心豊かな人生の実現に貢献します ・お客様にもっと寄り添い、まだ見ぬ世界を当たり前にする技術で貢献します ・地球にもっと寄り添い、持続可能な社会に貢献します 今回の新中期経営計画策定を進める中で、長期ビジョンを実現するための経営目標をより具体的な言葉とするために、私たちが「めざす姿」として、以下のとおり策定しました。 (めざす姿) ①従業員が自分のありたい姿を実現するために、仕事を通じて成長し、安心して働ける職場環境をめざします。 ・働きやすい、職場環境・制度・組織風土の改善 ・従業員の成長のための機会の創出 ・多様な人材の確保・育成、機会均等 ・健康増進・職場安全衛生 ②繊維で培った技術やサービスを通じ、社会課題解決や、お客様の安心・安全・快適な暮らしの実現をめざします。 ・安心・安全・快適な製品やサービスの提供 ・技術を進化させ、社会のニーズに対応した新製品の開発・提供 ・国内のみならず海外市場も含めた製品の提供 ③環境や人権に配慮した製品・サービス、ものづくりで、持続可能な社会の実現をめざします。 ・環境配慮型商品・サービスの開発・提供 ・気候変動に対応した製品の開発・提供 ・公正で、持続可能な原材料調達や製品供給の実現 ・資源循環型社会実現への貢献 ・事業活動における気候変動対策とその緩和策の推進 (新中期経営計画「TG25-27」の概要) 「TG25-27」においては、「めざす姿」に基づき、長期ビジョン「Mermaid 2042」へのマイルストーンである、2030年に当社グループのめざす目標(売上高550億円、営業利益36億円)を掲げ、その目標をバックキャスティングすることで3ヵ年の経営戦略を策定いたしました。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2605文字
(3) 経営環境及び対処すべき課題 日本経済の見通しについては、雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復傾向がみられる一方、アメリカの通商政策、国際情勢の不安定化、原材料やエネルギー価格を含む物価上昇等、不透明な状況は継続するものと思われます。 このような経営環境の中、当社グループでは、新中期経営計画「TG25-27」で掲げたセグメント別事業戦略をセグメント別の対処すべき課題と認識し、取組みを進めてまいります。 セグメント別の「対処すべき課題」は次のとおりです。なお、新中核事業の拡大により、新中期経営計画から産業材セグメントを産業資材セグメントと、機能材料セグメントに区分して開示することとしています。 ① 繊維セグメント ・サステナブル素材の販売拡大 ・グローバル販売の拡大 ・新規顧客・新規市場への販売拡大 ・海外・国内生産拠点の連携と効率化 ・生産設備強化のための設備投資 ② 産業資材セグメント ・国内生産体制の効率化と販売強化 ・現有設備と技術を応用した新規分野の発掘と新商品の開発 ・海外事業の販売拡大と収益力アップ ・空気清浄装置分野での生産体制の見直しとメンテナンス事業の拡大 ③ 機能材料セグメント <食品・化成品事業> ・新工場を活用した生産体制の再構築 ・新規素材(低粘度、脱臭、殺菌品)、ブレンド品の販売拡大 <複合材料事業> ・航空・宇宙分野の新規案件の生産立上げ ・エネルギーインフラ分野の新規量産品案件の受注 ・航空・宇宙分野での業務提携の検討 ④ 不動産・サービスセグメント <不動産賃貸事業> ・グループ全体の遊休地の有効活用 ・既存賃貸事業の活性化促進 <リネンサプライ事業> ・生産設備更新による効率化と増産体制の構築 ・新規取引先の獲得 セグメント別の「対処すべき課題」に対する取組みは次のとおりです。 「繊維セグメント」では、製造コスト上昇により厳しい環境ではありますが、製販一体となった運営に加え、市況の回復、価格改定等により、業績は回復傾向となっております。今後はグローバル事業展開の加速化により海外販売の拡大を目指してまいります。さらに、「ビオグランデ®」、「彩生®」、「コットレジン®」等のサステナブル商材の販売を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 原糸販売事業は、連結子会社である新内外綿㈱との連携強化を図り、国内販売では、杢糸等の差別化糸を中心に別注販売を強化いたします。また、海外販売においても海外の連結子会社との連携により商圏拡大を図ってまいります。 輸出衣料事業は、中東民族衣装用生地において中東市場の活況を受け、連結子会社である㈱シキボウ江南の生産能力を高めることで、さらなる販売数量拡大を図ります。また、中東民族衣装の関連衣料品の販売構築も進めてまいります。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約7188文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度の当社グループに関する財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、物価上昇継続等の影響により、一部に足踏みが残るものの、雇用・所得環境の改善もあり、経済活動は総じて緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、ウクライナ情勢や中東情勢悪化の長期化、アメリカの通商政策、原材料やエネルギー価格の高止まり等、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような経営環境のもと、当社グループは、中期経営計画「ACTION22-24」において、長期ビジョンの実現に向けた成長スピードをさらに加速させることとし、最終年度となる本年度も新たに創ること、新たに取り組むことに挑戦いたしました。 「経営基盤の強化」としては、新中核事業と位置付ける化成品事業において主力の食品用増粘安定剤の販売拡大に向けた㈱シキボウ堺の新工場が2025年1月に竣工し、生産増強体制が整いました。また、リネンサプライ事業では、2023年12月に竣工したシキボウリネン㈱岩出第一事業所の新工場はインバウンドによる需要増への体制が整い、フル稼働しております。海外市場の開拓については、台湾、ベトナムの拠点整備を進めました。 以上の結果、売上高は 390億87百万円 (前連結会計年度比 1.0%増 )、営業利益は 13億46百万円 (同 5.8%減 )、経常利益は設備投資等の資金調達に伴うアレンジメントフィーの発生や為替差益の減少等により 10億47百万円 (同 20.8%減 )となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、当期は特別利益として政策保有株式の売却益を計上したことにより、 9億14百万円 (同 14.2%増 )となりました。 セグメント別の概況は、次のとおりです。 (繊維セグメント) 原糸販売事業は、海外販売は堅調に推移しましたが、国内産地の需要低迷と原料価格の高騰により、苦戦いたしました。 輸出衣料事業は、中東市場の好況及び円安を背景に、中東民族衣装用生地販売が好調に推移した結果、前期比で大幅な増収となり、利益に大きく貢献いたしました。 ユニフォーム事業は、本年度は価格改定が順調に進みました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約611文字
3 セグメント資産の調整額 8,459百万円 には、セグメント間取引消去△70百万円及び各報告セグメントに配分していない全社資産8,530百万円を含んでおります。 当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1、3 連結財務諸表 計上額 (注)2 繊維 産業材 不動産・ サービス 売上高 外部顧客への売上高 20,179 13,468 5,439 39,087 39,087 セグメント間の内部 売上高又は振替高 661 667 △ 667 20,184 13,468 6,100 39,754 △ 667 39,087 セグメント利益 242 189 1,980 2,413 △ 1,066 1,346 セグメント資産 21,088 21,452 34,885 77,427 8,184 85,611 その他の項目 減価償却費 278 777 771 1,826 194 2,021 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 388 2,410 338 3,138 212 3,350 (注) 1 セグメント利益の調整額 △1,066百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。 2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。