サステナビリティ
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2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 文中の将来に関する事項は、当社グループが当連結会計年度末現在において合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果とはさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。 (1)サステナビリティ戦略 当社グループは、創立者である渋沢栄一が座右の銘の一つとしていた『順理則裕』を企業理念としています。2019年、改めて創業の精神に立ち戻り、時代の変化に対応しながら、社会への貢献を通じて、成長軌道を描き続ける会社となるべく、企業理念体系「TOYOBO PVVs」として再整理しました。さらにこの企業理念体系を具体的にするべく、2022年5月に長期ビジョン「サステナブル・ビジョン2030」を策定・公表しました。 「サステナブル・ビジョン2030」は、今後の事業環境の変化を想定し、企業理念体系のビジョン「素材+サイエンスで人と地球に求められるソリューションを創造し続ける」を基軸として、当社グループの「2030年のありたい姿」と「サステナビリティ指標」およびその「アクションプラン」を示すものです。当長期ビジョンでは「サステナブル・グロースの実現」、すなわち「社会のサステナビリティに貢献するサステナブルな(成長を実現する)会社」をめざします。 ① ガバナンス 当社グループは、社長執行役員を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置し、統括執行役員会議メンバー(事業本部長、コーポレート・スタッフ部門の管掌役員)が出席し、全社的なサステナビリティ活動を推進しています。同委員会は、当事業年度から年6回開催し、当社グループのマテリアリティ(重要課題)として設定した項目に関し、リスクと機会を踏まえてKPIを設定し、その進捗状況と施策の有効性を報告・確認しています。また、2024年度以降は社会動向の変化に伴うリスクと機会の検証状況についても報告する予定です。 同委員会での議論は取締役会に適宜報告します。 ② 戦略 「サステナブル・ビジョン2030」では、サステナビリティ経営に向けたアプローチを「“Innovation”と3つの“P”、すなわち“People” “Planet” “Prosperity”」と整理しました。この“Innovation”は、1. 「人」と「地球」を最終的な「お客さま」と捉えたマーケティング思考、2.「素材+サイエンス」に基づき、独自の工夫やアイディアによるサイエンスベースド・イノベーション、3.多様なパートナーとのオープンイノベ―ション等を通じた価値共創、を意味します。…
研究開発活動
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6【研究開発活動】 当社グループは、「私たちは、素材+サイエンスで人と地球に求められるソリューションを創造し続けるグループになります」というビジョンを掲げています。「素材+サイエンス」として、自社保有のコア技術のさらなる進化に加え、積極的なオープンイノベーションの考え方の下、新製品の拡大、新事業の創出に注力しました。 当社グループの研究開発は、セグメントごとに担当事業部が直接運営する事業部研究開発部門と、中長期的視点から次代を担う新事業・新製品・新技術の創出を図る全社共通のコーポレート研究部門とに大別されます。これらの研究開発のマネジメントはイノベーション推進会議の方針のもとイノベーション戦略部が担当し、各部門相互の連携を図りながら、当社グループの総合力を発揮した研究開発活動を推進しました。 (フィルム) 包装用フィルム分野においても、環境配慮商品に対するニーズが高まっており、バイオマス原料を使用した“バイオプラーナ”として、ポリエステル、ナイロン、シーラントの各該当フィルム製品の採用も拡大しています。薄肉化(プラ減量化)では、新機台立ち上げに伴い開発を進めている、高耐熱・高剛性のポリプロピレンフィルム“パイレンEXTOP”のうち、F&Gタイプと超高耐熱タイプについて試験販売を開始しました。その他、ナイロンやシーラントフィルムでも薄肉化の開発に取り組んでおり、包装材の減容化・モノマテリアル化を促進し、循環型経済の実現に貢献できるよう努めていきます。 工業フィルムでは環境に配慮したリサイクル原料を使用したフィルム製品“クリスパー”、“カミシャイン”、“リシャイン”の開発・改良、販売促進に加え、環境負荷の少ないリサイクルシステムの開発も積極的に進めています。また、バイオマス原料を用いたポリエステルフィルムの開発を推進しています。さらに電子情報通信分野、自動車分野で拡大しているセラミックコンデンサ用離型フィルム“コスモピール”においても、薄層化による減量化、リサイクルによる環境対応に注力しています。また、液晶ディスプレイに最適な超複屈折フィルム“コスモシャインSRF”は、既存設備改造による増産検討およびバイオマス原料による新製品の開発を積極的に進めています。加えて、力学的・熱的特性に優れたポリエチレンナフタレートフィルム“テオネックス”の開発を進め、自動車分野やエネルギー分野に貢献する商品としていきます。 以上、当事業に係る研究開発費は 41 億円です。 (ライフサイエンス) 感染症診断領域では、SARS-CoV-2、インフルエンザ、RSVをひとつのデバイスで同時に判定できる簡易抗原検査キットの開発に成功し、販売を開始しました。また、研究試薬領域では、次世代シークエンサーでより詳細な遺伝子発現解析が可能になるキットの開発に成功し、販売を開始しました。…
設備投資等の概要
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2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりです。 (1)提出会社 2024年3月31日現在 事業所名 (所在地) セグメント の名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業 員数(人) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積) リース 資産 その他 合計 [敦賀事業所] 敦賀ポリマー工場他 (福井県敦賀市) フィルム 機能樹脂生産設備及びその他設備 (注3) 6,508 3,693 23,397 (674千㎡) 870 34,470 240 [13] 犬山工場 (愛知県犬山市) フィルム フィルム生産設備 10,694 18,644 8,878 (227千㎡) 1,632 39,854 420 [11] [敦賀事業所] つるがフイルム工場 (福井県敦賀市) フィルム フィルム生産設備 4,290 7,229 491 (18千㎡) 18 194 12,222 250 [2] [敦賀事業所] 敦賀バイオ工場 (福井県敦賀市) ライフサイエンス 酵素等生産設備 1,643 1,946 195 (7千㎡) 11,396 15,180 235 [26] [岩国事業所] 岩国機能膜工場他 (山口県岩国市) ライフサイエンス 機能膜等生産設備及びその他設備 5,239 4,007 8,611 (345千㎡) 4,989 1,087 16,063 177 [10] 庄川工場 (富山県射水市) 機能繊維・商事 紡績糸、織物等生産設備及び染色整理設備 1,842 1,039 4,311 (183千㎡) 4,248 11,440 83 [108] 宇都宮工場 (栃木県宇都宮市) フィルム フィルム生産設備 2,954 2,088 (-) 18,378 23,420 273 [18] フジタ東洋紡ビル (大阪市北区) 他2設備 不動産、 販売業務 賃貸オフィスビル及びその他設備 974 11 2,049 (2千㎡) 3,034 23 [5] 総合研究所 (滋賀県大津市) 全社的研究開発業務 研究開発設備他 5,514 1,375 (213千㎡) 35 6,964 13,893 420 [63] (2)国内子会社 2024年3月31日現在 会社名 事業所名 (所在地) セグメント の名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業 員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積) リース 資産 その他 合計 東洋紡エムシー㈱ [敦賀サイト] 敦賀環境・ファイバー工場 (福井県敦賀市) 環境・機能材 不織布、化合繊等生産設備 (注4) 1,395 1,482 1,820 (53千㎡) 147 4,844 152 [6] [岩国サイト] 岩国樹脂・ケミカル工場 岩国環境・ファイバー工場 (山口県岩国市) 環境・機能材 機能樹脂、不織…