事業の内容
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/ 原文長 約14148文字
3 【事業の内容】 (1) パーパス 当社は「最高の旅行ソリューションを通じて、宿泊施設の持続可能な成長と、世界中の地域社会の発展を支援する。」をパーパスとして掲げております。当社の成長(収益・利益の拡大)に加え、宿泊施設の持続可能な成長および地域社会の発展に貢献する姿勢を社内外のステークホルダーに明確に示すことを目的としております。具体的には、以下を推進します。 a. 宿泊施設の利益最大化を支援し、施設改善や環境対策、ホスピタリティ向上に向けた投資を後押しすることで、地域観光産業の持続的な発展に貢献します。 b. 宿泊施設と地域社会の連携を強化し、地方創生に資する取組みを支援します。 c. 宿泊施設が多様なニーズに対応し、インクルーシブで持続可能な観光体験を提供できるよう支援します。 なお、当社グループの事業は、ホスピタリティソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 (2) サービス概要 当社グループは、宿泊施設向けに、「tripla Book」を中心に、「tripla Bot」、「tripla Connect」等を提供しております。それぞれのサービスの概要は下記のとおりです。 ① 「tripla Book」 「tripla Book」は、2019年7月のサービス提供の当初から宿泊施設向けのクラウド型の公式サイト予約システムとして、宿泊施設の公式サイトに、当社グループで用意したJavaScriptを埋め込むことにより、宿泊施設の公式サイト上で予約が可能となるウィンドウが表示され、自社予約(注1)を実装できるサービスを提供しております。 本サービスを展開している地域としては日本、台湾、韓国、東南アジア等となります。 「tripla Book」の特徴は下記のとおりです。 a. ユーザーが短時間に予約可能なUX/UI(注2) 「tripla Book」は、簡単に、予約に掛ける時間を可能な限り短くするよう機能的なデザインを考慮しており、最短2クリックで予約が完了する設計にしております。ユーザー(宿泊客)が宿泊施設の公式サイトを訪問した場合でも、宿泊予約が完了するまでの時間が長く掛かる、直感的な画面操作ができない等となれば、ユーザー(宿泊客)が離脱しやすくなり、結果として、宿泊予約は減少します。そのため、離脱を防止し、自社予約を増加させるため、操作の簡単さ、予約完了に至るまでの時間を短くするような仕様としております。 b. 手数料率 を抑えた料金体系 料金体系としては、部屋数に応じた月額の基本料金と従量料金があり、従量料金は「tripla Book」を通じて宿泊した部屋数が閾値を超えた場合に発生する宿泊従量料金と、「tripla Book」で宿泊予約時に支払方法で事前決済を指定した場合に発生する決済従量料金があります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2335文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社グループは、パーパスとして、「最高の旅行ソリューションを通じて、宿泊施設の持続可能な成長と、世界中の地域社会の発展を支援する。」を掲げております。当社グループは、宿泊施設に対し、「tripla Book」を中心に、様々なサービスを提供しております。宿泊施設が、自社予約を増やすことで収益を増加させ、費用を削減し、生産性を高めるよう、宿泊業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支える総合的なエコシステムを提供して参ります。 また、当社グループのCore Value(行動指針)として、7つを掲げております。特に、「Market-In for Customer Satisfaction」については、顧客にとって必要なものを開発するという思想を徹底し、新しいサービス・プロダクトの開発を進めております。 世界16か国から集まった多様性の高い企業文化、多言語でのコミュニケーションを行いながら、パーパスの達成を追求いたします。 Core Value(行動指針) ・Market-In for Customer Satisfaction(顧客満足実現へのマーケットイン) マーケットイン思考を徹底し、顧客満足を常に追い求めます。市場が真に望むものを私達は提供します。 ・Ownership(オーナーシップ) 自らの担当領域は当然に自らが責任を持ちつつ、会社全体のために当事者意識を持って行動します。 ・Actions with Results(結果に拘るアクション) 行動し、行動により結果を出します。求められる結果は何かを常に考え行動します。 ・Challenge for Innovation(イノベーションへの挑戦) 常に革新と改善を続けます。環境は変わり続けます。現時点における最善が今後も最善であるとは考えません。 ・Stretch the Team & Yourself(チームと自身の成長) 常に学び、自分自身を成長させ続けます。チームに良い影響を与えることを約束し、チームも成長させ続けます。 ・More with Less(生産性の追求) 効率よく、より少ないリソースでより多くのことを実現するチームを作ります。 ・Humility, Respect & Trust(謙虚、尊敬、信頼) 謙虚、尊敬、信頼をバランスよく持ち、他者と接し、強いチームを作ることに貢献します。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2863文字
(5) 経営環境並びに事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループが事業を行うにあたり、対処すべき課題として以下の点に取り組んでおります。 1 サービス・プロダクトの強化 当社グループは、さらなる事業成長のためには、サービス・プロダクトの継続的な強化が必要であると認識しております。2025年10月期においても、「tripla Book」を中心に、顧客基盤の拡大とあわせて、各プロダクトのクロスセルを推進することにより、当社グループとしての提供価値を高めてまいりました。具体的には、宿泊予約の獲得から、接客・CRM、マーケティング、決済、外部チャネル連携等までを一体として支援する総合的なソリューションとして提供することで、顧客当たりの利用プロダクト数の増加を通じた単価の向上を図るとともに、導入効果の最大化により継続利用の促進、解約抑止につなげて参ります。 今後も、顧客要望や競合動向を踏まえた機能改善を継続し、顧客の運用負荷の低減や利便性向上に資する機能拡充を進めることで、クロスセルの促進と契約継続率の向上を図って参ります。 また、当社グループは、海外子会社を含むグループ体制を活用し、プロダクトの強化と提供価値の拡張を進めております。具体的には、PMIを通じたプロダクト置換や機能統合を推進し、グループ横断での開発・運用の効率化を図るとともに、各地域の市場特性に応じたローカライズ対応を進めて参ります。これにより、国内外での提供価値を高め、クロスセルを含む収益機会の拡大を目指します。 加えて、当社グループのサービスはクラウド型で提供していることから、品質・安定性およびセキュリティの確保は重要な経営課題であり、継続的な改善と投資を行って参ります。 2 子会社のセキュリティの強化 2025年12月において、当社の連結子会社であるPT. tripla BookandLink Indonesia(インドネシア法人)のサーバーへの不正アクセスの形跡が確認されました。即時グループ全体の調査を行い、問題はインドネシア法人のみであることを確認いたしました。 当社は、本件を重要な経営課題と捉え、親会社であるtripla株式会社ですでに運用されている、より厳格なセキュリティ基準を当該インドネシア子会社にも即時適用し、以下のとおり技術的・組織的な再発防止策を実施・強化して参ります。また、当社グループのグループ標準として全子会社に導入いたします。 (1) 不正アクセスの遮断と監視強化: 原因となった脆弱性への対処(セキュリティ・ハードニング)及び不正利用されたアカウントの無効化を完了いたしました。また、当社グループ標準の監視体制に合わせ、IDS/IPS(不正侵入検知・防御システム)を導入し、異常な通信やアクセス試行を早期に検知・遮断する体制を構築いたします。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3513文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 また、当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 1.財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ 8,734,690千円 増加し、 19,729,819千円 となりました。 流動資産は 8,638,304千円 増加し、 18,804,254千円 となりました。これは主に、現金及び預金が 8,287,611千円 増加したことによるものであります。 固定資産は 96,386千円 増加し、 925,564千円 となりました。これは主に、繰延税金資産が 95,952千円 増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ 8,153,906千円 増加し、 18,040,068千円 となりました。 流動負債は 8,388,440千円 増加し、 17,193,657千円 となりました。これは主に、tripla Bookにおける宿泊代金の預り金が 8,255,553千円 増加したことによるものであります。 固定負債は 234,533千円 減少し、 846,411千円 となりました。これは主に、長期借入金が 228,400千円 減少し、退職給付に係る負債が 1,843千円 増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ、 580,784千円 増加し、 1,689,750千円 となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が 501,815千円 増加したことによるものであります。 2.経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、円安を背景としたインバウンド需要の拡大や賃上げなどの動きによる雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復基調となりました。一方、アメリカ・中国経済の先行き不安や不安定な国際情勢、日銀による金融政策の正常化に向けた動き、資源・エネルギーの価格変動を含めた物価上昇等、先行き不透明な状況が続いております。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約366文字
3.当社はホスピタリティソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 (2) 在外子会社 2025年10月31日 現在 会社名 (所在地) 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数 (人) 建物附属 設備 工具、器具 及び備品 合計 Surehigh International Technology Inc.(台湾) 本社事業所 5,747 5,747 28 PT. tripla BookandLink Indonesia (インドネシア共和国) 本社事業所 3,130 3,130 54 (注) 1.上記在外子会社は、2025年9月末の帳簿価額で記載しております。 2. 現在休止中の主要な設備はありません。 3. 事務所は 賃貸 しており、その年間賃料は11,706 千円であります。
主要な顧客・販売先
抽出本文
/ 原文長 約1157文字
4.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上を占める相手先がいないため記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、本文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 1 経営成績の分析 経営成績の分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 1.財政状態の状況及び2.経営成績の状況 」に記載のとおりであります。 2 キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 3.キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金、長期運転資金の調達について、自己資金又は金融機関からの借入を基本としており、都度最適な方法を選択しております。 当社グループ は設備投資については「第3 設備の状況」に記載のとおり少額であり、必要資金は具体的には、人件費、広告宣伝費等を含む運転資金、及び長期借入金の返済となります。特に、新しいサービス・プロダクトの開発、既存サービス・プロダクトの機能拡充のためのエンジニア採用等について資金配分を進めて参ります。 なお、当連結会計年度末における借入金の残高は1,016,536千円であります。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は 17,912,598千円 であります。 なお、当社グループは、ホスピタリティソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 3 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、連結会計年度末日における資産及び負債、会計期間における収益及び費用について会計上の見積りを必要としております。この見積りに関しては、過去の実績及び適切な仮定に基づいて合理的に計算しておりますが、実際の結果と相違する場合があります。 なお、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り) 」に記載しております。