事業の内容
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/ 原文長 約5208文字
3 【事業の内容】 当社は、2023年3月17日付で新設分割によりM&A仲介事業を主体として運営する事業会社「株式会社M&A総合研究所」(現・連結子会社)を設立し、持株会社体制へ移行しております。 当社グループは、当社、連結子会社2社(株式会社M&A総合研究所、株式会社資産運用コンサルティング)での計3社で構成されております。 当社グループの事業は、M&Aの仲介事業を主たる事業としており、「M&A Techにより未来のM&A市場を創造する」を企業理念に掲げ、AIを中心としたテクノロジーとM&AアドバイザーのサポートによるハイブリッドなM&A仲介サービスを提供しております。 その他の事業として行っていたWEBマーケティング支援事業については、前事業年度において終了しております。そのため、M&A仲介事業の単一セグメントとなっております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については、連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 (M&A仲介事業) (1)当社グループの事業の特徴 当社グループは従来のM&A仲介サービスにテクノロジーを組み込み、効率化を推し進めることでマッチング相手を探索するスピードや成約までのスピードを短縮化し、1社でも多くの企業のM&Aの成約をサポートすることを目標としております。 M&A仲介サービスは、譲渡希望企業もしくは買手候補企業との間でアドバイザリー契約を締結し、マッチング相手探索や、マッチング後のディール進行過程における利害関係者との各種調整業務等のサポートを行い、両者が円満に成約できるよう取引をリードするものであります。M&A成約時に仲介手数料を収受することが主な収益となります。 当社グループはAIの活用とDXの推進によりM&Aの効率化を図っており、それぞれ以下のように業務に組み込んでおります。 ① AIの活用 M&Aを実施する際には無数に存在する企業の中から譲渡希望企業もしくは買手候補企業と親和性の高い企業を探す必要があり、従来はM&Aアドバイザーの属人的な知見によるところが大きかったため、候補先が自然と限定されてしまうおそれや抜け漏れの発生、マッチングに時間を要することがありました。このような問題を解消すべく、当社は候補先企業のリストアップにAIを導入し、提案スピード及び質の向上、また、ヒューマンエラーの防止に活かしております。 ② DXの推進 M&Aをスピーディーに進めるため、自社内でシステム開発を行うことで徹底的に社内業務の効率化を進めております。自社開発環境を整えることにより、システムベンダーに外注する際とは異なり、日々タイムリーにマイナーバージョンアップを繰り返すことが可能となっており、効率化の速度を高めております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約4797文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは「M&A Techにより未来のM&A市場を創造する」という企業理念のもと、従来のM&A仲介サービスに存在するアナログな手法をテクノロジーにより刷新することにより、「成約スピードの向上」と「価格の抑制」を実現し、多くの会社がM&Aという選択肢を検討できる社会を創ることを目指しております。これらの取り組みを通じ、企業価値の最大化を図ることを経営方針としております。 (2)経営環境 ①市場動向及び当社グループの取り組み 現在の日本では経営者の平均年齢が高く、2011年において60.03歳であった平均年齢はその後の10年間で右肩上がりに上昇し続け、2020年では62.49歳となっております。また、2022年における後継者不在企業の割合は53.9%となっており、高齢化に伴う後継者不在問題を背景に中小企業の統合・再編促進が不可欠であることから、M&Aはさらに活発化する見通しです。(帝国データバンク全国企業「後継者不在率」動向調査(2023年)) 2011年より増加を続けていた国内M&A件数は、新型コロナウイルス感染症の発生、拡大により新規営業の中断や対面でのやり取りの回避を余儀なくされたこと、買収意欲の減退等により2020年に減少に転じました。しかしながらオンラインでの新規営業やM&Aの進行が全国的に浸透したこと、買収意欲が復調したことにより2021年より再度増加傾向となっております。今後も国内M&A件数は増加するものと判断しております。 休廃業・解散企業件数は、2022年が49,625件であり、休廃業企業の代表者の約4割が70代で、60代以上でみると8割(構成比86.4%)を超えており、代表者の高齢化が休廃業・解散を加速する要因になっております(出典:㈱東京商工リサーチ 2022年「休廃業・解散企業」動向調査)。 これらの問題に対する解決策としてM&Aによる第三者への事業承継が挙げられます。しかしながら、M&Aは成約するまでの時間的ハードルや、着手金等の金銭的ハードルがあります。また、M&A仲介業は専門性が高い業務であるため、M&Aアドバイザーの絶対数が少なく、遅々としてM&Aが進んでおりません。休廃業・解散企業数に比べると圧倒的に少ないことから、今後もM&Aの件数が増加していくと予測しております。 中小企業庁も事業承継を促進するため、種々の施策を実施しており、2029年頃に官民合わせて年間6万者のM&Aが行われることを目標としております(出典:中小企業庁 第三者承継支援総合パッケージ 2019年) 。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約4797文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは「M&A Techにより未来のM&A市場を創造する」という企業理念のもと、従来のM&A仲介サービスに存在するアナログな手法をテクノロジーにより刷新することにより、「成約スピードの向上」と「価格の抑制」を実現し、多くの会社がM&Aという選択肢を検討できる社会を創ることを目指しております。これらの取り組みを通じ、企業価値の最大化を図ることを経営方針としております。 (2)経営環境 ①市場動向及び当社グループの取り組み 現在の日本では経営者の平均年齢が高く、2011年において60.03歳であった平均年齢はその後の10年間で右肩上がりに上昇し続け、2020年では62.49歳となっております。また、2022年における後継者不在企業の割合は53.9%となっており、高齢化に伴う後継者不在問題を背景に中小企業の統合・再編促進が不可欠であることから、M&Aはさらに活発化する見通しです。(帝国データバンク全国企業「後継者不在率」動向調査(2023年)) 2011年より増加を続けていた国内M&A件数は、新型コロナウイルス感染症の発生、拡大により新規営業の中断や対面でのやり取りの回避を余儀なくされたこと、買収意欲の減退等により2020年に減少に転じました。しかしながらオンラインでの新規営業やM&Aの進行が全国的に浸透したこと、買収意欲が復調したことにより2021年より再度増加傾向となっております。今後も国内M&A件数は増加するものと判断しております。 休廃業・解散企業件数は、2022年が49,625件であり、休廃業企業の代表者の約4割が70代で、60代以上でみると8割(構成比86.4%)を超えており、代表者の高齢化が休廃業・解散を加速する要因になっております(出典:㈱東京商工リサーチ 2022年「休廃業・解散企業」動向調査)。 これらの問題に対する解決策としてM&Aによる第三者への事業承継が挙げられます。しかしながら、M&Aは成約するまでの時間的ハードルや、着手金等の金銭的ハードルがあります。また、M&A仲介業は専門性が高い業務であるため、M&Aアドバイザーの絶対数が少なく、遅々としてM&Aが進んでおりません。休廃業・解散企業数に比べると圧倒的に少ないことから、今後もM&Aの件数が増加していくと予測しております。 中小企業庁も事業承継を促進するため、種々の施策を実施しており、2029年頃に官民合わせて年間6万者のM&Aが行われることを目標としております(出典:中小企業庁 第三者承継支援総合パッケージ 2019年) 。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約1955文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較・分析の記載はしておりません。 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績の状況 (売上高 ) 当連結会計年度の売上高は 8,642,517 千円となりました。これは成約件数が136件、平均成約手数料が60,819千円と堅調な結果であったことによるものであります。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は 4,579,256 千円となりました。これは主にM&Aアドバイザーの新規採用により、売上原価や販売費及び一般管理費は増加しているものの、売上がそれらを上回る増加となったことによるものであります。 (経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は 2,958千円 となりました。これは 主にクレジットカードのポイント還元等によるものであります。 営業外費用は 97,715 千円となりました。これは主に東京証券取引所の市場変更に伴う費用によるものであります 。 その結果、経常利益は 4,484,500 千円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の法人税等は 1,837,635 千円となりました。 この結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は 2,646,864 千円となりました。 なお、当連結会計年度より、当社グループの報告セグメントを単一セグメントに変更したため、セグメント別の記載を省略しております。 b.財政状態の状況 (資産の部) 当連結会計年度末における流動資産は、7,653,851千円となりました。これは主に、現金及び預金7,430,428千円であります。 当連結会計年度末における固定資産は、673,610千円となりました。これは主に、差入保証金437,788千円であります。 (負債の部) 当連結会計年度末における流動負債は、2,672,622千円となりました。これは主に、未払法人税等1,572,255千円、未払消費税等447,124千円であります。 当連結会計年度末における固定負債は、55,206千円となりました。これは主に、長期借入金48,415千円であります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産は、5,599,632千円となりました。これは主に、資本金629,678千円、資本剰余金629,668千円、繰越利益剰余金4,340,136千円であります。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約344文字
【セグメント情報】 当社グループの事業は、M&A仲介事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 (報告セグメントの変更等に関する事項) 当社グループの報告セグメントは「M&A仲介事業」及び「その他」の2区分としておりましたが、当連結会計年度より「M&A仲介事業」の単一セグメントに変更しております。 この変更は、その他の事業として行っていたWEBマーケティング支援事業が前事業年度において終了したことにより、「M&A仲介事業」の単一セグメントとして開示することが、当社グループの経営実態をより適切に反映するものと判断したためであります。 この変更により、当社グループは「M&A仲介事業」の単一セグメントとなることから、当連結会計年度のセグメント情報の記載を省略しております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2263文字
3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 a 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による規制が緩和され、社会経済活動も緩やかに持ち直しが見られた一方で、各種物価の上昇によるコスト高や為替相場の変動が続いており、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの事業ドメインである日本国内の中小企業によるM&A市場は、経営者の高齢化及び後継者不在企業の増加という実態と、M&Aによる事業承継を推進する行政の政策により拡大を続けております。当社グループは1社でも多くの企業の事業承継を支援すべく、AIマッチングアルゴリズムの精度向上、業務のDⅩ推進という2軸で効率的なM&Aの実現に取り組んでおります。事業の成長ドライバーであるM&Aアドバイザーの採用も順調に進んでおります。 その他、新規事業の立ち上げを見据え、今後の柔軟な事業展開を可能にすべく2023年3月にホールディングス体制へ移行しております。 このような事業環境下において、当社グループにおいては着実に案件を進捗させ、成約件数136件と堅調に推移しました。 また、今後の業績拡大を図るため引き続き積極的な採用を進めており、当連結会計年度においてM&Aアドバイザーを107名増員しております。 この結果、当連結会計年度における売上高は 8,642,517 千円、営業利益は 4,579,256 千円、経常利益は 4,484,500 千円、親会社株主に帰属する当期純利益は 2,646,864 千円となりました。 b 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の進捗について 当社グループは、経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標として、売上高と営業利益を重視しております。また、これらの経営指標に影響する成約件数、1件あたり平均成約手数料、M&Aアドバイザー数の推移を把握しております。 当連結会計年度における 売上高は 8,642,517 千円、営業利益は 4,579,256 千円となりました。…