事業の内容
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/ 原文長 約4341文字
3【事業の内容】 当社は、電子商取引(以下、EC)黎明期である2000年の創業以来、「インターネット決済代行サービス」(現サービス名:「サブスクペイ」)を提供して参りました。「サブスクペイ」とは、当社の顧客である事業者が、購買者に対して、インターネットを介してクレジットカードなどで決済ができる仕組みを提供するプロダクトです。当社独自のサブスクリプション(注1)ビジネス向けの機能を備えたサービスに特徴があり、サブスクリプションビジネスを営む事業者をはじめとする様々な事業者にご利用頂いております。この事業をペイメント事業と呼びます。 また、2014年には「サブスクペイ」提供からの知見を活かし、同サービスと連動したクラウドサービスとして、「経理のミカタ」(現サービス名:「請求管理ロボ」)の開発、リリースを行いました。「請求管理ロボ」は、企業内での一連の請求業務(請求・集金・消込・催促)の効率化・自動化を実現するサービスで、SaaS(注2)型で提供しております。この事業をフィナンシャルクラウド事業と呼びます。 以下に当社の各事業の具体的な内容を記載いたします。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (注)1.サブスクリプション:一定期間の利用権の対価として定期定額の課金をするサービス体系のことです。 (注)2.SaaS:Software as a Serviceの略称で、ソフトウエアを利用者(顧客)側に導入するのではなく、提供者(サーバー)側で稼働しているソフトウエアを、インターネット等のネットワーク経由で、利用者がサービスとして利用するものを指します。 (1)事業の種類 ① ペイメント事業 ペイメント事業では、主に消費者向け(以下、BtoC)ECをはじめとしたインターネット上で販売等を行う事業者、および企業間ビジネス(以下、BtoB)を行う事業者(以下、加盟店)向けに「サブスクペイ」を提供しております。加盟店に代わり、当社が一元して金融機関やカード会社といった各決済事業者との契約手続き、決済情報連携を行うため、加盟店がそういった手続きの手間や時間を割くことなく、クレジットカード決済・キャリア決済・コンビニ収納・口座振替・銀行決済等の様々な決済を利用できる決済サービスを提供しております。「サブスクペイ」のサービスの特徴としては、毎月や毎週など継続的な課金を自動で行うエンジンを搭載している等特にサブスクリプションビジネスを支援する機能が充実していることが挙げられます。これにより、加盟店のサブスクリプションビジネスにおける決済のみならず幅広い関連業務の効率化が実現され、継続的な課金に応じて生じる毎月の業務を削減することができます。また、多様な課金スケジュールを柔軟に設計でき、柔軟なサービス設計の一助となります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約5063文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社は2000年の創業当初よりサービス展開を続けているペイメント、2014年よりサービス展開を開始しているフィナンシャルクラウドの二事業を有しております。当社は、代金回収の仕組み、サブスクリプションビジネス向けの機能や顧客管理データベースをコアバリューとし、それらを活かし、かつ世の中の課題を解決するソリューションをSaaS型で両事業において提供しております。 当社のビジョンは「お金をつなぐクラウドで世の中を笑顔に」です。上述した当社のコアバリューを軸として既存サービスの拡張による周辺領域への進出や新サービスの開発を行ってまいります。特に、現在の顧客の大半がサブスクリプションビジネスを有する顧客であることから、サブスクリプションビジネスを中心とした顧客ビジネスをより多面的にサポートするサービス展開を進めてまいります。当社は、それらを通じて企業のお金をテクノロジーでつなぐサービスでお客様を成功に導き、日本を、そして世の中を幸せにし、皆を笑顔にすることを目指します。 また、収益構造については、安定的な経営基盤を引き続き強化すべく、リカーリングビジネスを志向し、収益が地層構造のように着実に積み上がるビジネスモデルを今後も推し進めてまいります。 (2)経営環境 当社の各事業を取り巻く経営環境については、以下の通りです。 ① ペイメント ペイメントが立脚するネット決済代行サービス市場は国内EC市場の成長を背景に今後も堅調な伸びが予想されています。デロイトトーマツミック経済研究所株式会社「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望2021年度版」(2021年8月)によれば、新たなEC利用者層の広まりや新しいオンラインビジネスの出現等を理由に、国内のネット決済代行サービス市場の市場規模は2024年度には約5,690億円になると予測されております。 (出典:デロイトトーマツミック経済研究所株式会社 「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望2021年度版」(2021年8月)より当社作成) また、「サブスクペイ」はサブスクリプションサービスを展開する事業者に多くご利用頂いておりますが、株式会社ICT総研「2020年 サブスクリプションサービスの市場動向調査」(2020年2月)によると、サブスクリプションサービス市場は今後も様々な業種の参入もあり、活性化、拡大が予測されており、その市場規模は2023年には約1.4兆円(2019年比126%)まで拡大するとのことです。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約5063文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社は2000年の創業当初よりサービス展開を続けているペイメント、2014年よりサービス展開を開始しているフィナンシャルクラウドの二事業を有しております。当社は、代金回収の仕組み、サブスクリプションビジネス向けの機能や顧客管理データベースをコアバリューとし、それらを活かし、かつ世の中の課題を解決するソリューションをSaaS型で両事業において提供しております。 当社のビジョンは「お金をつなぐクラウドで世の中を笑顔に」です。上述した当社のコアバリューを軸として既存サービスの拡張による周辺領域への進出や新サービスの開発を行ってまいります。特に、現在の顧客の大半がサブスクリプションビジネスを有する顧客であることから、サブスクリプションビジネスを中心とした顧客ビジネスをより多面的にサポートするサービス展開を進めてまいります。当社は、それらを通じて企業のお金をテクノロジーでつなぐサービスでお客様を成功に導き、日本を、そして世の中を幸せにし、皆を笑顔にすることを目指します。 また、収益構造については、安定的な経営基盤を引き続き強化すべく、リカーリングビジネスを志向し、収益が地層構造のように着実に積み上がるビジネスモデルを今後も推し進めてまいります。 (2)経営環境 当社の各事業を取り巻く経営環境については、以下の通りです。 ① ペイメント ペイメントが立脚するネット決済代行サービス市場は国内EC市場の成長を背景に今後も堅調な伸びが予想されています。デロイトトーマツミック経済研究所株式会社「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望2021年度版」(2021年8月)によれば、新たなEC利用者層の広まりや新しいオンラインビジネスの出現等を理由に、国内のネット決済代行サービス市場の市場規模は2024年度には約5,690億円になると予測されております。 (出典:デロイトトーマツミック経済研究所株式会社 「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望2021年度版」(2021年8月)より当社作成) また、「サブスクペイ」はサブスクリプションサービスを展開する事業者に多くご利用頂いておりますが、株式会社ICT総研「2020年 サブスクリプションサービスの市場動向調査」(2020年2月)によると、サブスクリプションサービス市場は今後も様々な業種の参入もあり、活性化、拡大が予測されており、その市場規模は2023年には約1.4兆円(2019年比126%)まで拡大するとのことです。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約5576文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当事業年度末における流動資産は前事業年度末に比べ1,191,003千円増加し、4,501,707千円となりました。これは主に、預り金の増加及び上場に伴う増資により現金及び預金が1,090,839千円増加したことによるものです。 固定資産は前事業年度末に比べ18,740千円減少し413,795千円となりました。ソフトウェアの開発に伴う無形固定資産の54,082千円増加、投資有価証券が時価の下落などにより82,800千円減少したことが主な要因であります。 この結果、資産合計は前事業年度末に比べ1,172,262千円増加し4,915,502千円となりました。 (負債) 当事業年度末における流動負債は前事業年度末に比べ871,398千円増加し、4,276,267千円となりました。これは主に、ペイメントにおける取扱高増加による預り金の増加870,656千円によるものです。 固定負債は前事業年度末に比べ21,661千円減少し、48,968千円となりました。これは1年内返済予定の長期借入金への振替による長期借入金の減少32,316千円によるものです。 この結果、負債合計は前事業年度末と比べ849,737千円増加し、4,325,235千円となりました。 (純資産) 当事業年度末における純資産合計は、前事業年度末と比べ322,524千円増加し、590,267千円となりました。これは主に増資244,701千円及び当期純利益135,252千円の計上によるものです。 ② 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国の経済は、一部に回復の兆しが見られたものの、新型コロナウイルス感染症における変異種の感染再拡大により経済活動が依然として抑制され、今後も景気は依然として不安定な状況が続くとみられております。 そのような不透明な状況下においても、当社サービスが属するソフトウエア業界を含む情報通信サービス業界では、少子高齢化によるわが国における労働力人口の減少という課題に対処するために業務効率化や労働生産性向上を目的としたクラウドサービスの利用が拡大しております。また、新型コロナウイルス感染症拡大を契機として、その利便性などを背景に、わが国の商取引のオンライン化もさらに進んでおります。今後もデジタルトランスフォーメーションの機運のさらなる高まりや商取引のオンライン化は、さらに進むと考えられております。 このような経済環境のなかで、当社は、ペイメント事業において「サブスクペイ」、フィナンシャルクラウド事業において「請求管理ロボ」を提供してまいりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1403文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、その他の項目の金額に関する情報 前事業年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注1) 財務諸表計上額 (注2) ペイメント フィナンシャルクラウド 売上高 外部顧客への売上高 739,045 339,078 1,078,123 1,078,123 セグメント間の内部売上高又は振替高 739,045 339,078 1,078,123 1,078,123 セグメント利益又は損失(△) 408,791 △ 58,753 350,037 △ 263,795 86,242 その他の項目 減価償却費 8,287 5,844 14,132 3,083 17,215 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 58,934 90,303 149,237 266 149,504 (注)1.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又は損失の調整額△263,795千円は、おもに各報告セグメントに配分していない全社費用です。全社費用は報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)減価償却費の調整額3,083千円は、報告セグメントに配分していない全社資産に係る減価償却費であります。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整266千円は、報告セグメントに配分していない全社資産に係る設備投資額であります。 2.セグメント利益又は損失は、損益計算書の営業利益と調整を行っております。 3.セグメント資産の金額は経営資源の配分の決定及び業績を評価するための定期的な検討の対象になっていないため、記載しておりません。 当事業年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注1) 財務諸表計上額 (注2) ペイメント フィナンシャルクラウド 売上高 外部顧客への売上高 900,280 494,670 1,394,951 1,394,951 セグメント間の内部売上高又は振替高 900,280 494,670 1,394,951 1,394,951 セグメント利益又は損失(△) 490,849 △ 16,777 474,072 △ 273,030 201,042 その他の項目 減価償却費 32,372 23,407 55,779 2,983 58,762 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 32,190 78,894 111,084 2,645 113,729 (注)1.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又は損失の調整額△273,030千円は、おもに各報告セグメントに配分していない全社費用です。全社費用は報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。…