事業の内容
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/ 原文長 約4619文字
3 【事業の内容】 当社グループは当社及び連結子会社2社(株式会社アイキューブドベンチャーズ、アイキューブド1号投資事業有限責任組合)の計3社で構成されております。パーパスを「笑顔につながる、まだ見ぬアイデア実現の母体となる」、提供価値を「デザインとエンジニアリングの力で、挑戦を支える」と定義した上で、「挑戦を、楽しもう。」をブランドスローガンに掲げ、挑戦的な文化を醸成し、ITを軸とした様々な挑戦を積極的に進めていく企業を目指しております。 当社グループは、モバイル端末を管理するマネジメントサービスをSaaS(Software as a Serviceの略称。ユーザー側のコンピューターにソフトウェアをインストールするのではなく、ネットワーク経由でソフトウェアを利用する形態のサービス)として提供する「CLOMO事業」及びCVC、M&Aを通じた投資活動によって当社グループの持続的な成長の実現と、スタートアップ企業における新たな価値創造への挑戦を支える「投資事業」を運営しており、詳細は以下のとおりであります。なお、これらの区分はセグメントと同一の区分であります。 (1) CLOMO事業 CLOMO事業は、法人で利用されるモバイル端末(iPad等のタブレットや、iPhone、Android等のスマートフォン)やモバイルPCを、当該法人の情報関連部署において、一元管理・運用するMDMサービスである「CLOMO MDM」を主軸として、モバイル端末の利用状態の可視化、機能設定・制限、セキュリティ対策(紛失・盗難、ウイルス対応)の機能をライセンスとして提供するとともに、モバイル端末向けのアプリケーションである「CLOMO SECURED APPs」のライセンスも販売しております。 これらのサービスは、クラウドを介し、SaaSとして提供しております。クラウドを利用したSaaSであるため、クラウド上のソフトウェア管理だけで多くの顧客の対応が可能であり、ビジネス規模の拡大によるスケールメリットを享受することができます。 CLOMO事業においては、これらのサービスを、主に販売代理店(携帯電話販売会社や携帯電話販売代理店等)を通じて、最終ユーザーである法人等の顧客に販売し、利用ライセンス数に応じたライセンス使用料を得ております。なお、必要に応じて、当社グループのテクニカルコンサルタントが販売代理店の営業スタッフに同行し、商談のサポートを行っております。また、販売した顧客に対して、導入後のトラブル発生時などの際に当社グループから直接サポートするサービスや定期的な利用状況のモニタリング、交流・説明会開催などにより顧客満足度は高く、これらの活動が、競合他社との差別化要因となっております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1466文字
(3) 経営環境と経営戦略 当社グループの主軸事業であるCLOMO事業は、モバイル端末管理市場に属しており、B to BのSaaS事業をサブスクリプションの形で提供しております。今後のマーケット動向としては、法人のスマートフォン導入加速と、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)からのスマートフォンへの変更、PHSのサービス終了に伴う医療機関でのスマートフォンの導入により、モバイル端末の出荷数の増加が見込まれております。このようなビジネスシーンにおけるモバイル端末の増加に応じて、モバイル端末管理のニーズもさらなる増加が期待されています。また、昨今の働き方改革に伴い、業務のデジタル化やテレワーク環境が整備され、多くの企業ではDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していることを背景に、セキュリティ機能をクラウドから提供するCLOMOサービスに対する問い合わせは引き続き増加しております。 このような状況から、モバイル端末管理市場は、スマートフォンやタブレットなどの既存市場の継続的な成長に加え、IoTの普及に伴うセキュリティ対策の強化やPC管理市場への進出により、今後さらに拡大する可能性があります。 今後の当社グループの成長に向けては、引き続きCLOMO事業の拡大に経営資源を集中することが重要な経営戦略のひとつと判断し、以下の3点の特徴及び強みを活かし企業価値の向上を図ってまいります。 ① 統合的な一貫体制(競争力の源泉) 当社グループは、ソフトウェア開発・ライセンス販売・サービスの運用・プラットフォームの管理・カスタマーサポートの全ての業務を自社でコントロールし、統合的な一貫体制が構築されております。 したがって、サービスの運用やカスタマーサポートで得た知見や顧客の要望を、新たなソフトウェアの開発や既存のソフトウェアの改善に速やかに生かすことが可能であり、それが当社グループの競争力の源泉となっております。 現在の主軸サービスであるCLOMO事業はもちろん、IoTなどの新たな技術対応や新サービスの提供も、この確立された体制により、効率的に収益性の高いサービスを提供することが可能であると考えております。 ※1 ライセンス数の増加、高付加価値商品への転換による売上増 ※2 機能追加による売上増 ② 低コストの収益構造 当社グループのCLOMOサービスは、クラウドを利用したSaaS事業であるため、クラウド上のソフトウェア管理だけで多くの顧客の対応が可能であり、ビジネス規模の拡大によるスケールメリットを享受することができます。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2465文字
(4) 当社グループ の対処すべき課題 ① MDM市場におけるシェアの拡大 CLOMO事業が属するEMM(MDM)の市場は、スマートフォンのビジネス利用の増加に加えて、モバイルPCや業務専用端末など、新たなMDMの活用シーンの拡大によって成長を遂げており、当社グループも導入社数・ライセンス数の増加により収益基盤が拡大しております。一方で海外からの参入も含め、国内市場においては競合他社も増えてきております。 このような中で、CLOMO事業のMDM市場におけるシェアを拡大させるためには、当社グループの技術開発力をベースにした高機能化・周辺機能の追加・複数種類の端末の管理機能拡充などにより、アップセルとクロスセルを高め、顧客単位の売上増加・コスト減少に取り組んでいく必要があると考えております。加えて顧客の信頼を厚くするためのサポート体制の充実(顧客定着・リピートオーダー・解約率の減少)にも取り組んでまいります。 また、B to Bのクラウドを利用したSaaS事業でもあるため、顧客の予期せぬ急増や、一度に多量のライセンスを受注した場合においても、当社グループは新規で物理的なサーバー機器を調達、構築する必要がないことから円滑に対応でき、当社グループに大きな負担はありません。導入までのサポートを大きな負荷無く短期間で済ませることで、成長の一層の加速に取り組んでまいります。 ② 組織人員(開発)体制の増強 顧客の増加、特に大企業の増加に比例して、その要望や品質に対する要求レベルは年々高くなっており、質・量ともに開発体制を改善していくことは、顧客のニーズに応えていくうえで必要不可欠な課題と考えております。近年のITエンジニアの採用環境については、売り手市場が継続しており厳しい状況となっております。このような状況への対応として、エンジニアが成長し充実した仕事・生活ができる実感をもてるような環境を作り、それを対外的にアピールする機会を増やすことで、エンジニアにとって魅力的な職場としての認知を広めていきたいと考えております。また、エンジニアの成長機会を増やすため、社内勉強会の開催や、オンライン上で開催される社外勉強会への登壇、国内外の企業やコミュニティで開催するエンジニア向け年次カンファレンスを中心に積極的に参加してまいります。 また、当社グループでは、全社的にリモートワーク主体で業務を推進しながら、就業時間については、コアタイムのないフルフレックスタイム制をとっております。加えて、新卒採用、中途採用を問わず、外国籍の従業員の採用も積極的に行っており、居住地や働き方、国籍に捉われない自由な採用活動によって、優秀人材の獲得に繋がると考えております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約7051文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較・分析の記載はしておりません。 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績の状況 当連結会計年度の経済環境は、新型コロナウイルス感染症の変異株の拡大による蔓延防止措置の発令により経済活動が再度制限される時期があったものの、ワクチンの接種は進んでおり、感染の沈静化及び経済活動の再開に向けて前進しつつあります。一方で、ウクライナ情勢の深刻化や原油をはじめとする資源価格の高騰、各国の金融政策の動向などに対する懸念が広がっており、引き続き先行き不透明な状態が続きました。 このような市場環境の中、当社グループは2020年7月の上場以降を第3創業期と捉え、2022年6月にコーポレートブランドを刷新しました。パーパスを「笑顔につながる、まだ見ぬアイデア実現の母体となる」、提供価値を「デザインとエンジニアリングの力で、挑戦を支える」と定義したうえで、「挑戦を、楽しもう。」をブランドスローガンに掲げ、挑戦的な文化を醸成し、ITを軸とした様々な挑戦を積極的に進めていく企業を目指してまいります。 当連結会計年度においては、引き続き、今後の継続的な事業成長に向けて人員体制の強化を図るべく、開発部門、営業部門、カスタマーサクセス部門を中心とした人材採用活動を積極的に行ってまいりました。コーポレートブランドの刷新に合わせて、福岡地区を対象としたバス停、駅構内への広告掲載及びメディアでのデジタル動画広告の配信を行うなど、人材獲得に向けた採用広告の展開にも注力しております。 また当社は、Great Place to Work® Institute Japanが世界共通の基準で従業員の意識調査を行う、2022年版「働きがいのある会社」ランキングにおいて、2年連続で働きがいのある会社として認定されており、働く環境の整備に積極的に取り組んでおります。さらに、2022年4月の新卒新入社員の2割は外国籍であり、多様性のある組織づくりが進んでおります。 当社グループの持続的な成長の実現に向けた取り組みとしては、新製品、新サービス、M&A、CVCを通じた新たな収益源の創出に積極的に取り組んでおり、当連結会計年度において、投資分野に特化した新部門を設置し、投資活動を開始いたしました。主な投資対象はモバイル、SaaS、セキュリティ等、当社グループの事業領域と親和性の高い企業としております。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約484文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 当連結会計年度(自 2021年7月1日 至 2022年6月30日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額(注)2 CLOMO事業 投資事業 売上高 外部顧客への売上高 2,454,410 2,454,410 2,454,410 セグメント間の内部 売上高又は振替高 2,454,410 2,454,410 2,454,410 セグメント利益 又は損失(△) 835,417 △ 8,712 826,704 826,704 セグメント資産 3,210,592 210,163 3,420,755 △ 218,000 3,202,755 その他の項目 減価償却費 65,763 65,763 65,763 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 210,955 210,955 210,955 (注)1.セグメント資産の調整額は、セグメント間の債権債務相殺消去であります。 2.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と一致しております。