事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約7990文字
3【事業の内容】 当社は、「世界の人々の人生に健康と美しさをもたらす。卵殻膜とバイオテクノロジーで。」という経営理念のもと、今後、先進諸国で深刻な社会問題となる高齢化社会到来に対して、『卵殻膜』という素材の持つ美容・健康効果を科学的に解明しながら、卵殻膜商材をより安心・安全・低価格にて市場に供給することで、アンチエイジングの側面から社会貢献を果たすべく事業を展開しております。 (1)卵殻膜とは 卵殻膜とは鶏卵の殻の内側にある薄い膜で、シスチン(注1)を含む18種類のアミノ酸、プロテオグリカン(注2)、ヒアルロン酸等で構成されており、美容・健康成分が含まれております。バクテリアなどの外敵から卵の中のひなを保護するためのバリアとして機能する他、卵が落下した場合などの物理的なダメージにも耐えられるよう、強固な繊維状のメッシュ構造をしております。また、酸素を透過させ水分を保有する力も有しております。 力士が傷口の治療に用いるなど天然の絆創膏として古くから民間療法で利用されているように、卵殻膜は中国や日本で古くから人体における創傷治癒素材として活用されてきました。その一方で、熱に強く水や油に溶けにくいためそのままでは体内で成分を吸収することができず特殊な加工が必要であり、また、天然素材であるがゆえその効果の検出とメカニズムの解明が難しいとされてきました。しかし、2007年よりスタートしたアルマード産学連携プロジェクトにより、卵殻膜塗布と摂取の両側面からの有用性とメカニズム検証で解明を進め、最近の研究では創傷治癒の早期化(2011年5月 「Cell & Tissue Research」に掲載 )のみならず、皮膚の弾力性増加(2018年11月 「Cell & Tissue Research」に掲載 )、肝機能の改善(2014年12月 「Scientific Reports」に掲載 )への有用性も認められ、また、難病指定されている潰瘍性大腸炎(注3)の改善にも有効であるという研究結果を、2017年3月に米科学誌「Scientific Reports」で発表しております。 さらに、卵殻膜摂取が脂質代謝に有効である可能性について、2020年4月に食品科学ジャーナル「Food Science & Nutrition」にて掲載しております。 これら研究の概要につきましては、後述[研究成果解説]をご参照下さい。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2289文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社は、当社の存在意義、存在価値、社会的使命を示したものとして経営理念を掲げ、その実現に全社を挙げて取り組んでおります。 文中の将来に関する事項は、 本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、経営理念に続く経営ビジョンを経営の基本方針の柱として、事業活動を行っております。 ①経営理念 「 世界の人々の人生に健康と美しさをもたらす。卵殻膜とバイオテクノロジーで。 」 ②経営ビジョン ・先進諸国に到来する高齢化社会において、人々の健康、若さ、そして美しさの維持・向上による“生活の質”の向上という根源的なニーズに、“卵殻膜”を通じて貢献する。 ・卵殻膜の多機能な効果及び効能を科学的に解明し、常にユニークで最高品質の商品開発にこだわり、それを世界に提供する。 ・“卵殻膜”で、美容と健康分野において、新しい価値観を浸透させる。 また、当社は主に化粧品・健康食品の販売を行っておりますが、化粧品は塗布により一時的に外見を整えるものにはとどまらず、肌(細胞)自体を美しくするものであり、健康食品は病気になってから使用する薬とは異なり、未病の改善に貢献するものと定義しており、これらを通じて世界の人々の人生に健康、若さ、美しさをもたらすことを使命としております。 (2) 経営戦略等 当社事業の根幹を成す卵殻膜の市場は未だ成長過程にあると当社は認識しております。当社としましては既存販路でのシェアの拡大と、新たな成長の柱づくりとして新たな販路開拓、既存ブランドに続く新たな柱となる商品の開発の強化を行い、卵殻膜市場の拡大牽引を図ってまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、成長性及び効率性をもって収益に結びつけ、継続的に成長していくことを経営上の目標としております。収益性及び成長性などの各経営指標のバランスを重視し、外部環境やトレンドに左右されることの無い財務基盤を構築することで、企業価値の向上を図ってまいります。具体的には、売上高、売上総利益、営業利益を重要な指標と考えております。 (4) 経営環境 国内化粧品市場は、インバウンド需要が激減したほか、テレワーク拡大や外出自粛で国内需要も縮小し、こうした状況下において、化粧品業界各社はアフターコロナ、ウィズコロナ時代への対応を図っております。株式会社矢野経済研究所の国内化粧品市場の調査結果(化粧品市場に関する調査を実施 2020年10月22日発表)によると、2019年度の国内化粧品市場規模はメーカー出荷金額ベースで2兆6,480億円(前年度比0.03%減)、2020年度は2兆4,000億円(同9.4%減)を見込んでおります。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2289文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社は、当社の存在意義、存在価値、社会的使命を示したものとして経営理念を掲げ、その実現に全社を挙げて取り組んでおります。 文中の将来に関する事項は、 本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、経営理念に続く経営ビジョンを経営の基本方針の柱として、事業活動を行っております。 ①経営理念 「 世界の人々の人生に健康と美しさをもたらす。卵殻膜とバイオテクノロジーで。 」 ②経営ビジョン ・先進諸国に到来する高齢化社会において、人々の健康、若さ、そして美しさの維持・向上による“生活の質”の向上という根源的なニーズに、“卵殻膜”を通じて貢献する。 ・卵殻膜の多機能な効果及び効能を科学的に解明し、常にユニークで最高品質の商品開発にこだわり、それを世界に提供する。 ・“卵殻膜”で、美容と健康分野において、新しい価値観を浸透させる。 また、当社は主に化粧品・健康食品の販売を行っておりますが、化粧品は塗布により一時的に外見を整えるものにはとどまらず、肌(細胞)自体を美しくするものであり、健康食品は病気になってから使用する薬とは異なり、未病の改善に貢献するものと定義しており、これらを通じて世界の人々の人生に健康、若さ、美しさをもたらすことを使命としております。 (2) 経営戦略等 当社事業の根幹を成す卵殻膜の市場は未だ成長過程にあると当社は認識しております。当社としましては既存販路でのシェアの拡大と、新たな成長の柱づくりとして新たな販路開拓、既存ブランドに続く新たな柱となる商品の開発の強化を行い、卵殻膜市場の拡大牽引を図ってまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、成長性及び効率性をもって収益に結びつけ、継続的に成長していくことを経営上の目標としております。収益性及び成長性などの各経営指標のバランスを重視し、外部環境やトレンドに左右されることの無い財務基盤を構築することで、企業価値の向上を図ってまいります。具体的には、売上高、売上総利益、営業利益を重要な指標と考えております。 (4) 経営環境 国内化粧品市場は、インバウンド需要が激減したほか、テレワーク拡大や外出自粛で国内需要も縮小し、こうした状況下において、化粧品業界各社はアフターコロナ、ウィズコロナ時代への対応を図っております。株式会社矢野経済研究所の国内化粧品市場の調査結果(化粧品市場に関する調査を実施 2020年10月22日発表)によると、2019年度の国内化粧品市場規模はメーカー出荷金額ベースで2兆6,480億円(前年度比0.03%減)、2020年度は2兆4,000億円(同9.4%減)を見込んでおります。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約2803文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 ( 1)経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により企業収益や雇用情勢等の悪化が続いており、個人消費におきましても先行きが不透明な状況にあります。 このような経済状況のもと、当社は1.ブランディング・外部情報発信の強化、2.直販事業規模の拡大、3.新規顧客獲得のための販売戦略の確立、4.卵殻膜素材の共同研究継続による商品のラインナップの充実等により企業価値向上に取り組みました。 その結果、当事業年度の経営成績については、直販(EC)は増収となったものの、外販(OEM販売)の影響を受け 売上高は4,547,908千円(前年同期比21.5%減)、営業利益527,037千円(前年同期比46.5%減)、経常利益537,032千円(前年同期比45.4%減)、当期純利益367,960千円(前年同期比43.5%減)となりました。 なお、当社は卵殻膜ヘルスケア事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の開示は行っておりませんが、売上高の販売チャネル別の内訳及び増減額の概要については、以下のとおりであります。 販売チャネル 前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) 増減額 (千円) 前年同期比 (%) 金額 (千円) 構成比 (%) 金額 (千円) 構成比 (%) TV通販 1,542,187 26.6 1,478,594 32.5 △63,593 95.9 外販 (一般流通) 227,235 4.0 235,610 5.2 8,375 103.7 外販 (OEM販売)※ 2,494,700 43.0 1,117,830 24.6 △1,376,870 44.8 直販(EC) 1,531,981 26.4 1,715,872 37.7 183,891 112.0 合計 5,796,105 100.0 4,547,908 100.0 △1,248,197 78.5 ※OEM販売額のうち、インターネット販売を主としているOEM先への売上高 ②財政状態の状況 (資産) 当事業年度末の流動資産は2,787,545千円となり、前事業年度末と比較して151,352千円増加しました。これは主に、現金及び預金が590,014千円、売掛金が345,250千円増加し、受取手形が566,175千円、商品が144,460千円減少したことによるものです。固定資産は197,353千円となり、前事業年度末と比較して10,380千円増加しました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約120文字
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 該当事項はありません。 当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) 該当事項はありません。
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約2782文字
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前事業年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) 当事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 株式会社QVCジャパン 1,542,187 26.6 1,478,594 32.5 株式会社オージオ 2,407,199 41.5 1,044,954 23.0 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。これら財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性のため、これら見積りと異なる場合があります。 当社は、特に以下の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定が重要であると考えております。 商品の収益性の低下による帳簿価額の切下げ 商品の収益性の低下による帳簿価額の切下げに際して用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a 財政状態の分析 当事業年度末における財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。 b 経営成績の分析 (売上高) 当事業年度の売上高は、4,547,908千円となり、前事業年度に比べ1,248,197千円減少しました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、商業施設等の営業時間短縮・臨時休業、外出自粛等により通信販売事業の競合状態が高まり、インターネット広告費が上昇しました。それにより通信販売を主とする外販(OEM販売)は顧客の新規獲得が想定通りに進まず、当社への発注量も減少したため、前年同期と比較して売上高は大幅な減少となりました。直販(EC)も広告費上昇の影響を受け、一時的に新規獲得が減少する局面を迎えましたが、広告の最適化を図ったことから、獲得数は回復傾向にあり売上高は前年同期を上回りました。 (売上原価、売上総利益) 売上原価は、1,743,821千円となり、前事業年度に比べ442,035千円減少しました。…