事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約3898文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社33社(他に非連結子会社3社)、持分法適用会社2社(他に持分法を適用しない非連結子会社3社)で構成されており、ビジョンケア事業とその他を主な事業として取り組んでおります。 事業内容及び当社グループの当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 セグメント 主な事業の内容 主な会社名 ビジョンケア 事業 コンタクトレンズ(定額制会員システム「メルスプラン」によるものを含む)及びケア用品等の製造、販売 当社 ㈱ダブリュ・アイ・システム ㈱メニコンネクト 富士コンタクト㈱ ㈱アルファコーポレーション ㈱エーアイピー ㈱ハマノコンタクト 板橋貿易㈱ Menicon SAS Menicon GmbH Menicon B.V. Menicon Singapore Pte. Ltd. Menicon America, Inc. Menicon Limited SOLEKO S.p.A. 大連板橋医療器械有限公司 その他 1.動物用医療製品等の開発、販売 2.稲わらの分解促進材、家畜排泄物の堆肥化促進材等の開発、販売 3.生殖補助医療及び先端医療分野の製品開発、販売 4. 人材派遣 5.農水産物の販売及び輸出入 当社 ㈱メニワン ㈱メニコンビジネスアシスト 板橋貿易㈱ 上海開眼商貿有限公司 イ) ビジョンケア 事業 ビジョンケア 事業にはコンタクトレンズ分野とケア用品分野があります。コンタクトレンズ分野において当社創業者である田中恭一が1951年に日本初の角膜コンタクトレンズを開発して以来、当社は常に新素材・新デザインの開発、製造技術の向上、生産・品質管理体制の整備を進め、業界をリードしております。現在、ハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズに加え、成長カテゴリーであるディスポーザブルコンタクトレンズとして1日使い捨て、2週間交換、1ヵ月交換タイプを製造・販売しております。また、当社独自の特徴として、2001年7月に業界初の定額制会員システム「メルスプラン」を導入し、134万人の会員を有しております(2022年3月末現在)。メルスプラン(Menicon Eye Life Support Plan)とは、入会金と定額の月会費を支払うことで、紛失・破損・度数変更時の保証などを受けられ、常に安全かつ自身の目に最適なコンタクトレンズの装用を続けることが可能になるサービスです。メニコン直営店を含む、全国 1,669 のメルスプランに加盟しているコンタクトレンズ店など(以下、加盟施設という。)でサービスを実施しております(2022年3月末現在)。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約545文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 当社グループは、これまでに展開してきた事業の成長戦略を引き続き実施し、更なる飛躍を遂げるために、課題に取り組んでまいります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、製品開発から顧客サービスまで一貫した優秀なシステム・体制を構築・維持しながら、社会に役立つ製品とサービスを世界中へ提供し、顧客からの信頼・支持を得ることを目標としております。 経営理念に掲げている「創造」「独創」「挑戦」を継続し、「エンドユーザーファースト」精神のもと、製品やサービスを通じて顧客の目の健康を守ることはもちろん、「人にも動物にも環境にも優しい地球企業」を目指します。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、中期経営計画「Vision2030」を策定しております。‘新しい「みる」を世界に’をスローガンに掲げ、五感を通じて人々が幸せや豊かさを実感できるような商品やサービスを提供してまいります。「Vision2030」達成のマイルストーンとして、2026年3月期において連結売上高1,400億円、営業利益率12%、ROE10%を目標として定めております。
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1779文字
(4) 経営環境及び会社の対処すべき課題 1日使い捨てコンタクトレンズを中心としたディスポーザブルコンタクトレンズがグローバルで継続して拡大基 調にあります。また、海外市場では、中国において、睡眠中に装用することにより近視矯正効果を得るオルソケラトロジーレンズの需要が堅調に推移しております。一方で、当社グループを取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症の収束状況や地政学リスクの高まりとそれらに起因した原材料価格やエネルギー価格の高騰、さらには円安などが消費者行動や企業活動に影響を与え、引き続き不透明な状況が続くことが想定されます。 そのような環境の中、グループ一丸となって以下の課題に取り組み、安定的な商品・サービスの供給や新たな価値を提供することにより、中期経営目標の達成に向けて邁進してまいります。 ① 新製品の開発と生産能力の向上(ビジョンケア事業) 市場において需要の伸びている、1日使い捨てコンタクトレンズにおいては、様々な顧客ニーズに対応するために、更なる商品ラインアップの拡充が必要であると考えております。継続して早期の製品開発、導入に取り組んでまいります。 また、安定的に製品を供給し続ける生産体制を構築するため、1日使い捨てコンタクトレンズ及び、海外で販売が伸びているオルソケラトロジーレンズやケア用品の生産設備への投資を行い、生産能力の増強を図ります。併せて生産性の向上に取り組み、原価低減を実現してまいります。 ② メルスプラン会員数の拡大(ビジョンケア事業) メルスプランの商品ラインアップを充実させると共に、当社グループ販売店、メルスプラン加盟施設のネットワークを強化することで、メルスプラン会員数の拡大を図ります。また、メルスプランを顧客のライフスタイルやニーズにあった、より魅力的なサービスに改善することにより、新規会員の獲得及び会員満足度の向上に取り組んでまいります。 ③ 海外事業の拡大(ビジョンケア事業) 当社グループの更なる発展のためには、海外事業を拡大し、海外売上高比率を高めることが不可欠であると考えております 。欧州や北米、中国を中心としたアジアの3つの重点地域において、地域毎の戦略に基づいた営業機能の強化及び物流機能の強化を行い、販売活動を推進いたします。欧州や北米ではディスポーザブルコンタクトレンズの販売を拡大するために量販店へのOEM供給を進め、中国では市場が拡大しているオルソケラトロジーレンズとケア用品を中心に販促活動に取り組むことで、海外売上高を伸長させてまいります。 ④ 事業領域の拡大(ヘルスケア・ライフケア事業) 当社はこれまで、ビジョンケア領域を主な事業としてきましたが、中期経営計画として掲げた「Vision2030」におきましては、視力だけでなく、五感に関するビジネスを展開してまいります。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約5999文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う経済活動の抑制があったものの、全体的には持ち直しの動きが見られました。しかしながら、新たな変異株による感染拡大やロシアによるウクライナ侵攻の影響等により、先行き不透明な状況が続いております。また、国内経済につきましても、新型コロナウイルス感染症の影響により個人消費は一進一退を繰り返しており、資源価格の高騰や高止まりも懸念される等、先行き不透明な状況が続いております。 このような状況の下、コンタクトレンズ市場では、海外市場において1日使い捨てコンタクトレンズを中心としたディスポーザブルコンタクトレンズが拡大基調にあり、国内市場において遠近両用コンタクトレンズの需要が引き続き高まっております。 各事業の状況は、以下になります。 [国内ビジョンケア事業] 国内コンタクトレンズ市場は、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、順調に回復しております。1日使い捨てコンタクトレンズは安全性の高いシリコーンハイドロゲル素材のラインアップ拡充により需要が高まっております。また、既存使用者の高年齢化や在宅時間の増加による近業作業の増加から老視や疲れ目等の悩みも顕在化し、遠近両用コンタクトレンズ市場が成長しております。 国内ビジョンケア事業では、引き続き1日使い捨てコンタクトレンズのシェア拡大、メルスプラン会員の拡大及びライフタイムバリューの最大化を目指しております。 商品施策といたしましては、メルスプランのラインアップに1日使い捨てサークルレンズ「1DAYメニコン Rei」が加わりました。また、より快適にコンタクトレンズをお使いいただけるように「2WEEKメニコン プレミオ遠近両用」に新たなデザインを追加、レンズの内面にふれず清潔・簡単に使用することができる「SMART TOUCH」仕様の1日使い捨て乱視用コンタクトレンズ「Magic toric」では乱視軸を追加しました。さらに、安全性の高いシリコーンハイドロゲル素材を使用した「1DAYメニコン プレミオ」は、これまで30枚入りのみを販売しておりましたが、90枚入りを追加することによりラインアップの強化を行いました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約760文字
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項) (単位:百万円) 売上高 前連結会計年度 当連結会計年度 報告セグメント計 84,529 93,639 「その他」の区分の売上高 1,680 6,533 セグメント間取引消去 連結財務諸表の売上高 86,209 100,172 (単位:百万円) 利益 前連結会計年度 当連結会計年度 報告セグメント計 12,609 15,342 「その他」の区分の損失(△) △524 △760 全社費用(注) △3,978 △4,625 連結財務諸表の営業利益 8,106 9,957 (注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (単位:百万円) 資産 前連結会計年度 当連結会計年度 報告セグメント計 91,940 105,661 「その他」の区分の資産 3,070 4,888 全社資産(注) 32,142 20,428 連結財務諸表の資産合計 127,153 130,978 (注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社の現金及び預金と本社建物であります。 (単位:百万円) その他の項目 報告セグメント計 その他 調整額 連結財務諸表計上額 前連結 会計年度 当連結 会計年度 前連結 会計年度 当連結 会計年度 前連結 会計年度 当連結 会計年度 前連結 会計年度 当連結 会計年度 減価償却費 5,102 6,157 22 46 160 191 5,286 6,394 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 12,433 14,438 38 37 254 1,362 12,726 15,838 (注) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、本社の設備投資額であります。
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約2778文字
3. 当連結会計年度において、「その他」の販売実績に著しい変動がありました。これは、板橋貿易グループの食品事業が新たに加わったことに よるものであります。 (3) 財政状態 2021年1月8日に行われた板橋貿易株式会社との企業結合について前連結会計年度末において暫定的な会計処理を行っていましたが、当連結会計年度に確定したため、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 (資産の部) 当連結会計年度末における総資産は 130,978百万円 となり、前連結会計年度末に比べ 3,824百万円の増加 となりました。流動資産は主に固定資産の取得のために現金及び預金を支出したことで、 6,019百万円減少 し 64,188百万円 となりました。また、固定資産は主にMenicon Malaysiaの工場設立に関する投資、メニコンの各務原工場及び関工場における生産設備増設、メニコンネクトにおける生産設備増設をしたことで、 9,844百万円増加 し 66,790百万円 となりました。 (負債及び純資産の部) 負債は主に社債の償還及び借入金の返済により、前連結会計年度末に比べ 2,235百万円減少 し 63,933百万円 となりました。 純資産は主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加したことで、前連結会計年度末に比べ 6,060百万円増加 し 67,045百万円 となりました。 この結果、自己資本比率は 49.7% となりました。 (4) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ 8,509百万円減少 し 32,611百万円 ( 前連結会計年度比20.7%減少 )となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税金等調整前当期純利益及び減価償却費の増加により、 12,719百万円の収入 (前連結会計年度は 10,628百万円の収入 )となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、主にMenicon Malaysiaの工場設立及び製造設備投資に係る有形固定資産の取得により、 16,149百万円の支出 (前連結会計年度は 15,629百万円の支出 )となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、主にリース債務の返済による支出及び配当金の支払により、 5,402百万円の支出 (前連結会計年度は 28,913百万円の収入 )となりました。…