事業の内容
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/ 原文長 約3232文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社1社とで構成されており鶏卵の生産・販売(鶏卵事業)、及び畜肉販売(食品事業)を主たる業務としております。 当社グループの最大の特徴は、主力である鶏卵事業において、多くは生産から流通会社(取引先)への販売まで、自社内で一貫して行っている点であり、流通会社と直接取引することによって消費者サイドのニーズを素早く生産に反映させることができます。 また、サルモネラ菌による食中毒、鳥インフルエンザ等近年食の安全を脅かす様々な問題が発生する中、当社グループは、北海道内(以下道内)においては初生雛(孵化したばかりの鶏の雛)から自社にて育成、鳥インフルエンザを防備するウインドレスの鶏舎構造、サルモネラワクチンの接種、植物性飼料の使用、FSSC22000の認証を取得したGP工場(GP工場:Grading & Packing 選別・包装の略)など、食の安全を作り出す様々な取組みを常に実行し安全対策を進めてまいりました。 鶏卵販売は、多くのスーパーで取扱われるとともに、ホテル、レストラン、パン・ケーキなどの業務用にも幅広く利用されております。また、2017年の北海道の採卵鶏飼養羽数約523万羽(農林水産省の畜産統計)に対して、道内における当社の飼養羽数は約258万羽となっており、高いシェアを占めております。 当社グループの事業内容の詳細は次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (1)鶏卵事業 鶏卵事業におきましては、生産業務を行う生産部、製造業務を行う製造部、販売業務を行う営業部の部門毎に事業の内容を説明致します。 ① 生産業務(生産部) 道内においては、独自の強健な清浄雛を育てるために雛専用の育成農場を早くから北海道安平町早来に設置、雛を鶏舎単位で入れ替えるオールイン・オールアウトという方法で飼育しております。道内における雛は、他社から購入した大雛(120日令前後の鶏)ではない自社育成の雛です。サルモネラ食中毒に備え、全ての雛にサルモネラワクチンを接種しております。育成農場で育成した強健な雛は札幌、登別、北見、十勝、千歳、道南の道内自社成鶏6農場に送られ産卵をはじめます。道内の鶏舎は、窓のないウインドレス鶏舎で鳥獣の侵入を防ぎ鳥インフルエンザやサルモネラ等の危険を効果的に防備しております。また、ウインドレス鶏舎は舎内換気、温度管理、給餌、採卵、鶏糞処理を全自動で管理し、快適な飼養環境を維持することによって、1年中安定した環境の中で安全で清浄な卵を産むとともにコストダウンにも大きく寄与しております。 道内の成鶏6農場では同一の飼料、HACCP(注)手法も取り入れた同一の飼養管理がなされており、どの農場も同一品質の鶏卵を生産しております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2127文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針及び経営環境等 本年6月に米朝首脳会議が行われ、評価は分かれるものの取り合えず戦争の危機は遠のいたと思われますが、国内 政治は混乱を続け、少子高齢化、財政再建など待ったなしの問題の解決に明かりが見えてこない状況です。 この様な状況下、当社としましては最も得意とする鶏卵部門に集中し、高度な品質管理を武器に本州での南下政策 を進めてまいります。 (2)経営戦略等 ① 食品事業を譲渡し、鶏卵事業に資源を集中 当社は、 畜肉販売等の食品事業をエスフーズ北海道株式会社に本年4月1日に譲渡いたしました。今後の事業展 開を考えた時、食品事業は他社との差別化を明確に打ち出すのは容易ではなく、経営資源を得意分野である鶏卵事 業に集中させる方が、企業としての成長に大きく寄与すると判断し決断いたしました。 ② 本州での直接販売及び特殊卵 販売の強化 東北での販売は、地場スーパー向け販売が40%を超えるところまで来ました。当初の目標である直接販売比率50%に向け更に販売を強化してまいります。また、東北における特殊卵販売比率も25%まで上がり、収益の改善も進んでおります。 東北においてもテレビコマーシャルを各県に投入するなどし、特に特殊卵の代表格であるPG 卵 は当初目標の月間20トンを達成するところまで来ております。オペラコンサートin仙台等の 積極的なキャンペーンを継続し東北での更なる伸長を図っていくとともに、全社トータルでの PG 卵月間100トン販売の基盤を確かなものにしてまいります。 ③ 生産成績の更なる向上 低卵価・高飼料価格の時にも耐えうる生産コストを実現するために飼料原料の見直し、飼養技術の研究を通じ、更なる効率化を追求します。 また、4年前に買収した岩手県の㈱第一ポートリーファームの鶏舎建替えが本年度で8 割方完了します 。最新の鶏舎に建替えすることによって産卵成績の向上と鳥インフルエンザに対する防備を強固なものにすることが出来ます。まずは老朽化の激しいはまなす農場の建替えを後1年で終える予定です。 ④ 加工事業の推進 昨年1月から新設した輪厚液卵工場において、液卵と温泉たまごを製造しております。順調に液卵販売量を伸ばしておりますが、目標の8割程度となっております。早期に目標販売量に達するよう、液卵販売の強化に努めてまいります。 ⑤ 東北での新たな 生産・製造拠点の確立 販売網も宮城県まで達してきましたので、更なる事業拡大を目指して新たに宮城県栗原市に農場の取得を決定いたしました。来年1月の引渡しを予定しております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2127文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針及び経営環境等 本年6月に米朝首脳会議が行われ、評価は分かれるものの取り合えず戦争の危機は遠のいたと思われますが、国内 政治は混乱を続け、少子高齢化、財政再建など待ったなしの問題の解決に明かりが見えてこない状況です。 この様な状況下、当社としましては最も得意とする鶏卵部門に集中し、高度な品質管理を武器に本州での南下政策 を進めてまいります。 (2)経営戦略等 ① 食品事業を譲渡し、鶏卵事業に資源を集中 当社は、 畜肉販売等の食品事業をエスフーズ北海道株式会社に本年4月1日に譲渡いたしました。今後の事業展 開を考えた時、食品事業は他社との差別化を明確に打ち出すのは容易ではなく、経営資源を得意分野である鶏卵事 業に集中させる方が、企業としての成長に大きく寄与すると判断し決断いたしました。 ② 本州での直接販売及び特殊卵 販売の強化 東北での販売は、地場スーパー向け販売が40%を超えるところまで来ました。当初の目標である直接販売比率50%に向け更に販売を強化してまいります。また、東北における特殊卵販売比率も25%まで上がり、収益の改善も進んでおります。 東北においてもテレビコマーシャルを各県に投入するなどし、特に特殊卵の代表格であるPG 卵 は当初目標の月間20トンを達成するところまで来ております。オペラコンサートin仙台等の 積極的なキャンペーンを継続し東北での更なる伸長を図っていくとともに、全社トータルでの PG 卵月間100トン販売の基盤を確かなものにしてまいります。 ③ 生産成績の更なる向上 低卵価・高飼料価格の時にも耐えうる生産コストを実現するために飼料原料の見直し、飼養技術の研究を通じ、更なる効率化を追求します。 また、4年前に買収した岩手県の㈱第一ポートリーファームの鶏舎建替えが本年度で8 割方完了します 。最新の鶏舎に建替えすることによって産卵成績の向上と鳥インフルエンザに対する防備を強固なものにすることが出来ます。まずは老朽化の激しいはまなす農場の建替えを後1年で終える予定です。 ④ 加工事業の推進 昨年1月から新設した輪厚液卵工場において、液卵と温泉たまごを製造しております。順調に液卵販売量を伸ばしておりますが、目標の8割程度となっております。早期に目標販売量に達するよう、液卵販売の強化に努めてまいります。 ⑤ 東北での新たな 生産・製造拠点の確立 販売網も宮城県まで達してきましたので、更なる事業拡大を目指して新たに宮城県栗原市に農場の取得を決定いたしました。来年1月の引渡しを予定しております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4715文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 また、当社は2017年11月28日開催の第69期定時株主総会において、決算日を8月31日から3月31日に変更いたしました。これに伴い、2018年3月期は決算期の変更により、2017年9月1日から2018年3月31日までの7ヶ月間となっております。従って、対前年同期増減比率につきましては記載しておりません。 ①財政状態及び経営成績の状況 当 連結会計年度における日本経済は、政府による経済政策や日銀の金融緩和策の継続を背景に景気は緩やかな回復を続けております。しかしながら一方で、米国新政権による政権運営の不確実性、アジア地域での地政学リスクの高まり等から、依然として景気の先行きは不透明な状況となっております。 鶏卵業界におきましては、昨年秋頃から鶏卵相場が前年比下振れで推移する状況になり、当連結会計年度(2017年9月1日~2018年3月31日)におきましては、鶏卵相場の北海道Mサイズ平均は1キロ200円01銭(前年同期間比5円83銭安)、東京Mサイズ平均は1キロ202円25銭(同8円99銭安)となりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて920,299千円増加し14,962,881千円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べて549,131千円増加し5,201,915千円となりました。これは、主として親会社株主に帰属する当期純利益646,547千円の計上等により現金及び預金が383,002千円、売掛金の増加により受取手形及び売掛金が244,016千円増加したこと等によるものです。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて371,168千円増加し9,760,966千円となりました。これは、主として有形固定資産の取得により建物及び構築物が463,426千円増加したこと等によるものです。 なお、当連結会計年度において実施いたしました設備投資の総額は896,884千円であります。これらの資金は自己資金でまかなっております。 (負債合計) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて382,587千円増加し6,091,778千円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べて623,470千円増加し3,792,078千円となりました。これは、主として流動負債のその他が704,130千円増加したこと等によるものです。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約989文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2016年9月1日 至 2017年8月31日) (単位:千円) 報告セグメント その他 (注) 合計 鶏卵事業 食品事業 売上高 外部顧客への売上高 13,751,786 2,229,732 15,981,519 642 15,982,161 セグメント間の内部売上高又は振替高 13,751,786 2,229,732 15,981,519 642 15,982,161 セグメント利益 1,919,310 81,555 2,000,865 108 2,000,973 セグメント資産 9,984,935 722,830 10,707,766 10,707,766 その他の項目 減価償却費 802,471 36,244 838,716 838,716 のれん償却額 14,950 14,950 14,950 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 1,937,758 43,444 1,981,202 1,981,202 (注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、飼料及び包装資材の販売事業を含んでおります。 当連結会計年度(自 2017年9月1日 至 2018年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント その他 (注) 合計 鶏卵事業 食品事業 売上高 外部顧客への売上高 7,934,620 1,184,557 9,119,177 31 9,119,209 セグメント間の内部売上高又は振替高 7,934,620 1,184,557 9,119,177 31 9,119,209 セグメント利益 1,257,795 28,414 1,286,209 10 1,286,220 セグメント資産 10,704,489 716,197 11,420,686 11,420,686 その他の項目 減価償却費 488,925 17,174 506,100 506,100 のれん償却額 8,721 8,721 8,721 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 879,692 4,758 884,451 884,451 (注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、飼料及び包装資材の販売事業を含んでおります。