事業の内容
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/ 原文長 約3146文字
3 【事業の内容】 当社は、「安全と安心を優先に顧客に満足と感動を提供する。」という経営理念に基づき、国内の医療食、弁当仕出し、外食等のエンドユーザー向けに業務用冷凍食品の企画及び販売を主な事業として取り組んでおります。 当社は、食品業界の景気の変動による当社業績への影響を最小限にするため、商品については当社の検査基準を満たした製造先に委託するというビジネスモデル(いわゆるファブレス形態)をとっており、国内外(日本、中国、ベトナム、タイ)の協力工場において製造した自社ブランド商品を広く全国のユーザー及び問屋向けに販売しております。加えて特定のユーザー仕様に対応したPB商品も取扱っております。当社は外部業者に保管・物流の委託を行っており、1ケースからの翌日配送が可能なデリバリーシステムを構築し顧客の利便性向上を図っております。 当社の商品開発の特徴としては新商品の企画立案及び商品化の決定に特化していることが挙げられます。当社では新商品の導入、改良・新規開発に際して、社長、営業統括本部長、商品統括本部長、開発統括本部及び商品統括本部の各部門の開発担当者及び営業担当者から構成される特命商品開発プロジェクトにおいて、主に市場調査や商品開発に当たっております。営業担当者はエンドユーザーからの要望を社内で共有化し、開発担当者はそれらの要望を充足すべく商品の改良・新規開発を行い、毎月1回の会議において、委託製造先が作成した試作品をもとに新商品候補の選定・絞込みを行います。一方、PB商品においては、営業担当者と開発担当者を専任として任命し、特定ユーザーとの密接なコミュニケーションにより培われた特定ユーザーに特化した商品開発と、社外の検査機関や製造委託先工場と連携を図ることにより、特定ユーザーの要望に沿った商品のスピーディーな開発・商品化を行います。自社ブランド商品・PB商品を問わず、選定された新商品候補については、原則として年に2回開催される新商品選定最終会議に諮り、商品性、採算性等を踏まえ最終決定されます。 また、新商品製造におきましては、当社はファブレス形態をとっておりますが、当社の商品開発部にて試作品を作成し、原材料の検討を行った後、委託製造先と協力しながら製造を進めます。当社では委託製造先ごとに専属の開発担当者を任命して、これらを円滑に行っております。 なお、当社は業務用冷凍食品卸売事業の単一セグメントであるためセグメント情報の記載を省略しております。 当社の事業内容を事業部門別に記載すると次のとおりであります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約881文字
(1) 経営方針・経営戦略等 我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が続いておりましたが、生活習慣の変化やワクチンの普及、段階的に行動制限が緩和されたことなどにより、経済活動は以前の状態に戻りつつありました。後半に入り、行動制限だけでなく入国制限も緩和され、外国人消費が持ち直すとともに外食需要なども回復傾向となり、経済は正常化に向かいました。しかしながら、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による原料・エネルギー価格の高騰を背景に、世界的金融引き締め下における為替市場の急激な円安進行など、インフレ拡大や景気後退に対する懸念が広がっており、先行き不透明な状態が続いております。国内食品業界におきましては、資源価格高騰に端を発した、原料価格やエネルギー価格が異次元の上昇をしたことにより、価格改定が繰り返し実施される状況で、物価上昇による消費マインドの冷え込みが懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。また、エネルギー価格上昇に伴う物流コストの上昇や、人手不足による製造コストの上昇など、引き続き、業界全体で厳しい経営環境が続くことが予想されます。このような環境の中で当社におきましては、エンドユーザーの「安全安心でおいしく、安価で簡単調理な商品を」というニーズに対して満足して頂ける商品の提供が、当社の使命であると認識しております。また、高付加価値商品を開発して価格競争からの回避を図ることも当社の重要な基本戦略であります。2023年3月期の売上高は、直接貿易で調達したえび商品の大手ユーザーへの拡販が順調に推移したことなどにより、27,239,662千円(前年同期比18.6%増)となりました。ロシア・ウクライナ情勢の影響により景気の先行きが不透明な中で、2024年3月期の業績につきましては、コロナ禍での社会経済活動の更なる回復と、度重なる原料価格値上げに対応するための販売価格改定が順調に推移することを前提として増収を見込んでおり、当社独自商品の販売強化や直接貿易によるえび商品の大手ユーザーとの取り組み拡大を図ってまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1241文字
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 商品の競合に関する課題 当社は、当社独自技術の下、凍ったまま調理できる「楽らくクックシリーズ」や「楽らく匠味シリーズ」など、エンドユーザー様にご満足頂ける高付加価値商品の提供に注力しております。また、当社商品は、トレーサビリティなど徹底した品質管理により安全安心を追求し、競合商品との差別化を図っております。 しかし、競合他社も当社商品よりもさらに優れた骨なし魚やミート商品を開発し、あるいは当社と同様の技術で当社より安価な骨なし魚やミート商品を販売し、当社商品の競争力が低下する可能性も想定されます。これに対処するため、当社としては、海外の協力工場の拡充により仕入価格のコストダウンを図るとともに、新商品の販売強化やエンドユーザー様への直接営業の強化を図ることにより、当社商品の優位性の維持・拡充に努めてまいります。 ② 単一事業に関する課題 当社は国内における業務用冷凍食品卸売事業の専業であり、将来的な国内需要の減少、景気の動向等により業務用冷凍食品事業の市場規模が縮小する可能性も想定されます。これに対処するため、エンドユーザー様の満足度をより高めることでユーザー様からの支持向上に努めることに加え、今後拡大が予想されるシルバー市場の需要取り込みや、販売チャネル・方法の多様化等を行うことで収益構造の多角化に努めてまいります。 ③ 生産拠点に関する課題 当社が取り扱う商品の約60%が海外の協力工場に依存しており、そのうち約40%が中国の生産拠点に依存していることから、生産拠点の分散が不可欠であると考えております。今後は、タイ、ベトナムなどに生産拠点を新設・拡充するとともに、国内シフトも一部推し進めていくことにより生産拠点におけるリスクの分散を図り、生産管理体制の強化に取り組んでまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は2023年度において、売上高30,300,000千円、経常利益1,600,000千円、経常利益率5.3%、ROE11.4%,ROA11.9%、配当性向32.3%を経営数値目標として掲げ、その達成に全力を注いでまいります。当該経営数値目標を採用した理由は、投資家が当社の経営方針・経営戦略等を理解する上で重要な指標であり、経営方針・経営戦略等の進捗状況や、実現可能性の評価等を行うことが可能となるためであります。なお、2022年度の経営指標計画対比は下記のとおりです。 2022年度 数値目標 2022年度 実績 対比 売上高 (千円) 26,000,000 27,239,662 1,239,662 経常利益 (千円) 1,350,000 1,537,291 187,291 経常利益率 (%) 5.2 5.6 0.4 ROE (%) 10.5 11.4 0.…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3719文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要及び経営者の視点による分析・検討内容 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要及び経営者の視点による分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績 (事業別売上) (単位:千円) 前事業年度 当事業年度 増 減 増減率(%) 骨なし魚事業 9,503,174 10,234,634 731,460 7.7 ミート事業 2,147,608 2,414,650 267,041 12.4 その他事業 11,313,313 14,590,377 3,277,063 29.0 (経営成績) (単位:千円) 前事業年度 当事業年度 増 減 増減率(%) 売上高 22,964,096 27,239,662 4,275,565 18.6 営業利益 1,045,619 1,525,232 479,612 45.9 経常利益 1,067,505 1,537,291 469,785 44.0 当期純利益 729,432 1,023,938 294,506 40.4 当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限や入国制限の緩和により持ち直しの動きがみられるものの、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による原料・エネルギー価格の高騰を背景に、世界的金融引き締め下における為替市場の急激な円安進行など、インフレ拡大や景気後退に対する懸念が広がっており、先行き不透明な状況が続いております。 国内食品業界におきましては、資源価格高騰に端を発した、原料価格やエネルギー価格が異次元の上昇をしたことにより、価格改定が繰り返し実施される状況で、物価上昇による消費マインドの冷え込みが懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況のもと当社は、度重なる原料価格値上げに対応するため販売価格改定を推進し、仕入コスト削減のための直接貿易で調達したえび商品を販売するなど、積極的に営業活動を進めてまいりました。以上の結果、骨なし魚事業におきましては、「ダイスカットシリーズ」など当社独自商品の販売強化により売上高10,234,634千円(前年同期比7.7%増)、ミート事業におきましては、「楽らく匠味シリーズ」の販売強化により売上高2,414,650千円(前年同期比12.4%増)、その他事業におきましては、直接貿易により調達したえび商品の拡販などにより売上高14,590,377千円(前年同期比29.0%増)となりました。これにより当期の売上高は27,239,662千円(前年同期比18.6%増)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1756文字
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。 (関連当事者情報) 前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) 1 関連当事者との取引 財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等 種類 会社等の名称 又は氏名 所在地 資本金又 は出資金 (千円) 事業の内容 又は職業 議決権等 の所有 (被所有) 割合(%) 関連当事者 との関係 取引の内容 取引金額 (千円) 科目 期末残高 (千円) 主要株主及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社(当該会社の子会社を含む) フルタフーズ株式会社 (注2) 富山県 富山市 90,000 冷凍食品の製造加工及び販売 商品仕入先 商品(冷凍食品)仕入(注1) 321,265 買掛金 25,785 株式会社昔亭 (注2) 富山県 富山市 30,000 冷凍食品の製造加工及び販売 商品仕入先 商品(冷凍食品)仕入(注1) 962,325 買掛金 83,394 (注) 取引条件及び取引条件の決定方針等 (注1)冷凍食品の仕入については、一般の他の製造委託先と同様にその商品を販売するときに市場で販売可能な販売価格から当社の妥当な粗利、運賃等の諸経費を差し引いた金額範囲内に仕入価格が収まり、市場妥当性があることを勘案して決定しております。 (注2)当社の主要株主(古田耕司氏及びその近親者(株式会社フルタを通じて保有))が議決権の過半数を所有しております。 2 親会社又は重要な関連会社に関する注記 該当事項はありません。 当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) 1 関連当事者との取引 財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等 種類 会社等の名称 又は氏名 所在地 資本金又 は出資金 (千円) 事業の内容 又は職業 議決権等 の所有 (被所有) 割合(%) 関連当事者 との関係 取引の内容 取引金額 (千円) 科目 期末残高 (千円) 主要株主及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社(当該会社の子会社を含む) フルタフーズ株式会社 (注2) 富山県 富山市 90,000 冷凍食品の製造加工及び販売 商品仕入先 商品(冷凍食品)仕入(注1) 365,793 買掛金 26,660 株式会社昔亭 (注2) 富山県 富山市 30,000 冷凍食品の製造加工及び販売 商品仕入先 商品(冷凍食品)仕入(注1) 997,643 買掛金 76,993 (注) 取引条件及び取引条件の決定方針等 (注1)冷凍食品の仕入については、一般の他の製造委託先と同様にその商品を販売するときに市場で販売可能な販売価格から当社の妥当な粗利、運賃等の諸経費を差し引いた金額範囲内に仕入価格が収まり、市場妥当性があることを勘案して決定しております。…