事業の内容
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/ 原文長 約1544文字
3【事業の内容】 当社グループの事業目的は、「インターネットを活用し、健康で楽しく長生きする人を1人でも増やし、不必要な医療コストを1円でも減らすこと」です。社名のエムスリーは医療(Medicine)、メディア(Media)、変容(Metamorphosis)の3つのMを表しています。インターネットというメディアの力を活かして、医療の世界を変えていくことが、当社の設立の志です。 上記の目的の実現に向けて、当社グループでは、以下のような事業を展開しています。 当社グループの事業は、国内における医師会員28万人以上が利用する医療従事者専門サイト「m3.com」、米国の「MDLinx」や英国の「Doctors.net.uk」等の当社グループが世界中で運営する医療従事者のプラットフォームを中心に様々なサービスを展開しています。 主なサービスの内容は下記の通りです。 なお、次の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記」に掲げるセグメントの区分と同一です。また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しています。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 6 セグメント情報 (1) 報告セグメントの概要 (報告セグメントの変更) 」をご覧ください。 (1) メディカルプラットフォーム 主要サービス 主要サービスの内容 医療関連会社マーケティング支援 「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」ファミリーをはじめとする、インターネットを活用した医師への情報提供をサポートするマーケティング支援事業。 調査 医療従事者を対象とした受注型または定型の各種調査の受託。 一般企業向けマーケティング支援 会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けサービスの提供。 開業・経営サービス 開業準備医師や開業後の診療所の経営支援事業。 「治験君」サービス 「m3.com」上で治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービスの提供。 CSO事業 医薬品・医療機器等の営業活動及びマーケティング業務等の受託。 電子カルテ等の開発・販売 医療機関向け電子カルテ等の開発・販売・サポート事業。 医療機器等の開発・販売 医療機関向け医療機器の販売・開発・サポート事業。 (2) エビデンスソリューション 主要サービス 主要サービスの内容 CRO事業 臨床開発業務の支援及び大規模臨床研究の支援。 SMO事業 治験実施医療機関における治験業務全般の管理・運営の支援。 (3) キャリアソリューション 主要サービス 主要サービスの内容 医療従事者等向け人材サービス 医師、薬剤師向けの総合キャリアサービスの提供。 人材紹介、「m3.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1458文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略 現在、当社グループの国内における事業は、医療従事者専門サイト「m3.com」の運営と、このサイトを通じて繋がる28万人以上の医師会員を含む、医療従事者会員へのアクセスを中核に展開しています。 「m3.com」は、「医師をはじめとする医療従事者が、『欲しい!』と思った情報に、最も迅速かつ的確にたどりつけるサイト」を目指し、専門医療情報に特化したニュース、サーチエンジン、ディレクトリ、文献検索、会員専用コミュニティサイト、独自コンテンツ等を会員に対して無料で提供しています。 メディカルプラットフォームにおいては、「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」ファミリーの各種サービスに加え、会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス等、顧客の意図や用途により選べるサービスメニューを提供しています。さらに、次世代MR「メディカルマーケター」の提供、医療系広告代理店等の事業を、グループ各社を通じて展開しています。 エビデンスソリューションでは、治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービス「治験君」を核に、大規模臨床研究支援サービス、治験業務の支援を行うCRO、治験実施医療機関において治験業務全般の管理・運営を支援するSMO等の事業を、グループ各社を通じて提供しています。 キャリアソリューションでは、エムスリーキャリア株式会社において、医師、薬剤師向けの求人求職支援サービスの展開を進めています。 サイトソリューションでは、医療機関の運営をサポートする各種サービスを展開しています。 さらに、一般の方々からの健康や疾病に関する質問に「m3.com」会員医師が回答する「AskDoctors」(https:// www.AskDoctors.jp/)等のコンシューマ向けサービスや医療福祉系国家試験の対策等の事業を行う株式会社テコムに加え、LINE株式会社と設立したオンライン医療事業を目的とした持分法適用関連会社「LINEヘルスケア株式会社」においてもサービス展開を進めています。 海外においては、米国で、医療従事者向けウェブサイト「MDLinx」を運営し、この会員基盤を活かした製薬会社向けサービスの他、医師向けの転職支援サービスや治験支援サービスも展開しています。欧州では、英国で医師向けウェブサイト「Doctors.net.uk」において製薬会社向けサービスの展開を進める他、フランス、ドイツ、スペインでVidal Groupを通じて医薬品情報データベースの提供を行っています。中国では、医療従事者向けウェブサイトに登録する医師会員数は300万人を超え、順調に拡大しています。…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1135文字
(4) 優先的に対処すべき課題 当社グループでは、次の4項目での成長、展開に重点を置いた経営を進めていきます。 ① 「m3.com」サイトの一層の価値向上 サイトの内容、機能の充実を進め、より多くの医療従事者会員からの、より多くのトラフィックを獲得することで、この「場」を活かして提供する他の様々なサービスの価値を底上げしていきます。 ② メディカルプラットフォーム事業の更なる成長 「MR君」ファミリーをはじめ、製薬会社等の顧客への各サービス展開に加え、疾病、医療課題を解決し、医療の全体最適の実現に向けて、経営資源を投入していきます。 ③ 新規事業の立ち上げ 「双方向コミュニケーションで繋がった、医師をはじめとする医療従事者会員」のプラットフォームから生み出される事業機会は数多く、順次事業化を進めていきます。また、グループ各社の事業拡大とグループ内シナジー効果の最大化を図ります。 ④ 海外展開 日本と同様に、海外においても医療従事者向けプラットフォームを活かした製薬会社向けマーケティング支援、調査、医師向け転職支援、治験事業等のサービスを展開しています。日本で開発したサービスの海外展開を進めることに加え、その国のニーズにあった独自サービスの開発も進めていきます。 なお、当社グループでは成長を具現化、促進する手段として、必要に応じて提携、買収、資本参加を進めていきます。 (新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響への対応) 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大による当社グループへの影響について、短期的にはエビデンスソリューションにおける一部治験の一時停止による需要の期ずれ、メディカルプラットフォームにおけるリハビリ施設の顧客数減少及びサイトソリューションにおける医療機関の経営環境変化による一時的な需要の消失等が見込まれますが、個々の事象は一時的なものでその影響は限定的と見込んでいます。一方で、主にメディカルプラットフォームにおいて、不可逆的な構造変化による国内外の医療従事者向けウェブサイトの活性化や製薬会社のオンラインシフトの加速など新たな需要の拡大が短期的にも中長期的にも見込まれます。これらに合わせて「MR君」ファミリーをはじめとする製薬会社向けマーケティング支援サービスの拡大等に注力してまいります。このように当社グループの事業及び業績に対して、短期的にはその影響は限定的であり、中長期的には事業機会の拡大の可能性があると想定しています。 また、当社では、社員の安全確保とともに徹底した衛生管理を呼びかけ、時差出勤・在宅勤務・情報収集等を実施し、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え、企業活動の継続を維持してまいります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約5179文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、入手可能な情報に基づいて当社グループが判断したものです。 (1) 経営成績の概況 国内においては、医師会員28万人以上が利用する医療従事者専門サイト「m3.com」を中心に様々なサービスの展開をしています。 メディカルプラットフォームにおいては、「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」ファミリーの各種サービスに加え、会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス等、顧客の意図や用途により選べるサービスメニューを提供しています。また、次世代MR「メディカルマーケター」の提供、医療系広告代理店等の事業を、グループ各社を通じて展開しています。 エビデンスソリューションでは、治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービス「治験君」を核に、大規模臨床研究支援サービス、治験業務の支援を行うCRO、治験実施医療機関において治験業務全般の管理・運営を支援するSMO等の事業を、グループ各社を通じて提供しています。 キャリアソリューションでは、エムスリーキャリア株式会社において、医師、薬剤師向けの求人求職支援サービスの展開を進めています。 サイトソリューションでは、医療機関の運営をサポートする各種サービスを展開しています。 さらに、一般の方々からの健康や疾病に関する質問に「m3.com」登録医師が回答する「AskDoctors」 (https://www.AskDoctors.jp/)や医療福祉系国家試験の対策等の事業を行う株式会社テコムに加え、LINE株式会社と設立したオンライン医療事業を目的とした持分法適用関連会社「LINEヘルスケア株式会社」においてもサービス展開を進めています。 海外においては、米国で、医療従事者向けウェブサイト「MDLinx」を運営し、この会員基盤を活かした製薬会社向けサービスの他、医師向けの転職支援サービスや治験支援サービスも展開しています。欧州では、英国で医師向けウェブサイト「Doctors.net.uk」において製薬会社向けサービスの展開を進める他、フランス、ドイツ、スペインでVidal Groupを通じて医薬品情報データベースの提供を行っています。中国では、医療従事者向けウェブサイトに登録する医師会員数は300万人を超え、順調に拡大しています。インドにおいても合弁事業を開始しています。…
セグメント関連
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/ 原文長 約44407文字
(2) 報告セグメントの売上収益、利益又は損失及びその他の項目 報告セグメントの会計方針は、注記「3 重要な会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同一です。また、報告セグメント間の内部売上収益及び振替高は市場実勢価格に基づいています。 当社グループの報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、及びその他の項目は以下の通りです。 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他エマージング事業群 (※1) 調整額 (※2) 連結財務諸表計上額 メディカルプラットフォーム エビデンスソリューション キャリアソリューション サイトソリューション 海外 売上収益 外部顧客への売上収益 39,041 22,576 13,692 9,182 25,106 109,597 3,462 113,059 セグメント間の内部売上収益又は振替高 2,207 57 18 17 2,299 48 △ 2,347 41,248 22,633 13,710 9,182 25,124 111,897 3,510 △ 2,347 113,059 セグメント利益又は損失(△) 15,391 5,985 3,847 881 3,638 29,742 1,603 △ 562 30,783 企業結合に伴う再測定による利益 17 営業利益 30,800 金融収益・費用(純額) 142 税引前当期利益 30,942 その他の項目 持分法による投資利益(△は損失) 85 85 減価償却費及び償却費 375 130 54 124 604 1,288 103 1,391 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他エマージング事業群 (※1) 調整額 (※2) 連結財務諸表計上額 メディカルプラットフォーム エビデンスソリューション キャリアソリューション サイトソリューション 海外 売上収益 外部顧客への売上収益 48,922 21,286 15,351 12,223 29,943 127,725 3,247 130,973 セグメント間の内部売上収益又は振替高 2,348 79 42 18 2,488 39 △ 2,526 51,270 21,365 15,393 12,223 29,961 130,213 3,286 △ 2,526 130,973 セグメント利益又は損失(△) 19,253 4,699 4,151 944 5,722 34,768 513 △ 945 34,337 金融収益・費用(純額) 273 税引前当期利益 34,610 その他の項目 持分法による投資利益(△は損失) △ 32 △ 32 △ 78 △ 110 減価償却費及び償却費 2,211 25…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1719文字
3 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、前連結会計年度及び当連結会計年度における各販売先への当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しています。 (5) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成しています。この連結財務諸表の作成に当たって、連結決算日における財政状態及び報告期間における経営成績に影響を与える見積り、予測を必要としています。当社グループは、過去の実績や状況を踏まえ、合理的と判断される前提に基づき、継続してこの見積り、予測の評価を実施しています。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 5 重要な会計上の見積り及び判断方針」に記載の通りです。 ② 当連結会計年度の経営成績に関する認識及び分析・検討内容 メディカルプラットフォームにおいては、 製薬マーケティングチームの強化等、将来の成長に向けた積極的な先行投資により、人件費を中心として売上原価・販管費は増加しているものの、 既存の各サービスが拡大したことに加え、グループ会社の新規連結の効果もあり 、業績は増収増益となりました。 エビデンスソリューションにおいては、 CRO事業での治験プロジェクトは順調に進展したものの、安全性情報管理(PV)事業の大型のプロジェクトが終了したこと等により 、 業績は減収減益となりました。 キャリアソリューションにおいては、 医師、薬剤師の転職者数の増加により業容が拡大し、 業績は増収増益となりました。 サイトソリューションにおいては、 提携医療機関の増加に加え、訪問看護等の各事業が拡大し、 業績は増収増益となりました。 海外においては、 アジア地域の成長に加え、米国の治験事業が好調に推移し、 業績は 増収増益となりました。 以上の結果、当連結会計年度における親会社の所有者に帰属する当期利益は21,635百万円(前期比10.5%増)となりました。これに伴い1株当たり当期利益も31.89円(前期比5.5%増)となりました。また、営業キャッシュ・フローも順調に推移しています。…