事業の内容
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/ 原文長 約1330文字
3【事業の内容】 当社グループの事業目的は、「インターネットを活用して、健康で楽しく長生きする人を一人でも増やし、不必要な医療コストを1円でも減らすこと」です。社名のエムスリーは医療(Medicine)、メディア(Media)、変容(Metamorphosis)の3つのMを表しています。インターネットというメディアの力を活かして、医療の世界を変えていくことが、当社の設立の志です。 上記の目的の実現に向けて、当社グループでは、以下のような事業を展開しています。 当社グループの事業は、国内における医師会員27万人以上が利用する医療従事者専門サイト「m3.com」、米国の「MDLinx」や英国の「Doctors.net.uk」等の当社グループが世界中で運営する医療従事者のプラットフォームを中心に様々なサービスを提供しています。 主なサービスの内容は下記の通りです。 なお、次の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記」に掲げるセグメントの区分と同一です。 (1) メディカルプラットフォーム 主要サービス 主要サービスの内容 医療関連会社マーケティング支援 「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」ファミリーをはじめとする、インターネットを活用した医師への情報提供をサポートするマーケティング支援事業。 調査 医療従事者を対象とした受注型または定型の各種調査の受託。 一般企業向けマーケティング支援 会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けサービスの提供。 開業・経営サービス 開業準備医師や開業後の診療所の経営支援事業。 「治験君」サービス 「m3.com」上で治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービスの提供。 CSO事業 医薬品・医療機器等の営業活動及びマーケティング業務等の受託。 電子カルテ等の開発・販売 医療機関向け電子カルテ等の開発・販売・サポート事業。 医療機器等の開発・販売 医療機関向け医療機器の販売・開発・サポート事業。 (2) エビデンスソリューション 主要サービス 主要サービスの内容 CRO事業 臨床開発業務の支援及び大規模臨床研究の支援。 SMO事業 治験実施医療機関における治験業務全般の管理・運営の支援。 (3) キャリアソリューション 主要サービス 主要サービスの内容 医療従事者等向け人材サービス 医師、薬剤師向けの総合キャリアサービスの提供。 人材紹介、「m3.com CAREER」等への求人広告掲載等。 (4) 海外 主要サービス 主要サービスの内容 マーケティング支援 海外におけるインターネットを利用した製薬会社等の営業、マーケティング支援事業等の提供。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1944文字
(3) 中長期的な会社の経営戦略 現在、当社グループの国内における事業は、医療従事者専門サイト「m3.com」の運営と、このサイトを通じて繋がる27万人以上の医師会員を含む、医療従事者会員へのアクセスを中核に展開しています。 「m3.com」は、「医師をはじめとする医療従事者が、『欲しい!』と思った情報に、最も迅速かつ的確にたどりつけるサイト」を目指し、専門医療情報に特化したニュース、サーチエンジン、ディレクトリ、文献検索、会員専用コミュニティサイト、独自コンテンツ等を会員に対して無料で提供しています。 メディカルプラットフォームにおいては、「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」ファミリーの各種サービスに加え、会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス等、顧客の意図や用途により選べるサービスメニューを提供しています。さらに、次世代MR「メディカルマーケター」の提供、医療系広告代理店等の事業を、グループ各社を通じて展開しています。 エビデンスソリューションでは、治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービス「治験君」を核に、大規模臨床研究支援サービス、治験業務の支援を行うCRO、治験実施医療機関において治験業務全般の管理・運営を支援するSMO等の事業を、グループ各社を通じて提供しています。 キャリアソリューションでは、エムスリーキャリア株式会社において、医師、薬剤師向けの求人求職支援サービスの展開を進めています。 さらに、一般の方々からの健康や疾病に関する質問に「m3.com」会員医師が回答する「AskDoctors」(http:// www.AskDoctors.jp/)等のコンシューマ向けサービスに加え、医療福祉系国家試験の対策等の事業を行う株式会社テコムにおいてもサービス展開を進めています。 また、2019年1月にはLINE株式会社とオンライン医療事業を目的とした共同出資の新会社「LINE ヘルスケア株式会社」を、2019年4月には株式会社NTTドコモと企業の健康経営をサポートする新会社「株式会社empheal」を設立し、それぞれ持分法適用関連会社としました。 海外においては、米国で、医療従事者向けウェブサイト「MDLinx」を運営し、この会員基盤を活かした製薬会社向けサービスの他、医師向けの転職支援サービスや治験支援サービスも展開しています。欧州では、英国で医師向けウェブサイト「Doctors.net.uk」において製薬会社向けサービスの展開を進める他、フランス、ドイツ、スペインでVidal Groupを通じて医薬品情報データベースの提供を行っています。…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約833文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 ここに記載した将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、入手可能な情報に基づいて当社グループが判断したものです。 (1) 経営の基本方針 「インターネットを活用して、健康で楽しく長生きできる人を1人でも増やし、不必要な医療コストを1円でも減らすこと」―――それがエムスリーの願いであり、事業の目的です。社名のエムスリーは、医療(Medicine)、メディア(Media)、変容(Metamorphosis)の3つのMを表しています。インターネットというメディアの力を活かして、医療の世界を変えていくことが、当社の設立の志です。 上記の目的を実現する上で、当社グループでは主に4つのステークホルダーを意識して、経営を行っています。 ・株主に対しては、企業価値の最大化で答えると同時に、当社グループへの投資が医療の改善に役立ち、社会的に意義があると感じてもらえるような経営を行います。 ・顧客である医療従事者に対しては、インターネットという媒体を活用して、良質な医療情報をいち早く研究や臨床の現場に届け、医療の改善、変革に寄与することを目指します。また、同じく顧客である医療関連会社等に対しては、対価以上の価値に加えて、驚き、感動、喜びを感じてもらえるサービスを提供し続けることを目指します。 ・従業員に対しては、個々人が成長、活躍できる場を整備し、会社の価値向上に貢献したスタッフには、厚く報いることができる経営を行います。 ・社会に対しては、上記理念の通り「インターネットを活用して、健康で楽しく長生きできる人を1人でも増やし、不必要な医療コストを1円でも減らすこと」の実現を目指します。 (2) 目標とする経営指標 当社グループでは、企業価値を計る指標として、営業キャッシュ・フローならびに1株当たり当期利益を重視しています。また、資本効率については、親会社所有者帰属持分当期利益率(ROE)を重視しています。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4950文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、入手可能な情報に基づいて当社グループが判断したものです。 (1) 経営成績の概況 国内においては、医師会員27万人以上が利用する医療従事者専門サイト「m3.com」を中心に様々なサービスの展開をしています。 メディカルプラットフォームにおいては、「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」ファミリーの各種サービスに加え、会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス等、顧客の意図や用途により選べるサービスメニューを提供しています。また、次世代MR「メディカルマーケター」の提供、医療系広告代理店等の事業を、グループ各社を通じて展開しています。 エビデンスソリューションでは、治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービス「治験君」を核に、大規模臨床研究支援サービス、治験業務の支援を行うCRO、治験実施医療機関において治験業務全般の管理・運営を支援するSMO等の事業を、グループ各社を通じて展開しています。 キャリアソリューションでは、エムスリーキャリア株式会社において、医師、薬剤師向けの求人求職支援サービスの展開を進めています。 さらに、一般の方々からの健康や疾病に関する質問に「m3.com」登録医師が回答する「AskDoctors」(http://www.AskDoctors.jp/) や医療福祉系国家試験の対策等の事業を行う株式会社テコムに加え、LINE株式会社と設立したオンライン医療事業を目的とした持分法適用関連会社「LINE ヘルスケア株式会社」においてもサービス展開を進めています。 2019年4月には株式会社NTTドコモと企業の健康経営をサポートする新会社「株式会社empheal」を設立し、持分法適用関連会社としました。 海外においては、米国で、医療従事者向けウェブサイト「MDLinx」を運営し、この会員基盤を活かした製薬会社向けサービスの他、医師向けの転職支援サービスや治験支援サービスも展開しています。欧州では、英国で医師向けウェブサイト「Doctors.net.uk」において製薬会社向けサービスの展開を進める他、フランス、ドイツ、スペインでVidal Groupを通じて医薬品情報データベースの提供を行っています。中国では、医療従事者向けウェブサイトに登録する医師会員数は250万人を超え、順調に拡大しています。インドにおいても合弁事業を開始しています。…
セグメント関連
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/ 原文長 約44304文字
(2) 報告セグメントの売上収益、利益又は損失、及びその他の項目 報告セグメントの会計方針は、注記3で記載している当社グループの会計方針と同一です。また、報告セグメント間の内部売上収益及び振替高は市場実勢価格に基づいています。 当社グループの報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、及びその他の項目は以下の通りです。 前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他エマージング事業群 (※1) 調整額 (※2) 連結財務諸表計上額 メディカルプラットフォーム エビデンスソリューション キャリアソリューション 海外 売上収益 外部顧客への売上収益 32,313 22,021 10,869 22,407 87,609 6,863 94,471 セグメント間の内部売上収益又は振替高 1,993 64 11 18 2,086 40 △ 2,126 34,306 22,084 10,880 22,425 89,695 6,903 △ 2,126 94,471 セグメント利益又は損失(△) 15,366 5,532 2,871 2,980 26,750 1,697 △ 961 27,486 営業利益 27,486 金融収益・費用(純額) △ 13 税引前当期利益 27,472 その他の項目 持分法による投資利益 30 30 減価償却費及び償却費 333 142 48 516 1,040 121 1,161 当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他エマージング事業群 (※1) 調整額 (※2) 連結財務諸表計上額 メディカルプラットフォーム エビデンスソリューション キャリアソリューション 海外 売上収益 外部顧客への売上収益 39,041 22,576 13,692 25,106 100,415 12,644 113,059 セグメント間の内部売上収益又は振替高 2,207 57 18 17 2,299 48 △ 2,347 41,248 22,633 13,710 25,124 102,714 12,692 △ 2,347 113,059 セグメント利益又は損失(△) 15,391 5,985 3,847 3,638 28,861 2,484 △ 562 30,783 企業結合に伴う再測定による利益 17 営業利益 30,800 金融収益・費用(純額) 142 税引前当期利益 30,942 その他の項目 持分法による投資利益 85 85 減価償却費及び償却費 375 130 54 604 1,163 227 1,391 ※1 「その他エマージング事業群」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コンシューマ向けサービス事業…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2004文字
3 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、前連結会計年度及び当連結会計年度における各販売先への当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しています。 (5) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、2015年3月期よりIFRSに準拠して作成しています。この連結財務諸表の作成に当たって、連結決算日における財政状態及び報告期間における経営成績に影響を与える見積り、予測を必要としています。当社グループは、過去の実績や状況を踏まえ、合理的と判断される前提に基づき、継続してこの見積り、予測の評価を実施しています。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 5 重要な会計上の見積り及び判断方針」に記載の通りです。 ② 当連結会計年度の経営成績に関する認識及び分析・検討内容 メディカルプラットフォームセグメントにおいては、 AI事業等の先端医療分野の取り組みや製薬・医療機器企業向け営業チームの強化等、将来の成長に向けた積極的な先行投資を行ったものの、既存の各サービスが拡大したことに加え、グループ会社の新規連結の効果 、 大型プロジェクトの完了に伴う収益計上が要因となり、 業績は増収増益となりました。 エビデンスソリューションセグメントにおいては、 CRO事業での治験プロジェクトは順調に進展し、また、オペレーションの効率化が進んだことにより収益性が高まり、 業績は増収増益となりました。 キャリアソリューションセグメントにおいては、転職者数の増加により業容が拡大し、業績は増収増益となりました。 海外セグメントにおいては、主に 米国の治験支援会社M3 Wake Research, Inc.の新規連結の影響により業績は 増収増益となりました。 以上の結果、当連結会計年度における親会社の所有者に帰属する当期利益は19,577百万円(前期比8.0%増)となりました。これに伴い1株当たり当期利益も30.22円(前期比8.0%増)となりました。また、営業キャッシュ・フローも順調に推移しています。…