事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約417文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社7社より構成されており、水産物の卸売業及び水産物の売買を主要事業とし、附帯事業として冷蔵倉庫業務及び不動産賃貸業務を行っております。 事業内容と当社及び関係会社の当該事業にかかる位置付けは、次のとおりであります。 水産物卸売業…………当社は生鮮加工水産物の委託及び買付販売、共同水産㈱及び㈱キタショクは生鮮加工水産物の加工及び販売、築地市川水産㈱は生鮮加工水産物の販売を行っております。東市築地水産貿易(上海)有限公司は、中国、上海市で、中国向けの水産物の販売業務を行っております。 冷蔵倉庫業……………㈱東市ロジスティクスは、当社所有設備により冷蔵倉庫業を営み、築地企業㈱は㈱東市ロジスティクスの冷蔵庫内の荷役作業を行っております。 不動産賃貸業…………当社及び共同水産㈱は所有する不動産の一部を外部ならびに当社グループの会社に賃貸しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約4096文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、卸売市場法に基づく東京都中央卸売市場の荷受会社として、“国民の健康的な食生活への貢献”という社会的使命を果たしていくとともに、集荷力・販売力の強化に努め、首都圏の一大消費地を抱える市場荷受としての優位性を発揮しつつ、“旧来型の荷受会社から、広範な機能を有する販売会社への転換”を図り、新たな価値創造によってステークホルダーの期待に応えてまいります。 (2)経営戦略等 上記経営方針のもと、当社グループはMSC、ASCといった海洋保護活動に貢献する国際流通認証を取得し、海洋資源保護や環境に配慮した水産物の取扱いを増やすことにより、出荷者・生産者から、買受人の皆様の顧客満足度を高められるよう、集荷及び販売に注力していきます。また、生産地加工・消費地加工の充実、豊洲市場内の冷蔵庫などの設備を活用し、多種多様な顧客ニーズに沿った販売を心掛けていくとともに、グループ会社を横断する形で物流委員会を設置、グループ会社資産の全てを有機的に結合することで、生鮮冷凍物流通網を構築していくことを目指します。 (3)経営環境 当連結会計年度における我が国の経済は、2020年初頭から続く新型コロナウイルス感染症の拡大により、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が実施され、断続的に社会経済活動が制限されたことに加え、今年に入ってからのロシア・ウクライナ情勢の影響、円安による輸入価格の上昇もあり、非常に厳しい1年間であったと同時に、今後の経済情勢が今まで以上に不透明な状況となっております。水産物卸売業界においても、同感染症拡大の影響により、外食産業や業務筋の水産物需要の低迷、それに伴う高単価商材の売れ行き不振、加えて原材料費・物流費などの上昇により水産物価格が上昇傾向にあり、厳しい業界環境が継続しております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上課題 〇中期経営計画の策定 当連結会計年度は、2021年度(2022年3月期)から2023年度(2024年3月期)までを対象期間とした新中期経営計画『SG-2023』(Sustainable Growth 2023 サステナブル グロウス2023)の初年度にあたります。その中で決定した基本コンセプトと行動計画により、当社グループは最終目標年度である2023年度(2024年3月期)まで、また、その後に続く未来に向けての持続的な成長を目指します。基本コンセプトと行動計画は以下のとおりであります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約4096文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、卸売市場法に基づく東京都中央卸売市場の荷受会社として、“国民の健康的な食生活への貢献”という社会的使命を果たしていくとともに、集荷力・販売力の強化に努め、首都圏の一大消費地を抱える市場荷受としての優位性を発揮しつつ、“旧来型の荷受会社から、広範な機能を有する販売会社への転換”を図り、新たな価値創造によってステークホルダーの期待に応えてまいります。 (2)経営戦略等 上記経営方針のもと、当社グループはMSC、ASCといった海洋保護活動に貢献する国際流通認証を取得し、海洋資源保護や環境に配慮した水産物の取扱いを増やすことにより、出荷者・生産者から、買受人の皆様の顧客満足度を高められるよう、集荷及び販売に注力していきます。また、生産地加工・消費地加工の充実、豊洲市場内の冷蔵庫などの設備を活用し、多種多様な顧客ニーズに沿った販売を心掛けていくとともに、グループ会社を横断する形で物流委員会を設置、グループ会社資産の全てを有機的に結合することで、生鮮冷凍物流通網を構築していくことを目指します。 (3)経営環境 当連結会計年度における我が国の経済は、2020年初頭から続く新型コロナウイルス感染症の拡大により、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が実施され、断続的に社会経済活動が制限されたことに加え、今年に入ってからのロシア・ウクライナ情勢の影響、円安による輸入価格の上昇もあり、非常に厳しい1年間であったと同時に、今後の経済情勢が今まで以上に不透明な状況となっております。水産物卸売業界においても、同感染症拡大の影響により、外食産業や業務筋の水産物需要の低迷、それに伴う高単価商材の売れ行き不振、加えて原材料費・物流費などの上昇により水産物価格が上昇傾向にあり、厳しい業界環境が継続しております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上課題 〇中期経営計画の策定 当連結会計年度は、2021年度(2022年3月期)から2023年度(2024年3月期)までを対象期間とした新中期経営計画『SG-2023』(Sustainable Growth 2023 サステナブル グロウス2023)の初年度にあたります。その中で決定した基本コンセプトと行動計画により、当社グループは最終目標年度である2023年度(2024年3月期)まで、また、その後に続く未来に向けての持続的な成長を目指します。基本コンセプトと行動計画は以下のとおりであります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3246文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、その結果、当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度と比較して減少しております。 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載しております。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績及び財政状態の状況 当社グループの当連結会計年度の経営成績及び財政状態は、適正在庫による販売の効率化、採算管理の徹底を継続するとともに、中期経営計画『SG-2023』に基づく組織再編、加工機能の強化を推進してまいりました。適正在庫による販売の効率化や採算管理の徹底につきましては、保管費用の削減や、より採算を意識した販売に努めたことにより、販売コストの削減に寄与しております。組織再編につきましては、後述記載の株式会社東市ロジスティクスの合併により、冷蔵倉庫相互の業務連携が行われ、一定の効果を上げております。 しかしながら同感染症拡大の影響は大きく、当社グループの売上高は、取扱数量が前年同期と比べ減少しましたが平均単価の上昇などにより取扱金額は増加、しかしながら仕入単価の上昇を一部販売に転嫁できませんでした。 その結果、「収益認識に関する会計基準」適用前68,912百万円、適用後55,018百万円(前年同期売上高66,621百万円)となり、営業利益は141百万円(前年同期営業利益132百万円)、経常利益は173百万円(前年同期経常利益189百万円)となりました。加えて投資有価証券売却益等を特別利益に計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は264百万円(前年同期親会社株主に帰属する当期純利益518百万円)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (水産物卸売業) 売上高は「収益認識に関する会計基準」適用前67,591百万円、適用後53,698百万円(前年同期は65,330百万円)、セグメント損失143百万円(前年同期は164百万円のセグメント損失)となりました。 (冷蔵倉庫業) 売上高は1,166百万円(前年同期は1,135百万円)、セグメント利益は201百万円(前年同期は208百万円のセグメント利益)となりました。 (不動産賃貸業) 売上高は154百万円(前年同期は155百万円)、セグメント利益は83百万円(前年同期が87百万円のセグメント利益)となりました。 当連結会計年度末の当社グループの財政状態は次のとおりであります。…
セグメント関連
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/ 原文長 約519文字
2.セグメント資産の調整額は各報告セグメントに配分していない全社資産であり、その主なものは提出会社の長期投資資金(投資有価証券等)であります。 3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) (単位:百万円) 水産物卸売業 冷蔵倉庫業 不動産賃貸業 合 計 調整額 (注)1,2 連結財務諸 表計上額 (注)3 売上高 外部顧客への売上高 53,698 1,166 154 55,018 55,018 セグメント間の内部売上高又は 振替高 221 221 △ 221 53,698 1,388 154 55,240 △ 221 55,018 セグメント利益又は損失(△) △ 143 201 83 141 141 セグメント資産 7,008 4,883 1,407 13,298 2,516 15,815 その他の項目 減価償却費 33 202 25 261 52 314 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 71 59 135 184 319 (注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去額であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約7911文字
2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)を当連結会計年度の期首から適用しているため、水産物卸売業の販売実績の前年同期比は減少しております。 3.当連結会計年度より、非連結子会社であった㈱キタショクが連結上の重要性が増したため、連結の範囲に含めており、水産物卸売業に加えて表示しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、連結会計年度末日における資産・負債の計上、報告期間における収益・費用の計上に加え、開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的・保守的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用している重要な会計方針は、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 『当社グループの当連結会計年度の経営成績等』は、次のとおりです。 当連結会計年度の売上高は、「収益認識に関する会計基準」適用前68,912百万円、適用後55,018百万円(前年同期売上高66,621百万円)となり、営業利益は141百万円(前年同期営業利益132百万円)、経常利益は173百万円(前年同期経常利益189百万円)となりました。加えて投資有価証券売却益等を特別利益に計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は264百万円(前年同期親会社株主に帰属する当期純利益518百万円)となりました。 『当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因』は次のとおりです。 (近年の漁業資源の動向) 我が国の漁業・養殖業生産量は、近年減少傾向が続いておりましたが、2020年は前年から4万トン(1%)増加し、423万トンとなりました。魚種別にはマイワシ、ビンナガ等が増加し、サバ類、カツオ等が減少しております。また、近年不漁が続いているサケ、サンマ、スルメイカは、海水温や海流等の海洋環境の変化、外国漁船による影響を大きく受けており、水産庁の調べ(2021年)では、サケは約5.4万トン、サンマは約1.8万トン、スルメイカは約2.…