事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約421文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社8社より構成されており、水産物の卸売業及び水産物の売買を主要事業とし、附帯事業として冷蔵倉庫業務及び不動産賃貸業務を行っております。 事業内容と当社及び関係会社の当該事業にかかる位置付けは、次のとおりであります。 水産物卸売業………… 当社は生鮮加工水産物の委託及び買付販売、共同水産㈱は生鮮加工水産物の加工及び販売、築地市川水産㈱は生鮮加工水産物の販売を行っております。東市築地水産貿易(上海)有限公司は、中国、上海市で、中国向けの水産物の販売業務を行っております。 冷蔵倉庫業…………… 豊海東市冷蔵㈱及び㈱東市ロジスティクスは、当社所有設備により冷蔵倉庫業を営み、築地企業㈱は㈱東市ロジスティクスの冷蔵庫内の荷役作業を行っております。 不動産賃貸業………… 当社及び共同水産㈱は所有する不動産の一部を外部ならびに当社グループの会社に賃貸しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2826文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、卸売市場法に基づく東京都中央卸売市場の荷受会社として、“国民の健康的な食生活への貢献”という社会的使命を果たしていくとともに、集荷力・販売力の強化に努め、首都圏の一大消費地を抱える市場荷受としての優位性を発揮しつつ、“旧来型の荷受会社から、広範な機能を有する販売会社への転換”を図り、新たな価値創造によってステークホルダーの期待に応えてまいります。 (2)経営戦略等 上記経営方針のもと、当社グループはMSC、ASCといった海洋保護活動に貢献する国際流通認証を取得し、海洋資源保護や環境に配慮した水産物の取扱いを増やすことにより、出荷者・生産者から、買受人の皆様の顧客満足度を高められるよう、集荷及び販売に注力していきます。また、生産地加工・消費地加工の充実、豊洲市場内の新冷蔵庫などの設備を活用し、多種多様な顧客ニーズに沿った販売を心掛けていくとともに、グループ会社を横断する形で物流委員会を設置、グループ会社資産の全てを有機的に結合することで、生鮮冷凍物流通網を構築していくことを目指します。 (3)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税増税等による個人消費の陰りや、米中貿易摩擦の長期化、英国のEU離脱の動向、それに加え新型コロナウイルス感染症の流行・拡大等、先行き不透明な状況が続いております。 当社を取巻く水産卸売業界においては、海洋環境や気象状況等の変動による漁獲量の減少、市場内流通の縮小、業種・業態を超えた競争の激化や物流コスト増加等の構造的な問題、国際的な水産物消費拡大による仕入コストの上昇や海洋資源保護の動き、さらに消費者の節約志向は根強く、厳しい業界環境が続いております。 なお、2020年1月後半以降の新型コロナウイルス感染症拡大と、それに続く外出自粛要請は、水産物、特に高単価な生鮮水産物の需要に急激な縮小というインパクトを与えており、卸売業界に与える影響は、期間、規模ともに先の見えない状況であります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上課題 〇 修正した『中期経営計画=CHALLENGE-2020』の継続 2014年5月に発表、2019年4月に修正した『中期経営計画=CHALLENGE-2020』は2021年3月期に最終年度を迎えます。修正『中期経営計画=CHALLENGE-2020』の目標数値は以下のとおりです。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2826文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、卸売市場法に基づく東京都中央卸売市場の荷受会社として、“国民の健康的な食生活への貢献”という社会的使命を果たしていくとともに、集荷力・販売力の強化に努め、首都圏の一大消費地を抱える市場荷受としての優位性を発揮しつつ、“旧来型の荷受会社から、広範な機能を有する販売会社への転換”を図り、新たな価値創造によってステークホルダーの期待に応えてまいります。 (2)経営戦略等 上記経営方針のもと、当社グループはMSC、ASCといった海洋保護活動に貢献する国際流通認証を取得し、海洋資源保護や環境に配慮した水産物の取扱いを増やすことにより、出荷者・生産者から、買受人の皆様の顧客満足度を高められるよう、集荷及び販売に注力していきます。また、生産地加工・消費地加工の充実、豊洲市場内の新冷蔵庫などの設備を活用し、多種多様な顧客ニーズに沿った販売を心掛けていくとともに、グループ会社を横断する形で物流委員会を設置、グループ会社資産の全てを有機的に結合することで、生鮮冷凍物流通網を構築していくことを目指します。 (3)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税増税等による個人消費の陰りや、米中貿易摩擦の長期化、英国のEU離脱の動向、それに加え新型コロナウイルス感染症の流行・拡大等、先行き不透明な状況が続いております。 当社を取巻く水産卸売業界においては、海洋環境や気象状況等の変動による漁獲量の減少、市場内流通の縮小、業種・業態を超えた競争の激化や物流コスト増加等の構造的な問題、国際的な水産物消費拡大による仕入コストの上昇や海洋資源保護の動き、さらに消費者の節約志向は根強く、厳しい業界環境が続いております。 なお、2020年1月後半以降の新型コロナウイルス感染症拡大と、それに続く外出自粛要請は、水産物、特に高単価な生鮮水産物の需要に急激な縮小というインパクトを与えており、卸売業界に与える影響は、期間、規模ともに先の見えない状況であります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上課題 〇 修正した『中期経営計画=CHALLENGE-2020』の継続 2014年5月に発表、2019年4月に修正した『中期経営計画=CHALLENGE-2020』は2021年3月期に最終年度を迎えます。修正『中期経営計画=CHALLENGE-2020』の目標数値は以下のとおりです。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約8622文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績及び財政状態の状況 当社グループの当連結会計年度の経営成績及び財政状態は、冷凍マグロ類の市況悪化、そして2020年1月後半以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、高級魚の売れ行き不振や価格下落、更に3月からは業務筋(寿司屋・レストラン・学校給食等)の営業自粛や休止に伴い、水産物需要が極端に減少、中国・欧州向けの輸出停滞なども相俟って、主要セグメントである水産物卸売業の売上高が大きく減少いたしました。 損益面においては、豊洲市場内冷蔵庫の取扱数量は概ね想定どおり推移したものの、水産物卸売業の売上高減少に加え、冷凍マグロ類の相場下落による販売損の影響が大きく、さらに、2020年1月後半から新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、主要セグメントである水産物卸売業の収益が急激に悪化、また期末に保有する在庫の評価損計上が重なり、当連結会計年度の売上高は71,658百万円(前年同期売上高76,808百万円)、営業損失は690百万円(前年同期営業損失120百万円)、経常損失は674百万円(前年同期経常損失40百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は690百万円(前年同期親会社株主に帰属する当期純損失64百万円)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、2018年10月11日の中央卸売市場豊洲市場開場と共に事業開始しました豊洲の冷蔵倉庫が通年稼働となったため管理費用の配賦基準を見直し、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を変更しております。前連結会計年度のセグメント情報は変更後の算定方法に基づき作成したものを記載しております。 (水産物卸売業) 売上高は70,367百万円(前年同期は75,920百万円)、セグメント損失1,010百万円(前年同期は268百万円のセグメント損失)となりました。 生鮮水産物は、本マグロ、スルメイカ等が潤沢に入荷しましたが、アジ、ブリ等の取扱減少により、売上高は前年を若干下回りました。 冷凍水産物は、冷マグロ類全般、冷鮭鱒類の入荷量減少により、売上高は前年に比べ大きく減少しました。 加工水産物は、煮タコ、干物類は取扱数量を伸ばしましたが、シラス干し等の入荷減少及び単価下落の影響が大きく、売上高は前年を下回りました。…
セグメント関連
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2.セグメント資産の調整額は各報告セグメントに配分していない全社資産であり、その主なものは提出会社の長期投資資金(投資有価証券等)であります。 3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。 4. 移転延期損失は、豊洲市場にある固定資産の価値減耗相当額(非資金損益項目)であります。 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:百万円) 水産物卸売業 冷蔵倉庫業 不動産賃貸業 合 計 調整額 (注)1,2 連結財務諸 表計上額 (注)3 売上高 外部顧客への売上高 70,367 1,134 157 71,658 71,658 セグメント間の内部売上高又は 振替高 232 232 △ 232 70,367 1,367 157 71,891 △ 232 71,658 セグメント利益又は損失(△) △ 1,010 228 91 △ 690 △ 690 セグメント資産 6,403 5,244 1,451 13,099 2,082 15,181 その他の項目 減価償却費 73 203 26 303 31 334 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 53 69 126 136 (注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去額であります。