事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社3社及び関連会社1社で構成されており、血液及び血管内関連及び体外循環関連の医療機器・医薬品の製造・販売を事業内容としております。血液及び血管内関連の主要な製品は、血液バッグ・成分採血キット・翼付採血キット・輸液セット・血管内治療用カテーテル・ステントグラフトであり、体外循環関連の主要な製品は、ダイアライザー(人工腎臓)・血液回路・AVF針(翼付動静脈針)・血液浄化用フィルター・生理食塩液・人工心肺用回路であります。当社グループの事業に係わる位置付けは以下のとおりであります。 〈国内生産拠点〉 国内は、三重工場、佐伯工場及び野津工場において、血液及び血管内関連及び体外循環関連の医療機器・医薬品の生産を行っております。 〈海外生産拠点〉 海外は、子会社であるカワスミラボラトリーズタイランド(タイ)が血液及び血管内関連及び体外循環関連の医薬品・医療機器の一部を生産し、主に当社に供給しております。 〈販売拠点〉 国内は、当社が販売代理店網を通じて販売し、海外は当社及び海外関係会社が販売しております。 海外のうち、米国・中南米・カナダ地域は、子会社のカワスミラボラトリーズアメリカ(アメリカ)が、欧州地域は当社が、主に販売を行っております。 以上に述べた当社グループの事業系統図は次のとおりであります。 (注)上記のほかに、連結子会社が1社、持分法適用関連会社が1社あります。 なお、連結子会社のナムシントレーディング(タイ)は2018年12月27日をもって解散し、現在、清算手続き中であります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 長期ビジョン:「世界を舞台にオリジナリティで存在感を持つ企業」 競争力の源である技術力・開発力を常に磨き、特定の分野において特長を持った製品を創り出し、グローバル市場に提供し続け、お客様から選ばれる企業を目指してまいります。 価値観:「イキイキ、ワクワク。」 現状に満足することなく常に向上を目指し、果敢に挑戦を続けることにやりがいを感じ、イキイキと仕事に取り組む。 そして、私たちの挑戦にお客様がワクワクし、私たちの製品・サービスにお客様の笑顔が湧く。 これが私たちの喜び(イキイキ、ワクワク。)です。 行動指針 向上心:「もっと○○したい。」この思いを常に持ち続けます。 現状に満足することなく、「思い」を実現するため、一日一日を大事に積み重ねます。 「どうやればできるか」を常に考え、粘り強く徹底的に追求します。 挑戦 :私たちは、お客様へより良い製品・サービスを提供するために、挑戦を続けていきます。 挑戦の先には、お客様の喜びが待っている。だから、挑戦は楽しく、おもしろい。 「お客様の期待を超えたい。」この永遠のテーマに挑み続けます。 信頼 :「思い」の実現に向けて「挑戦」するために、部下を信じて任せ、成功に向けてサポートします。 挑戦せずに何もしないよりも、たとえ挑戦に失敗したとしても、挑戦したことを評価します。 失敗を糧にし、成功に向けて努力することを重視します。 ステークホルダーに対する経営基本方針 顧客 : 自社の強みを軸に新たな価値の創造を続け、患者様、医療従事者の満足を獲得します。 社員 : 社員が会社とともに成長を感じ、イキイキ・ワクワク働ける職場環境を構築します。 株主 : 株主の長期的信頼に応える経営を着実に実践します。株主還元は、安定配当を基本方針とし、 配当性向は25%以上を目安とします。 社会 : 医療を通じた事業活動により、地域・社会の発展に貢献します 。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 2018年5月に決定した中期経営計画において、2年目となる第63期及び最終年度の第64期について、以下のような目標を設定しております。 (単位:億円) 回次 決算年月 第63期 2020年3月 第64期 2021年3月 売上高 215 220 営業利益 10 (3)経営環境 当社を取り巻く環境は、各国の医療費抑制政策、新興国メーカーの台頭などによる市場環境面の競争の激化、為替変動や原油価格に影響を受ける原燃料の調達コストへの市況影響など、厳しい経営環境が引き続き予想されます。…
対処すべき課題
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(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題 1.構造改革実施の背景について 当社を取り巻く既存事業の事業環境は、透析事業をはじめとする一部製品において、薬価の下落や国内外での競争激化により、将来的な収益の確保が困難となってきておりました。一方で、競争力の源である技術力・開発力を磨き、特定の分野において特長をもった製品を創り出す開発型企業となるべく、土台作りを進めてきた結果、研究開発テーマも予定通り進捗し、新製品が売上に貢献出来るかたちが見えてきました。 このような状況から、選択と集中の事業構造改革が必要であると判断し、2018年5月15日開催の取締役会において、企業価値向上に向けた収益力の強化と体質改善を目的とした構造改革を含め中期経営計画を策定し、これをすすめてまいりました。 2.構造改革の進捗 中期経営計画の1年目にあたる当連結会計年度での構造改革の進捗状況は以下のとおりです。 ⑴体外循環事業の見直し ① 不採算事業からの撤退 ・国内生産ダイアライザーは2019年3月末をもって生産を終了いたしました。血液浄化製品の自社国内販売とともに、2020年3月期中に販売を終了する予定です。 ・国内の希望退職者の募集については、130名程度を計画していたところ、134名の実績となりました。海外の退職者182名とあわせ、ほぼ予定通り人員の適正化が完了いたしました。 ② 営業拠点の統廃合 ・国内営業拠点は2018年9月末で東京・大阪・福岡の3拠点への集約が完了いたしました。また、2018年12月末でナムシントレーディング(タイ)の事業を終了しております。 ⑵血管内分野の拡大と新分野への進出 ① 新製品による新たな収益基盤の確立 ・2018年9月に製造販売承認を取得した「川澄ダックビル胆管ステント」は、計画に従って販売を拡大しております。 ・新研究開発拠点(神奈川県川崎市キングスカイフロント)については、2021年3月期の完成を目指し設計をすすめております。開発に関連する業務を集約し、開発から上市に至る流れを加速させます。 ② グローバル展開の加速 ・ステントグラフトについては、イタリアを皮切りに欧州での販売拡大をすすめております。 ⑶生産性の向上 ① 業務の効率化 ・2019年4月に生産管理部を新たに設置し、国内外生産の一元管理を開始するとともに、管理人員を削減いたしました。この他、本社を含めた間接部門の業務効率化をすすめております。 ② 働き方改革 ・従業員が活き活きと働ける人事・処遇制度の改定を2020年3月期中に予定しております。 以上により、当連結会計年度における事業構造改革費用として、割増退職金・営業拠点閉鎖費用等を含め16億71百万円を特別損失に計上しております。 3.…
経営成績・財政状態の概況
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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 <売上高> 売上高は、 血液浄化用フィルター(海外)等の販売が増加したものの、構造改革による撤退品(国内ダイアライザー、国内浄化自販製品、浄化装置、輸液セット等)や成分採血キット、生理食塩液等の販売が減少した影響により、 前連結会計年度に比べ 13億32百万円減 の 241億4百万円 (前連結会計年度比 5.2%減 )となりました。国内・海外別の売上高につきましては、国内売上高は、前連結会計年度に比べ17億26百万円減の161億59百万円(同9.7%減)、海外売上高は、前連結会計年度に比べ3億93百万円増の79億44百万円(同5.2%増)となりました。 <売上総利益・営業利益・経常利益> 売上高の減少などにより、売上総利益は前連結会計年度に比べ 4億74百万円減 の 82億8百万円 (同 5.5%減 )となりました。 販売費および一般管理費は、癒着防止材治験費用等の開発試験研究費が増加したものの、その他経費の削減などにより、前連結会計年度に比べ 3億85百万円減 の 76億9百万円 (同 4.8%減 )、営業利益は、前連結会計年度に比べ 89百万円減 の 5億98百万円 (同 13.0%減 )、経常利益は、前連結会計年度に比べ 1百万円減 の 7億87百万円 (同 0.2%減 )となりました。 <親会社株主に帰属する当期純利益> 親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益など 13億3百万円 の特別利益を計上しましたが、構造改革費用など 16億81百万円 の特別損失を計上した結果、前連結会計年度に比べ 2億53百万円減 の 1億86百万円 (同 57.5%減 )となりました。 セグメント別の状況は次のとおりであります。 <血液および血管内関連> 構造改革による撤退品(輸液セット等)や成分採血キット等の販売減少により 、売上高は、前連結会計年度に比べ 2億42百万円減 の 113億95百万円 (同 2.1%減 )となりました。セグメント利益は、前連結会計年度に比べ 1億75百万円減 の 5億13百万円 (同 25.5%減 )となりました。 <体外循環関連> 血液浄化用フィルター(海外)等の販売が増加する一方、構造改革による撤退品(国内ダイアライザー、国内浄化自販製品、浄化装置等)や生理食塩液等の販売減少により 、 売上高は、前連結会計年度に比べ 10億90百万円減 の 127億8百万円 (同 7.9%減 )となりました。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 (単位:百万円) 血液及び血管内関連 体外循環 関連 合計 調整額 (注)1 連結財務諸表計上額 (注)2 売上高 外部顧客への売上高 11,638 13,798 25,437 25,437 セグメント間の内部売上高又は振替高 11,638 13,798 25,437 25,437 セグメント利益又は損失(△) 689 △ 1 687 687 セグメント資産 8,394 4,918 13,313 31,998 45,312 その他の項目 減価償却費 971 718 1,689 1,689 有形固定資産及び無 形固定資産の増加額 175 213 389 398 787 (注)1.調整額は以下のとおりであります。