事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社3社及び関連会社1社で構成されており、血液及び血管内関連及び体外循環関連の医療機器・医薬品の製造・販売を事業内容としております。血液及び血管内関連の主要な製品は、血液バッグ・成分採血キット・翼付採血キット・輸液セット・血管内治療用カテーテル・ステントグラフトであり、体外循環関連の主要な製品は、ダイアライザー(人工腎臓)・血液回路・AVF針(翼付動静脈針)・血液浄化用フィルター・生理食塩液・人工心肺用回路であります。当社グループの事業に係わる位置付けは以下のとおりであります。 〈国内生産拠点〉 国内は、三重工場、佐伯工場及び野津工場において、血液及び血管内関連及び体外循環関連の医療機器・医薬品の生産を行っております。 〈海外生産拠点〉 海外は、子会社であるカワスミラボラトリーズタイランド(タイ)が血液及び血管内関連及び体外循環関連の医薬品・医療機器の一部を生産し、主に当社ならびに海外販売子会社である、ナムシントレーディング(タイ)に供給しております。 〈販売拠点〉 国内は、当社が販売代理店網を通じて販売し、海外は当社及び海外関係会社が販売しております。 海外のうち、米国・中南米・カナダ地域は、子会社のカワスミラボラトリーズアメリカ(アメリカ)が、欧州地域は当社が、またタイ国においては子会社のナムシントレーディング(タイ)が主に販売を行っております。 以上に述べた当社グループの事業系統図は次のとおりであります。 (注)上記のほかに、持分法適用関連会社が1社あります。 なお、平成29年4月1日付で連結子会社であった川澄プラテック株式会社を吸収合併いたしました。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 長期ビジョン:「世界を舞台にオリジナリティで存在感を持つ企業」 競争力の源である技術力・開発力を常に磨き、特定の分野において特長を持った製品を創り出し、グローバル市場に提供し続け、お客様から選ばれる企業を目指してまいります。 価値観:「イキイキ、ワクワク。」 現状に満足することなく常に向上を目指し、果敢に挑戦を続けることにやりがいを感じ、イキイキと仕事に取り組む。 そして、私たちの挑戦にお客様がワクワクし、私たちの製品・サービスにお客様の笑顔が湧く。 これが私たちの喜び(イキイキ、ワクワク。)です。 行動指針 向上心:「もっと○○したい。」この思いを常に持ち続けます。 現状に満足することなく、「思い」を実現するため、一日一日を大事に積み重ねます。 「どうやればできるか」を常に考え、粘り強く徹底的に追求します。 挑戦 :私たちは、お客様へより良い製品・サービスを提供するために、挑戦を続けていきます。 挑戦の先には、お客様の喜びが待っている。だから、挑戦は楽しく、おもしろい。 「お客様の期待を超えたい。」この永遠のテーマに挑み続けます。 信頼 :「思い」の実現に向けて「挑戦」するために、部下を信じて任せ、成功に向けてサポートします。 挑戦せずに何もしないよりも、たとえ挑戦に失敗したとしても、挑戦したことを評価します。 失敗を糧にし、成功に向けて努力することを重視します。 ステークホルダーに対する経営基本方針 顧客 : 自社の強みを軸に新たな価値の創造を続け、患者様、医療従事者の満足を獲得します。 社員 : 社員が会社とともに成長を感じ、イキイキ・ワクワク働ける職場環境を構築します。 株主 : 株主の長期的信頼に応える経営を着実に実践します。株主還元は、安定配当を基本方針とし、 配当性向は25%以上を目安とします。 社会 : 医療を通じた事業活動により、地域・社会の発展に貢献します 。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 (単位:億円) 回次 決算年月 第62期 平成31年3月 第63期 平成32年3月 第64期 平成33年3月 売上高 230 215 220 営業利益 △3 10 上記の数値目標を設定した背景について、「(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題」に記載しております。 (3)経営環境 当社を取り巻く環境は、各国の医療費抑制政策、新興国メーカーの台頭などによる市場環境面の競争の激化、為替変動や原油価格に影響を受ける原燃料の調達コストへの市況影響など、予断を許さない経営環境が引き続き予想されます。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約7833文字
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題 中期経営計画の策定および構造改革の実施 平成30年5月15日開催の取締役会において、中期経営計画を策定するとともに企業価値向上に向けた収益力の強化と体質改善を目的として、構造改革の実施を決定しました。 1.構造改革実施の背景について 当社を取り巻く既存事業の事業環境は、透析事業をはじめとする一部製品において、薬価の下落や国内外での競争激化により、将来的な収益の確保が困難となってきております。 このような状況下、当社は平成28年4月より、「事業構造転換」と「内部構造転換」を軸とした中期経営戦略を定め、競争力の源である技術力・開発力を磨き、特定の分野において特長をもった製品を創り出す開発型企業となるべく、土台作りを進めて参りました。その結果、研究開発テーマも予定通り進捗し、新製品が売上に貢献出来るかたちが見えてきました。 このような状況から、財務基盤の健全性が確保できている今、収益の見込めない既存事業へ振り向ける経営資源を絞り、今後収益と成長が見込める分野に経営資源を振り向けていく、選択と集中の事業構造改革が必要であると判断し、今回の構造改革の実施を決定し、新たな中期経営計画を策定いたしました。これにより、当社は研究開発型企業への転換を図って参ります。 2.構造改革の概要 ⑴体外循環事業の見直し ①不採算事業からの撤退 ・今後収益の改善が見込めない国内生産ダイアライザーの生産・販売、および血液浄化製品の自社国内販売から撤退します。 ・上記撤退にともない、国内外の生産組織を見直し、配置転換等を含み国内で60名、海外で160名規模の人員の適正化を実施し、平成32年3月期までに生産拠点を再編します。 ②営業拠点の統廃合 ・国内営業拠点を東京・大阪・福岡の3拠点に集約し、配置転換等を含む40名規模の人員適正化を実施し、平成31年3月期に拠点を整理・統合します。また、同期末にて海外販売子会社である、ナムシントレーディング(タイ)の事業終了を予定しております。 ⑵ 血管内分野の拡大と新分野への進出 ①新製品による新たな収益基盤の確立 ・成長領域である血管内分野、そして新たな領域である消化器分野、癒着防止材の研究開発に資源を投入し、より付加価値の高い事業の基盤を確立します。 ・平成33年3月期に新研究開発拠点(神奈川県キングスカイフロント)を設置し、医療現場との距離を縮めるとともに、国内外の営業・製造拠点とのネットワークを強化します。 ② グローバル展開の加速 ・海外において新製品をタイムリーに上市するため、体制を強化します。 ・ステントグラフトの欧州での販売を拡大します。また、米国にて上市している製品の販売も拡大します。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3941文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 <売上高> 売上高は、海外向け血液バッグや翼付採血キット、国内向け透析用血液回路等の販売が増加したことにより、前連結会計年度に比べ 7億10百万円増 の 254億37百万円 (前連結会計年度比 2.9%増 )となりました。国内・海外別の売上高につきましては、国内売上高は、前連結会計年度に比べ4億51百万円増の178億85百万円(同2.6%増)、海外売上高は、前連結会計年度に比べ2億59百万円増の75億51百万円(同3.6%増)となりました。 <売上総利益・営業利益・経常利益> 為替影響等により原価率が悪化したため、売上総利益は前連結会計年度に比べ 1億78百万円減 の 86億82百万円 (同 2.0%減 )となりました。 販売費および一般管理費は、開発試験研究費の増加などにより、前連結会計年度に比べ 57百万円増 の 79億95百万円 (同 0.7%増 )、営業利益は、前連結会計年度に比べ 2億36百万円減 の 6億87百万円 (同 25.6%減 )、経常利益は、前連結会計年度に比べ 2億34百万円減 の 7億88百万円 (同 22.9%減 )となりました。 <親会社株主に帰属する当期純利益> 親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度に当社のタイの連結子会社で過年度法人税等戻入額を計上した影響もあり、前連結会計年度に比べ 6億75百万円減 の 4億40百万円 (同 60.6%減 )となりました。 セグメント別の状況は次のとおりであります。 <血液および血管内関連> 血小板保存バッグ等の販売が減少する一方、海外向け血液バッグや翼付採血キット等の販売が増加したことにより、売上高は、前連結会計年度に比べ 5億21百万円増 の 116億38百万円 (同 4.7%増 )となりました。セグメント利益は、前連結会計年度に比べ 1億59百万円減 の 6億89百万円 (同 18.8%減 )となりました。 <体外循環関連> 生理食塩液等の販売が減少する一方、国内向け透析用血液回路やOEMの浄化フィルター等の販売が増加したことにより、売上高は、前連結会計年度に比べ 1億89百万円増 の 137億98百万円 (同 1.4%増 )となりました。セグメント利益は、前連結会計年度に比べ 76百万円減 の△ 1百万円 (同 102.7%減 )となりました。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 (単位:百万円) 血液及び血管内関連 体外循環 関連 合計 調整額 (注)1 連結財務諸表計上額 (注)2 売上高 外部顧客への売上高 11,638 13,798 25,437 25,437 セグメント間の内部売上高又は振替高 11,638 13,798 25,437 25,437 セグメント利益又は損失(△) 689 △ 1 687 687 セグメント資産 8,394 4,918 13,313 32,225 45,539 その他の項目 減価償却費 971 718 1,689 1,689 有形固定資産及び無 形固定資産の増加額 175 213 389 398 787 (注)1.調整額は以下のとおりであります。