事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約421文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社および子会社20社で構成され、主に冷却ファン、電源機器、サーボアンプ、サーボモータを生産、販売しています。 当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討をおこなう対象となっているものです。 当社グループは、展開する事業の特性から、サンエースカンパニー、エレクトロニクスカンパニー、モーションカンパニー、その他を報告セグメントとしています。 セグメント 主な事業 サンエースカンパニー 冷却ファンなどの設計・製造・販売 エレクトロニクスカンパニー 電源装置・サーボアンプ・ステッピングドライバなどの 設計・製造・販売 モーションカンパニー サーボモータ・ステッピングモータなどの 設計・製造・販売 その他 電気機器販売・電気工事など 〔事業系統図〕 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1003文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する記載は、有価証券報告書提出日現在において、将来に関する見通しおよび計画に基づき当社グループが合理的に判断したものであり、これらの記載は実際の成果と異なる可能性があるとともに、その達成を保証するものではありません。 (1) 経営の基本方針 当社グループは、人間社会における存在価値を高めることを目指し、次の企業理念を掲げています。 「私たち山洋電気グループは、すべての人々の幸せをめざし、人々とともに夢を実現します。」 この企業理念の遂行のために、次の6つの経営理念と私たち自身が遵守すべき行動規範を定め、企業活動をおこなっています。 ・ 社会や環境に対しては、企業活動を通じて、地球環境の保全および人類の繁栄に寄与する経営をします。 ・ お客さまやユーザに対しては、技術、製品、サービスを通じて、お客さまやユーザにとっての、新たな価値の創造が実現できる経営をします。 ・ 協力会社や取引会社に対しては、部品材料の取引、製造委託、共同開発を通じて、相互の技術の発展と共存共栄を目指す経営をします。 ・ 投資家や金融機関に対しては、健全かつ発展的な経営と、わかりやすい情報を通じて、投資メリットと信用を増大させる経営をします。 ・ 同業者や競争会社に対しては、技術提携や競争を通じて、産業の発展と技術の発展を共創する経営をします。 ・ 社員に対しては、仕事や会社生活を通じて、社員が自己実現を図れる会社とする経営をします。 (2) 目標とする経営指標等 当社グループでは、2026年4月から期間を5年とする「時間を力に」をテーマとした「第10次中期経営計画」をスタートさせました。 ・「山洋電気は早い」と評価される企業体質にする。 ・時間を、格段に、画期的に短縮する。 ・時間を競争力にして、新しいもの、新しいこと、新しいやりかたを創り出す。 ・時間を軸にナンバーワンの製品開発、納期、業務品質にする。 また、当社グループは持続的な成長と企業価値の向上を実現するため、中長期的な視点で重視すべき経営指標と株主還元方針を定め、これらを重視した経営を推進していきます。 ① フリー・キャッシュ・フローを重視した経営をする。 ② ROE 10%以上を継続して達成する。 ③ 営業利益率を重視した経営をする。 ④ 連結配当性向50%を目安とする。
対処すべき課題
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/ 原文長 約2585文字
(3) 経営環境及び対処すべき課題等 ① 経営環境 当連結会計年度における世界経済は、米国による広範囲にわたる極端な関税政策の実施や、中国による対抗政策があったものの、後半は回復の兆しが見られました。 日本経済は、安定した企業収益を背景に設備投資が堅調で、工業生産の一部では景気は緩やかに回復していましたが、中東情勢の緊迫化を受けて、先行きの懸念が強まりました。 そのような中で、当社グループの主要な販売市場である通信装置、ロボット、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が回復に向かったこと、AI関連向けの市場が堅調であったことから、全体として受注高は増加しました。 これらの前提のもとに翌連結会計年度(2027年3月期)は売上収益128,850百万円、営業利益16,290百万円、税引前当期利益16,690百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益12,000百万円を予想としています。 ② 対処すべき課題等 このような経営環境のもと、当社グループでは、 当連結会計年度に完了を迎えた、第9次中期経営計画において、次の取り組みを推進してきました。 ・ 品質・性能・信頼性において、「世界一の製品」を絶え間なく開発し続けること。 ・ 「殻を破る」をテーマに、新しいもの、新しいこと、新しいやり方を創出すること。 ・ 「狭くて深い」市場から「広くて深い」市場で、当社の製品が活躍できる場面を増やしていくこと。 ・ 新しいビジネス方法を拡大すること。 2022年3月期から当連結会計年度までの、5年間の取り組みに対する主な成果は次のとおりです。 ・上記の取り組みは、グループ全体で合計732件の具体的な施策として実施され、そのほとんどが完了しました。 ・新製品の開発 49件の新製品を開発し、発売しました。 ・台灣山洋電氣股份有限公司にテクノロジーセンターを新設 台灣山洋電氣股份有限公司に当社グループ3拠点目となるテクノロジーセンターを新設しました。グローバルな製品開発体制の強化を推進します。 ・ SANYO DENKI GERMANY GmbHが新たな支店を設立 SANYO DENKI GERMANY GmbHが、バイエルン州ミュンヘンに新たな支店を設立しました。ドイツ南部とオーストリアを中心に、幅広い市場に向けた新規開拓を推進します。 ・ パートナーシップ構築宣言の公表 当社グループでは、取引先のみなさまとの長期的な信頼関係の構築や、当社に関わる事業者のみなさまとの連携、共存共栄を進めるため、資材調達に関する基本方針を定め、その方針のもと「パートナーシップ構築宣言」を公表しました。 ・ SANYO DENKI EUROPE S.A.…
経営成績・財政状態の概況
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4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 (1) 財政状態および経営成績の状況 (経営成績の状況) 当連結会計年度における世界経済は、米国による広範囲にわたる極端な関税政策の実施や、中国による対抗政策があったものの、後半は回復の兆しが見られました。 日本経済は、安定した企業収益を背景に設備投資が堅調で、工業生産の一部では景気は緩やかに回復していましたが、中東情勢の緊迫化を受けて、先行きの懸念が強まりました。 そのような中で、当社グループの主要な販売市場である通信装置、ロボット、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が回復に向かったこと、AI関連向けの市場が堅調であったことから、全体として受注高は増加しました。 その結果、当連結会計年度における連結売上収益は107,346百万円(前年同期比9.7%増)となり、連結営業利益は10,885百万円(前年同期比37.2%増)、連結税引前当期利益は11,747百万円(前年同期比46.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は8,661百万円(前年同期比53.6%増)となりました。 受注高は116,332百万円(前年同期比30.1%増)、受注残高は44,869百万円(前年同期比25.0%増)となりました。 各セグメントの業績は次のとおりです。 2026年3月期 連結会計年度 セグメント別損益計算書 (単位:百万円) サンエース カンパニー エレクトロニクス カンパニー モーション カンパニー その他 調整額 (注2) 合計 売上収益 (注1) 40,826 23,249 37,543 5,725 107,346 売上原価 25,216 17,562 29,737 4,554 321 77,392 売上総利益 15,610 5,687 7,805 1,171 △321 29,953 販売費及び一般管理費 7,526 4,607 6,617 528 19,279 その他の収益及び費用 112 62 37 211 営業利益 8,195 1,142 1,225 643 △321 10,885 (注) 1. セグメントごとの外部顧客への売上収益を記載しています。 2. 調整額は、セグメント間取引の消去によるものです。 ①サンエースカンパニー サンエースカンパニーの製品「San Ace」は、ネットワーク機器向けや生成AI関連機器向けの需要が引き続き堅調でした。一方、サーボアンプやインバータ等の制御機器、一般工作機械向けの需要は回復途上のままとなりました。…
セグメント関連
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(3) 報告セグメントに関する情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント サンエース カンパニー エレクトロニクス カンパニー モーション カンパニー その他 調整額 (注2) 連結 売上収益 外部顧客への 売上収益 38,062 21,149 32,971 5,663 97,847 97,847 セグメント間の 内部売上収益または 振替高(注1) 1,868 1,868 △ 1,868 38,062 21,149 32,971 7,532 99,715 △ 1,868 97,847 セグメント利益 6,856 483 291 276 7,908 28 7,936 金融収益 644 金融費用 577 税引前当期利益 8,003 当期利益 5,638 セグメント資産 42,718 39,982 55,744 7,476 145,922 △ 293 145,628 セグメント負債 11,664 6,631 10,733 3,255 32,284 △ 3 32,280 その他の開示項目 減価償却費及び 償却費 2,055 1,509 2,284 109 5,959 5,959 資本的支出 (無形資産含む) 1,238 838 941 3,020 △ 97 2,923 (注) 1.セグメント間の内部取引価格は一般的な市場価格に基づいています。 2.「調整額」の内容は次のとおりです。 (1) セグメント利益の調整額28百万円は、セグメント間取引消去です。 (2) セグメント資産の調整額△293百万円は、セグメント間取引消去です。 (3) セグメント負債の調整額△3百万円は、セグメント間取引消去です。 (4) 減価償却費及び償却費には、使用権資産から生じた減価償却費が含まれています。 (5) 資本的支出(無形資産含む)の調整額△97百万円は、セグメント間取引消去です。…