事業の内容
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/ 原文長 約3844文字
(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容 被取得企業の名称 BRIDGESTONE CARBON BLACK(THAILAND) CO.,LTD. 事業の内容 カーボンブラックの製造販売 (2) 企業結合を行った主な理由 当社は、2025年2月、2030年のありたい姿とそこに到達するための取り組み「Vision 2030」を策定しました。「Vision 2030」においては、長期ビジョンに向けた3つの取り組み、「抜本的な構造改革」、「成長市場へのコミット」、「サステナブルな価値創出」を推進することで、事業ポートフォリオの変革を目指しております。BRIDGESTONE CARBON BLACK(THAILAND) CO.,LTD.は株式会社ブリヂストンのカーボンブラック内製子会社として、主に株式会社ブリヂストンの各拠点向けにカーボンブラックの供給を担っている会社です。 当社は日本、タイ、カナダ及びアメリカの4か国で、グローバルにカーボンブラック事業を展開しております。本件により、BRIDGESTONE CARBON BLACK(THAILAND) CO.,LTD.を当社の連結子会社とすることで、株式会社ブリヂストンとのグローバルでの連携・共創を推進し、より一層パートナーシップを強化します。また、当社のカーボンブラック事業との一体運営を通じて、更なる安定供給、競争力向上を図ってまいります。これにより、当社は長期ビジョンに掲げた「成長市場へのコミット」を実現し、カーボンブラック事業の更なる成長を目指します。 (3) 企業結合日 2025年9月30日 (4) 企業結合の法的形式 現金を対価とした株式取得 (5) 結合後企業の名称 2025年9月30日付でThai Tokai Carbon Product Rojana Co., Ltd.へ名称を変更しております。 (6) 取得した議決権比率 100% (7) 取得企業を決定するに至った主な根拠 当社及び当社の連結子会社であるTHAI TOKAI CARBON PRODUCT COMPANY LIMITEDが共同して実施した、現金を対価とした株式取得により、BRIDGESTONE CARBON BLACK(THAILAND) CO.,LTD.の議決権を100%保有することとなったためであります。 2.連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間 企業結合日から2025年12月31日までの業績を含めております。 3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳 取得の対価 現金 9,942 百万円 取得原価 9,942 百万円 4.主要な取得関連費用の内容及び金額 アドバイザー等に対する報酬・手数料等 303百万円 5.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1713文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) Vision 2030 進捗状況 (総括) 当社は、2025年2月、従来のローリング方式による中期経営計画に替えて、2030年のありたい姿(長期ビジョン)「Vision 2030:先端素材とソリューションで持続可能な社会の実現に貢献する」を公表し、「抜本的な構造改革」、「成長市場へのコミット」、「サステナブルな価値創出」の3つの取り組みを進めております。 当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、米国の関税政策や中国経済の先行きなどの不確実性や地政学リスク、為替の変動などにより、不安定な状況が続きました。カーボンブラック事業は米国子会社がアジアからの安価な輸入タイヤの影響を受け、ファインカーボン事業においてはEVの成長鈍化に伴うSiCパワー半導体市況の低迷が続きました。また、スメルティング&ライニング事業において競合との競争が激化し、黒鉛電極事業においても鉄鋼市況の低迷と価格競争の激化に見舞われました。 このような環境下、当社は、既存事業の収益性の改善やコスト削減を着実に進め、未来に向けた成長基盤を強化すべく、カーボンブラック事業のタイ拠点への投資やファインカーボン事業の米国加工子会社の再編・統合等を行いました。 当期の業績は、当初想定しておりました売上高3,410億円、営業利益233億円に対して、売上高 3,229億6千万円 、営業利益 258億5千万円 の減収増益になりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式売却による特別利益の計上等もあり、 200億7千8百万円 の大幅な増益となりました。 (Vision 2030の取り組み) ①抜本的な構造改革 当社は黒鉛電極事業の構造改革を推し進め、国内生産体制集約とドイツ子会社売却を2025年半ばまでに完遂しました。さらに、スメルティング&ライニング事業については、同事業を経営企画部直轄とし欧州事業拠点に役員を派遣するなど、ガバナンス体制を強化した上で、抜本的な構造改革案の策定に取り組みました。 ②成長市場へのコミット 中長期的な成長が期待できるファインカーボン事業では、米国加工子会社を再編・統合し事業効率性と競争力を強化するとともに、国内での増産投資を完了させ、将来の半導体市場の拡大に対応可能な生産体制を構築しています。 ③サステナブルな価値創出 長期的取り組みであるサステナブルな価値創出に向けては、産官学連携によるカーボンブラックのリサイクルプロジェクトやカーボンナノチューブの代替となるカーボンニュートラルな導電性カーボン材の開発・実証を進め、持続可能な社会に貢献する素材や製品の開発を推し進めています。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1713文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) Vision 2030 進捗状況 (総括) 当社は、2025年2月、従来のローリング方式による中期経営計画に替えて、2030年のありたい姿(長期ビジョン)「Vision 2030:先端素材とソリューションで持続可能な社会の実現に貢献する」を公表し、「抜本的な構造改革」、「成長市場へのコミット」、「サステナブルな価値創出」の3つの取り組みを進めております。 当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、米国の関税政策や中国経済の先行きなどの不確実性や地政学リスク、為替の変動などにより、不安定な状況が続きました。カーボンブラック事業は米国子会社がアジアからの安価な輸入タイヤの影響を受け、ファインカーボン事業においてはEVの成長鈍化に伴うSiCパワー半導体市況の低迷が続きました。また、スメルティング&ライニング事業において競合との競争が激化し、黒鉛電極事業においても鉄鋼市況の低迷と価格競争の激化に見舞われました。 このような環境下、当社は、既存事業の収益性の改善やコスト削減を着実に進め、未来に向けた成長基盤を強化すべく、カーボンブラック事業のタイ拠点への投資やファインカーボン事業の米国加工子会社の再編・統合等を行いました。 当期の業績は、当初想定しておりました売上高3,410億円、営業利益233億円に対して、売上高 3,229億6千万円 、営業利益 258億5千万円 の減収増益になりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式売却による特別利益の計上等もあり、 200億7千8百万円 の大幅な増益となりました。 (Vision 2030の取り組み) ①抜本的な構造改革 当社は黒鉛電極事業の構造改革を推し進め、国内生産体制集約とドイツ子会社売却を2025年半ばまでに完遂しました。さらに、スメルティング&ライニング事業については、同事業を経営企画部直轄とし欧州事業拠点に役員を派遣するなど、ガバナンス体制を強化した上で、抜本的な構造改革案の策定に取り組みました。 ②成長市場へのコミット 中長期的な成長が期待できるファインカーボン事業では、米国加工子会社を再編・統合し事業効率性と競争力を強化するとともに、国内での増産投資を完了させ、将来の半導体市場の拡大に対応可能な生産体制を構築しています。 ③サステナブルな価値創出 長期的取り組みであるサステナブルな価値創出に向けては、産官学連携によるカーボンブラックのリサイクルプロジェクトやカーボンナノチューブの代替となるカーボンニュートラルな導電性カーボン材の開発・実証を進め、持続可能な社会に貢献する素材や製品の開発を推し進めています。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約6693文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」をいう。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行ったため、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績 当連結会計年度(2025年1月1日から2025年12月31日まで)の世界経済は、米国を中心にAI(人工知能)関連投資の拡大が継続し、景気の下支え要因となりましたが、年初の米政権交代に伴う大幅な関税引き上げや通商政策の転換により、保護主義と分断化が加速しました。主要国では、インフレ圧力が再燃する中で金融引き締めの長期化や景気減速感が強まり、地政学リスクの常態化も相まって、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような情勢下、当社グループにおいては2025年2月に、2030年のありたい姿とそこに到達するための取り組みを示した長期ビジョン「Vision 2030」を公表いたしました。2030年のありたい姿として、売上高5,000億円、EBITDAマージン20%、ROIC12%の実現を目指し、「抜本的な構造改革」「成長市場へのコミット」「サステナブルな価値創出」の3つの取組みに注力する方針を掲げ、黒鉛電極事業では国内生産拠点の統合や欧州子会社の売却といった構造改革を完遂し、収益基盤の強靭化に向けたコスト改善等を推進いたしました。また、スメルティング&ライニング事業については、同事業を経営企画部直轄組織とした上で、欧州事業拠点に複数名の執行役員を派遣するなど、ガバナンス体制を強化し、抜本的な構造改革案の策定を加速させております。中長期的な成長やサステナビリティの観点からは、主力のカーボンブラック事業において、タイの生産拠点移転プロジェクトを推進する一方、株式会社ブリヂストンより、タイのカーボンブラック生産拠点の買収を行ったほか、使用済タイヤ等からカーボンブラックを再生させるプロジェクトを着実に進めております。また、新規事業分野においても、環境省の助成を得て、炭素循環型社会の構築に向けた機能性固体炭素製造技術の開発・実証に取り組んでおります。 この結果、当連結会計年度の売上高は前期比 7.8%減 の 3,229億6千万円 となりました。営業利益は前期比 33.3%増 の 258億5千万円 と減収増益となりました。経常利益は前期比 16.5%増 の 263億1千2百万円 となりました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約892文字
(3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額 1,431百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社資産の設備投資額であります。 3. セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 事業(注)1,3 合計 調整額(注)2 連結 財務諸表計上額(注)4 カーボンブラック事業 ファインカーボン事業 スメルティング&ライニング事業 黒鉛電極 事業 工業炉及び関連製品事業 売上高 外部顧客への売上高 147,093 55,969 61,751 37,573 10,728 313,117 9,843 322,960 322,960 セグメント間の内部 売上高又は振替高 21 157 259 217 1,030 1,687 1,687 △ 1,687 147,115 56,127 62,010 37,790 11,759 314,804 9,843 324,648 △ 1,687 322,960 セグメント利益 13,135 7,704 1,503 2,389 2,268 27,001 617 27,619 △ 1,769 25,850 セグメント資産 265,790 157,772 103,501 65,558 25,642 618,264 9,182 627,447 36,585 664,033 その他の項目 減価償却費 10,214 7,318 4,079 4,345 455 26,413 484 26,898 802 27,700 減損損失 348 348 348 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 19,903 6,239 3,672 2,861 782 33,459 509 33,969 2,884 36,854 (注) 1. 「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、摩擦材事業、負極材事業及び不動産賃貸等を含んでおります。 2. 調整額は以下のとおりであります。