事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1162文字
3 【事業の内容】 当企業集団は、㈱ファンケル(当社)、子会社10社および関連会社1社で構成され、化粧品および栄養補助食品の製造販売を主な事業としております。営業活動は、通信販売(インターネット通信販売を含む)、直営店舗販売、卸販売の3形態を中心に展開しております。 2017年4月1日付で当社を存続会社として、当社の完全子会社である㈱ファンケル化粧品および㈱ファンケルヘルスサイエンスを吸収合併いたしました。 当企業集団では、発芽米事業の製造と販売のそれぞれの機能を集約化させ、効率的に組織運営をすることを目的として、2018年3月31日付で㈱ファンケル発芽玄米を吸収分割会社、㈱ファンケル美健を吸収分割承継会社とする吸収分割を行い、発芽米事業の製造機能を㈱ファンケル美健が承継しております。また、当社を吸収合併存続会社、㈱ファンケル発芽玄米を吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施しております。 当社および当社の関係会社のセグメントと当企業集団の事業における位置付けの関連は、次のとおりであります。 セグメントの名称 当企業集団の事業における位置付け 化粧品関連事業 無添加化粧品を中心としたファンケル化粧品の製造は㈱ファンケル美健(連結子会社)が行い、販売は㈱ファンケルが行っております。 アテニア化粧品の製造は㈱ファンケル美健が行い、販売は㈱アテニア(連結子会社)が行っております。 boscia(ボウシャ)化粧品はboscia,LLC(連結子会社)が当企業集団外に製造委託し、販売を行っております。 ニコスタービューテック㈱(連結子会社)はOEM化粧品の販売を行っております。 栄養補助食品関連事業 栄養補助食品の製造は㈱ファンケル美健が行い、販売は㈱ファンケルおよび㈱アテニアが行っております。 その他関連事業 肌着類は㈱ファンケルが当企業集団外から仕入れ、販売を行っております。 雑貨・装身具類は㈱ファンケルおよび㈱アテニアが当企業集団外からそれぞれ仕入れ、販売を行っております。 発芽米の製造は㈱ファンケル美健(連結子会社)が行い、販売は㈱ファンケルが行っております。 青汁は㈱グリーンヒル(持分法非適用関連会社)および当企業集団外に製造委託し、販売は㈱ファンケルおよび㈱アテニアが行っております。 FANCL ASIA (PTE) LTD(連結子会社)は、FANCL INTERNATIONAL,INC.(連結子会社)を通じて米国市場向けに販売しております。また、現地代理店を通じて香港・中国市場向けを中心とした卸販売を行っております。 ㈱ファンケルスマイル(非連結子会社)は障害者雇用促進法に基づく特例子会社として、当企業集団から製品の包装業務などを受託しております。 事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約8615文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (1)中期方針 当企業集団は、創業以来「『不』のつく事柄を解消する仕組みづくり」を経営の基本方針とし、無添加化粧品、栄養補助食品、発芽米、青汁事業などを展開してまいりました。 2013年1月に創業者である池森賢二が経営に復帰して以降、当社の原点である「お客様視点」の徹底を強力に推し進めるとともに、不採算事業の撤退や将来に向けての投資など様々な構造改革を実行してまいりました。その後、2016年3月期を初年度とした第1期中期経営計画「広告先行成長戦略」で業績回復を果たしました。 さらに、経営基盤を進化させ、長期的な視点で持続的な成長を図るため、2030年に目指す姿を「VISION2030」とし、その実現に向けて取り組む最初の3ヵ年計画を「第2期中期経営計画 実行2020」(2019年3月期~2021年3月期)として策定いたしました。スローガンである「ALL-FANCL,ONE-FANCL」のもと、全社一丸となって、さらなる成長を実現してまいります。 (基本方針) ① 「VISION2030」~世界中を、もっと美しく、ずっと健やかに~ 当企業集団は創業以来、美と健康に関わる価値提供に取り組み、2030年には創業50周年を迎えます。2030年の世の中は少子化とともに超高齢化が進み、労働人口が減少するなど、大きく変化することが予想されます。「VISION2030」は、このような環境の中でも、当企業集団が新たな価値の創造を続け、持続的な成長を図るために目指す姿として示しております。 2030年のファンケルグループは、ベンチャーとして様々な事業領域に挑戦し、それぞれの事業が、日本にとどまらず広く世界で、より多くのお客様の美しく健康で豊かな生活を支え、信頼され愛される企業集団となることを目指します。 イ 美領域 多様な価値観に合わせブランドの多角化を図るとともに、化粧品の枠を越え、「美しくあるため」のファッションやライフスタイル提案型の事業展開を目指します。 ロ 健康領域 人生100年時代をサポートする、新たな健康事業の展開に取り組み、世の中で最も使用いただけるサプリメントブランドを目指します。 ハ 共通 ファンケル、アテニア、ボウシャがそれぞれ積極的に海外に展開し、世界中のお客様に愛用されるブランドを目指します。 ② 「第2期中期経営計画 実行2020」(2019年3月期~2021年3月期) 2016年3月期からの第1期中期経営計画で持続的な成長基盤を確立したことから、2019年3月期を初年度とする第2期中期経営計画を、「成長軌道を維持することで収益力を向上させるとともに、海外事業の成長に向けた基盤固め」の時期と位置付けております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約8615文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (1)中期方針 当企業集団は、創業以来「『不』のつく事柄を解消する仕組みづくり」を経営の基本方針とし、無添加化粧品、栄養補助食品、発芽米、青汁事業などを展開してまいりました。 2013年1月に創業者である池森賢二が経営に復帰して以降、当社の原点である「お客様視点」の徹底を強力に推し進めるとともに、不採算事業の撤退や将来に向けての投資など様々な構造改革を実行してまいりました。その後、2016年3月期を初年度とした第1期中期経営計画「広告先行成長戦略」で業績回復を果たしました。 さらに、経営基盤を進化させ、長期的な視点で持続的な成長を図るため、2030年に目指す姿を「VISION2030」とし、その実現に向けて取り組む最初の3ヵ年計画を「第2期中期経営計画 実行2020」(2019年3月期~2021年3月期)として策定いたしました。スローガンである「ALL-FANCL,ONE-FANCL」のもと、全社一丸となって、さらなる成長を実現してまいります。 (基本方針) ① 「VISION2030」~世界中を、もっと美しく、ずっと健やかに~ 当企業集団は創業以来、美と健康に関わる価値提供に取り組み、2030年には創業50周年を迎えます。2030年の世の中は少子化とともに超高齢化が進み、労働人口が減少するなど、大きく変化することが予想されます。「VISION2030」は、このような環境の中でも、当企業集団が新たな価値の創造を続け、持続的な成長を図るために目指す姿として示しております。 2030年のファンケルグループは、ベンチャーとして様々な事業領域に挑戦し、それぞれの事業が、日本にとどまらず広く世界で、より多くのお客様の美しく健康で豊かな生活を支え、信頼され愛される企業集団となることを目指します。 イ 美領域 多様な価値観に合わせブランドの多角化を図るとともに、化粧品の枠を越え、「美しくあるため」のファッションやライフスタイル提案型の事業展開を目指します。 ロ 健康領域 人生100年時代をサポートする、新たな健康事業の展開に取り組み、世の中で最も使用いただけるサプリメントブランドを目指します。 ハ 共通 ファンケル、アテニア、ボウシャがそれぞれ積極的に海外に展開し、世界中のお客様に愛用されるブランドを目指します。 ② 「第2期中期経営計画 実行2020」(2019年3月期~2021年3月期) 2016年3月期からの第1期中期経営計画で持続的な成長基盤を確立したことから、2019年3月期を初年度とする第2期中期経営計画を、「成長軌道を維持することで収益力を向上させるとともに、海外事業の成長に向けた基盤固め」の時期と位置付けております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3817文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか個人消費が堅調に推移し、緩やかな回復基調が継続しております。一方、アジアにおける地政学リスクや不安定な金融市場など、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当連結会計年度の売上高は、主力の化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業が増収となり、全体では109,019百万円(前期比13.2%増)となりました。営業利益は、増収効果による売上総利益の増加に加え、採算性の高い化粧品関連事業の売上構成比が高まったことなどにより、8,448百万円(前期比276.4%増)となりました。経常利益は8,650百万円(前期比262.6%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は6,191百万円(前期比20.3%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 1)化粧品関連事業 売上高 化粧品関連事業の売上高は66,048百万円(前期比16.0%増)となりました。 2017年3月期 2018年3月期 伸び率 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) ファンケル化粧品 44,992 79.0 51,091 77.4 13.6 アテニア化粧品 8,869 15.6 11,041 16.7 24.5 boscia(ボウシャ) 2,258 4.0 3,119 4.7 38.1 その他 805 1.4 795 1.2 △1.2 合計 56,926 100.0 66,048 100.0 16.0 2017年3月期 2018年3月期 伸び率 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) 通信販売 24,748 43.5 27,408 41.5 10.7 店舗販売 20,227 35.5 23,822 36.1 17.8 卸販売他 5,300 9.3 6,638 10.0 25.3 海外 6,649 11.7 8,179 12.4 23.0 合計 56,926 100.0 66,048 100.0 16.0 ファンケル化粧品 は、「マイルドクレンジング オイル」のリニューアルや基礎スキンケアのお客様数の増加、マチュア世代向け化粧品「ビューティブーケ」の寄与などにより、51,091百万円(前期比13.6%増)となりました。 アテニア化粧品 は、主力の「スキンクリア クレンズ オイル」の好調に加え、「アテニア ミッドナイトモイスチャライザー」などの新製品効果が寄与したほか、ウェブを活用したコミュニケーション戦略によりお客様数が大幅に増加し、11,041百万円(前期比24.5%増)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1507文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 化粧品 関連事業 栄養 補助食品 関連事業 その他 関連事業 (注)1 売上高 外部顧客への売上高 56,926 32,085 7,294 96,305 96,305 セグメント間の内部売上高 又は振替高 56,926 32,085 7,294 96,305 96,305 セグメント利益又は損失(△) 5,253 △ 865 △ 599 3,788 △ 1,544 2,244 セグメント資産 33,267 17,206 3,544 54,018 31,659 85,677 その他の項目 減価償却費 1,741 894 123 2,759 385 3,145 有形固定資産および 無形固定資産の増加額 1,433 2,200 101 3,735 422 4,158 (注) 1 「その他関連事業」は、雑貨、装身具類、肌着類、発芽米、青汁等で構成されております。 2 調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,544百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれており、その主なものは、報告セグメントに帰属しない親会社本社の総務部門等に係る費用であります。 (2)セグメント資産の調整額31,659百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産が含まれており、その主なものは、報告セグメントに帰属しない親会社の「現金及び預金」、「土地」、「建物」および「投資有価証券」であります。 3 セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約4829文字
2 主要な販売先の記載については、総販売実績に対する販売先別の販売実績割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当企業集団の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当企業集団の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値および偶発債務の開示ならびに報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える貸倒懸念債権等、たな卸資産、投資、法人税等、財務活動、退職金等に関する見積りおよび判断に対して、継続して評価を行っております。 当企業集団は、特に以下の重要な会計方針が連結財務諸表の作成において使用される重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 a. たな卸資産 通常の販売目的で保有するたな卸資産の貸借対照表価額は原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。 不良、長期滞留、陳腐化などの理由により、期末における正味売却価額が帳簿価額より下落しているものについては、収益性が低下しているものと判断し、正味売却価額への簿価切下げを行っております。 b. 減価償却 当企業集団の有形固定資産は当該資産の耐用年数を見積り、主に定率法により償却しております。 ただし、1998年4月1日以降取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物は定額法により償却しております。 有形固定資産の主な耐用年数は、建物及び構築物は2~50年、機械装置及び運搬具は2~22年、工具、器具及び備品は2~20年です。無形固定資産に計上している社内利用のためのソフトウエアは、将来の収益獲得または費用削減が確実なものであり、利用可能期間を5年と見積り定額法により償却しております。 c. 貸倒引当金 期末債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については、貸倒実績率による計算額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し回収不能見込額を計上しております。 d. ポイント引当金 将来のポイント使用に備えるため、未使用のポイント残高に対して、過去の使用実績から将来使用されると見込まれる金額を見積り適正な引当金を計上しております。 e.…