事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループは、連結財務諸表提出会社(以下、当社という)及び子会社6社、関連会社10社により構成されております。 当社は、子会社6社を連結し、関連会社10社については重要性のない1社を除いて持分法を適用しております。 当社グループが営んでいるセグメントは、次のとおりであります。 1) 印刷インキ 当社は印刷インキ(オフセットインキ・グラビアインキ等)、印刷関連機材(ブランケット等)、印刷機械、合成樹脂等の販売を行っております。 主要製品の種類と特徴は、次のとおりであります。 主要製品の種類 製品の特徴 主な用途 UVインキ (紫外線硬化型インキ) 印刷後、UV(紫外線)を照射することにより、瞬時に硬化(乾燥)するインキで、乾燥が速いこと、皮膜が硬い性質が活用され、紙だけではなく、フィルム、金属に印刷されます。 印刷方式は、平版インキだけでなく、樹脂凸版、スクリーンなどが使われています。 紙器、ラベル、カード、パンフレット、各種缶など 平版インキ (オフセットインキ) 印刷方式の中でもっとも主流な方式であり、平らな形状の印刷版上の水(湿し水)と油(インキ)が反発する性質を利用する方式であります。粘性のある印刷インキを印刷版からブランケットに転移して、さらに紙などに再転移して印刷します。印刷機には、枚葉印刷機と輪転印刷機があり、それぞれ枚葉インキとオフ輪インキが使用されます。最近では、水を使用しないシリコーンゴムを活用した印刷版を使う水なし平版印刷もあります。 ポスター、パンフレット、カタログ、雑誌、チラシなど 樹脂凸版インキ (フレキソインキ) ゴム、樹脂などフレキシブルな弾力のある素材からなる凸版形状の印刷版と液状の印刷インキとを用いる印刷方式であります。印刷版の凸部分にインキを転移し、紙やフィルムに直接印刷します。従来の溶剤タイプだけではなく、水性やUVなど環境に優しい無溶剤型インキへと変化してきております。 ラベル、紙器、紙袋、ダンボール箱など グラビアインキ 印刷版の凹部分にあるインキを紙やフィルムに転移させる凹版印刷方式であり、大量の印刷物に向いています。 冷凍食品や菓子類の袋、出版物、紙器など 金属印刷用インキ ブリキ板やアルミニウム板などの金属の表面に絵柄を印刷するインキであり、印刷は各種印刷方式で印刷されます。印刷後、乾燥・焼付けしますが、UV印刷方式も活用されています。 食缶、飲料缶、美術缶など 特殊機能インキ インキの化学特性や印刷方法を活かし、電子材料を中心とした、さまざまな特殊用途向けであります。 FPD、電子基盤など 合成樹脂 石油系顔料や天然由来原料を元に、有機合成反応を駆使して製造される樹脂で印刷インキ、塗料、接着剤、フィルム等の原料となります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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3 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 ① T&Kの精神に則った経営の展開 T&Kは、Technology and Kindness(技術と真心)の頭文字であり、常に数歩先んじたテクノロジーで製品を開発、市場に供給し、そのバックグランドは人間性のある思いやり、真心(技術重視経営プラスハート)に支えられているとする考え方であります。 このような方針のもとでTOKAグループは、絶えずユーザーニーズに耳を傾け、T&Kの精神に基づき、お客様に喜んでお使い頂ける高い技術水準で安定した品質の製品作り、よりきめ細かいサービスに努め、会社の競争力の維持、強化、収益力の向上、財務体質の強化を図るとともに、株主の皆様に対しては配当水準の安定と向上に取り組んでおります。 ② グローバルなグループ経営の展開 将来に向けての成長が期待できるアジア地域への積極的な投資による事業拡大を行い、アジア地域での生産、販売を更に拡大させ、印刷用インキを通じて地域の文化や風習を尊重した現地化に徹した経営に努めることで、TOKAグループの総合力の強化を図っております。特に印刷用インキの需要が増加しております中国市場を最重点地域として、将来の更なる需要増に対処すべく経営の展開を図っております。 ③ UVインキ市場での優位性の確立 UVインキは、瞬間硬化で強靭な塗膜を形成し高品質な印刷ができることから、ラベル、パッケージ、証券、カード類、プラスチック容器、金属缶など様々な用途に使われております。また、近年ではカタログや書籍においても、小ロット・短納期の印刷ニーズに対応するため、UVインキが使われるようになってきました。先進国ではIT化の流れの中で情報媒体としての印刷物需要は減少傾向にありますが、UVインキにおきましては、今後も用途拡大により安定した成長が見込まれております。一方、アジア地域などの新興国では、経済水準の向上に伴い包装容器の高級化のニーズが増加し、UV印刷の普及拡大が進みつつあります。これらの状況を踏まえ、当社グループ全体の製品開発力を高め、また当社が得意とする多品種・小ロット・短納期対応を強化することで、他社との差別化を図り、優位性を確立する所存であります。 ④ 経営の最重要課題として位置づけられる環境問題 UVインキをはじめとして、環境への配慮を考慮した安全で環境対応型の印刷インキの開発及び販売の強化に努める所存であります。 ⑤ 経営における迅速な意思決定と実行・透明性・健全性の追求を目指します。 (2) 目標とする経営指標 当社は、企業価値の増大を図っていくために、重要な経営指標として、持続的なROEの向上を目標としております。
対処すべき課題
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/ 原文長 約2025文字
(5) 当面の対処すべき課題及びその対処方針 当社グループは、印刷インキの総合メーカーとしての技術を基礎に新しいマーケットの開拓、新製品の開発及び高付加価値製品の開発を行い、顧客ユーザーに信頼され、同業他社と一味違う特色あるインキメーカーとしてT&K(Technology and Kindness=技術と真心)の精神に則った経営を展開しております。国別、地域別に対処すべき課題はそれぞれに異なっておりますが、当面、当社グループが対処すべき課題及び対処方針といたしまして以下のことが挙げられます。 ① UVインキの用途拡大と市場シェアの拡大 日本国内におきましては、UVインキの印刷インキ全体に占める割合は5%前後と低く、この割合を上げることこそ、当社の業績向上に直結する課題であるため、ユーザーニーズを積極的に掘り起こし、UVインキの用途拡大を図り、また、近年新規導入が増えている省電力型UV印刷機用のUVインキ開発等に積極的に取り組んでおります。また、アジア地域におきましては、UVインキによる印刷方式が急速に拡大されつつある中で、関係会社での現地生産設備を増強し、この需要に対応いたします。更に欧米向けにはUVインキの輸出拡大及び技術フォローを図り、日本国内、海外ともにそのシェアの拡大を目指します。 ② 油性枚葉オフセットインキのシェア拡大 印刷機メーカー主導による省電力UV印刷の機械台数が増える中、従来からの油性オフセット枚葉印刷は、 まだ8割以上の市場があります。この印刷方式では、印刷工程でインキの裏移りを防ぐためにパウダーを散布 しており、それが印刷機械や周辺に堆積し様々な弊害の原因となっております。それらを大幅に軽減できるパ ウダーレスインキは、当社が市場ニーズを掘り起こし、独自に開発した新しい製品です。既に多くのユーザー で採用され高い評価を得ております。これを積極的に展開することで、更なる市場シェア拡大を目指します。 ③ 特殊UVインキへの積極的な対応 特殊UVインキ(液晶パネル向け着色用レジストの分散加工及び新規用途製品)の分野では、市況が大変厳しい状況にはありますが、引き続き新規の高性能製品の開発に尽力するとともに、生産技術の更なる向上により高品質かつ低コスト生産を実現することで競争力を高め、販売量の増加を目指します。 ④ アジア地域での印刷インキの市場シェアの拡大 当社が合弁事業を展開しておりますアジアの国々におきましては、TOKAグループが生産しております印刷インキは高い市場シェアと高収益を実現しております。特に中国では、今後もインキの需要の増加が続くと予想されるため、長期的戦略に基づいた設備の増強を図り、シェアの向上を目指します。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約723文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 印刷インキ 売上高 外部顧客への売上高 46,751 46,759 セグメント間の内部 売上高又は振替高 43 43 46,751 51 46,803 セグメント利益 2,570 2,578 セグメント資産 58,536 67 58,603 その他の項目 減価償却費 2,284 2,284 持分法適用会社への投資額 5,523 5,523 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 3,252 3,252 (注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、各種産業廃棄物の焼却処理及び生命・損害保険代理業を含んでおります。 当連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 印刷インキ 売上高 外部顧客への売上高 48,019 10 48,030 セグメント間の内部 売上高又は振替高 43 43 48,019 53 48,073 セグメント利益 2,409 10 2,419 セグメント資産 59,954 71 60,026 その他の項目 減価償却費 2,294 2,294 持分法適用会社への投資額 5,491 5,491 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 2,838 2,838 (注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、各種産業廃棄物の焼却処理及び生命・損害保険代理業を含んでおります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約303文字
(4) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 当連結会計年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) 前年同期比(%) 印刷インキ(百万円) 48,019 102.7 報告セグメント計(百万円) 48,019 102.7 その他(百万円) 10 125.0 合計(百万円) 48,030 102.7 (注) 1. セグメント間の取引については相殺消去しております。 2. 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 3. 上記の金額には消費税等は含まれておりません。