事業の内容
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/ 原文長 約768文字
3 【事業の内容】 当社グループは、親会社をAGC㈱とし、連結子会社はウッドワード・アイオダイン・コーポレーション1社で構成されております。 当社は、親会社であるAGC㈱とは、ヨウ素及び天然ガスの販売並びに原料の仕入等の取引関係があります。 また、主要取引先である三菱商事㈱とは、ヨウ素の販売及び原料の仕入等の取引関係があります。 当社グループの主な事業内容は以下のとおりであります。 なお、以下の区分と「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分は同一であります。 (1) ヨウ素及び天然ガス事業 ヨウ素は当社グループの主力製品であり、地下かん水を主原料とし、ブローイングアウト法で生産しております。 当社グループは、ヨウ素を日本国内並びに北米、欧州及びアジアに販売しております。ヨウ素は地下資源で、かつヨウ素原料の賦存地域が世界的に偏在しており、チリ、日本、米国が主要な産出国となっております。 また、当社においてのみ、ヨウ素を原料としてヨウ素化合物の製造販売を行っております。 当社グループは、天然ガスをヨウ素の主原料である地下かん水から採取し販売しております。天然ガスは、ガスパイプラインを通して直接販売する必要性とガス輸送コスト面から、採取地に近い千葉県外房地区及び宮崎県佐土原地区並びに米国内のガス販売会社等へ販売しております。販路は地域性が強いものの、販売価格は世界的なエネルギー価格の影響を受けて変動いたします。 (2) 金属化合物事業 当社グループは、金属化合物の製造販売を当社においてのみ行っており、その主なものは、塩化ニッケル等の化合物であります。技術的特徴は抽出剤を使用することにより、不純物を取り除き、高品位の金属化合物を生産するところにあります。 事業系統図
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約821文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 (経営理念) 当社グループは、「技術革新と創意・工夫に努め、科学・経済の発展に貢献するとともに、社会的責任を果たし、信頼され、価値ある企業として成長します。」という経営理念を掲げ、これを経営の基本方針としております。 (ありたい姿) 当社は2027年に創立100周年を迎えます。 次の100年を見据え、上記経営理念を実現していくため、当社グループとしての「ありたい姿」をあらためて策定いたしました。 今後は、「ありたい姿」の実現に向けて長期的な戦略を定め、これに基づく事業運営を進めてまいります。 かがくでつなぐ、地球の資源。 a.持続可能な開発 100年先も、世の中にヨウ素を供給しつづけます b.技術フロンティアへの挑戦 ヨウ素技術のパイオニアでありつづけます c.安全と信頼 やりがいを持って安全に働ける職場をつくります すべての人から信頼され、「あって良かった」と言われる企業を目指します (2) 経営環境 ヨウ素の事業環境は、中長期的に世界の老年人口の増加、発展途上国を中心とした経済成長等により、医療用途を中心に安定的な成長が見込まれております。 天然ガスの事業環境につきましては、化石燃料の中では比較的温室効果ガスの排出が少なく、貴重な国内の地産地消のエネルギー資源として重要な役割を果たすことから、当面は堅調な需要が見込まれます。 金属化合物事業では、主力製品である塩化ニッケルは、積層セラミックキャパシタ(MLCC)向けの素材として使用されており、今後の需要は、電子回路の高集積化による電動化、自動運転化の車載用途、通信用途が拡大することから、大きな成長が期待されます。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1160文字
(3) 会社の対処すべき課題 こうした当社グループを取り巻く事業環境を踏まえ、ヨウ素及び天然ガス事業では、安全安定操業を最優先として、設備の維持・更新を計画的に実施し防災体制を強化、お客様にご安心いただける供給体制を盤石にしてまいります。また、新規坑井の開発を継続して行い、既存坑井の生産減退を補うとともに国内外の新規ヨウ素資源開発に積極的に関与し、供給能力の長期的かつ着実な拡大を目指します。 さらに、限られた天然資源の有効活用を図るため、常に最善の製造プロセスを目指して高効率化を図るとともにリサイクルの向上に努め、サステナビリティを意識した事業運営を進めてまいります。 金属化合物事業では、MLCC向けの需要拡大に沿って生産体制を確保するとともに、お客様と連携し一層のコストダウンを図ってまいります。 いずれの事業においても当社の販売は特定用途の需要に依存するところが大きく、中長期的に安定成長が見込まれるものの、大幅な技術革新により需要が大きく変化することも考えられます。このために新用途・新商品開発及び新規事業の創出が急務と考えております。社内の資源を活用するだけでなく、大学の研究機関との産学連携や外部研究機関・企業と積極的に提携し開発、創出のスピードを上げていく所存です。 以上のような戦略課題遂行のため、適切な人財の獲得と育成、個の力を活かす組織力を向上させて、着実かつ長期的な成長を目指してまいります。 (4) 経営目標 コンスタントな需要増加に支えられて、事業全体の市場規模は、年々拡大しております。 このような事業環境を活かし、新規坑井開発、送水・送ガス配管の新設・更新等の設備投資に、引き続き積極的に資金を投じてまいります。また、2026年~2028年の3年間で100億円超の既存設備投資に加えて、「ありたい姿」実現のため、100億円の戦略投資枠を設けます。 当連結会計年度以降の財務目標につきましては、中期計画の積極的投資継続を踏まえ、キャッシュ・フローをより重視したEBITDAを採用するとともに、資本効率の指標としてROE(自己資本利益率)を継続採用し、以下のとおり設定いたしました。 ・EBITDA額:70億円以上 ・ROE(自己資本利益率):中期目標として安定的に10%以上 当連結会計年度の達成状況は、以下のとおりであり、いずれの目標も達成いたしました。 ・EBITDA額:115.3億円 ・ROE(自己資本利益率):17.2% なお、当連結会計年度までの達成状況を勘案して、より高い目標に挑戦するため、翌連結会計年度以降のEBITDA目標を変更し、財務目標を以下のとおりといたしました。 ・EBITDA額:110億円以上 ・ROE(自己資本利益率):中期目標として安定的に10%以上
経営成績・財政状態の概況
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4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、我が国では景気の緩やかな回復基調が継続しているものの、中国経済の停滞や、世界的に広がりつつある地政学的リスクに加え、米国の通商政策を巡る不確実性や関税措置による貿易摩擦等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況のもと、当社グループは、積極的な国内外の販売活動を実施するとともに、安全安定生産強化と生産性向上に努めてまいりました。 この結果、売上高は前期比59億7千万円(17.9%)増の392億5千8百万円、損益面では、営業利益は同18億2千5百万円(23.8%)増の94億8千4百万円となりました。また、経常利益は同18億1千4百万円(24.4%)増の92億5千2百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同14億2千6百万円(28.1%)増の64億9千8百万円となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 [ヨウ素及び天然ガス事業] ヨウ素及び天然ガス事業では、ヨウ素製品の販売数量が増加したことに加え、ヨウ素の国際市況が引き続き堅調に推移したことにより、売上高は前期を上回りました。営業利益につきましては、上記売上高の増加要因等により、前期を上回りました。 この結果、売上高は前期比65億7千4百万円(23.4%)増の346億5千6百万円、営業利益は同17億1千9百万円(22.2%)増の94億6千5百万円となりました。 [金属化合物事業] 金属化合物事業では、主要製品である塩化ニッケルについて、販売数量は安定的に推移したものの、金属相場の下落の影響を受けて販売価格が前期を下回ったこと等により、売上高は前期を下回りました。損益面につきましては、上記売上高の減少要因はあるものの、各種改善効果等により、営業利益となりました。 この結果、売上高は前期比6億3百万円(11.6%)減の46億1百万円、営業利益は1千8百万円(前期は営業損失8千6百万円)となりました。 (単位:百万円) セグメントの名称 売上高 営業利益又は営業損失(△) 前連結 会計年度 当連結 会計年度 増減 増減率 前連結 会計年度 当連結 会計年度 増減 増減率 ヨウ素及び天然ガス事業 28,082 34,656 6,574 23.4 7,746 9,465 1,719 22.2 金属化合物事業 5,205 4,601 △603 △11.6 △86 18 105 合計 33,287 39,258 5,970 17.…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2 ヨウ素及び 天然ガス事業 金属化合物 事業 売上高 日本 13,512 5,154 18,667 18,667 アジア 6,817 50 6,868 6,868 北米 3,362 3,362 3,362 欧州 4,389 4,389 4,389 顧客との契約から生じる収益 28,082 5,205 33,287 33,287 その他の収益 外部顧客への売上高 28,082 5,205 33,287 33,287 セグメント間の内部売上高又は 振替高 ( -) 28,082 5,205 33,287 ( -) 33,287 セグメント利益又は損失(△) 7,746 △ 86 7,659 7,659 セグメント資産 33,193 3,196 36,389 8,861 45,251 その他の項目(注)3 減価償却費 1,830 144 1,975 1,975 有形固定資産及び無形固定資産 の増加額 2,752 103 2,855 2,855 (注)1.セグメント資産の調整額8,861百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、主なものは、現金及び預金5,140百万円、有価証券2,999百万円であります。 2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 3.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の償却額及び増加額を含んでおります。…