事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社61社及び持分法適用関連会社2社(2021年11月30日現在)を中心に構成され、毛糸・毛織物などの衣料繊維製品の製造並びに販売を主とした『衣料繊維事業』、不織布・フェルトなどの繊維資材製品、テニス・バドミントンガット、釣糸、産業資材の製造・販売、産業向け機械の設計・製造・販売、環境・エネルギーシステムの設計・施工・メンテナンスを主とした『産業機材事業』、ショッピングセンターなど商業施設の開発・賃貸・運営、不動産の建設・販売・賃貸、乗馬・ゴルフ・テニス等のスポーツ施設運営、キッズランド運営、介護事業、保育事業、携帯電話販売やビデオレンタル等のフランチャイズ業を主とした『人とみらい開発事業』、毛布・寝装用品、手編毛糸、家具、馬具・乗馬用品、100円ショップ向け日用雑貨卸、スタンプ・スタンプインクの製造販売、倉庫管理・構内運送を主とした『生活流通事業』を行っております。各事業の当社及び関係会社の位置付けは次のとおりであります。 なお、『衣料繊維事業』、『産業機材事業』、『人とみらい開発事業』、『生活流通事業』の4部門は、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表注記事項」(セグメント情報等)の区分と同一であります。 『衣料繊維事業』 当部門において、当社は毛糸・ユニフォーム織物素材と製品、紳士及び婦人のファッション織物素材と製品などの衣料繊維製品の製造及び販売を行っており、製品の一部は㈱ナカヒロ、アカツキ商事㈱、佐藤産業㈱等に販売しております。 大成毛織㈱、青島日毛織物有限公司は織物の製織加工を行っており、当社は製造委託を行っております。金屋ニット㈱はニット製品の製造を行っております。尾州ウール㈱は毛糸の製造(撚糸)、㈱ニッケ起ダイイングは毛糸の染色加工を行っており、当社はこれらの会社へ製造委託を行っております。㈱ニッケテキスタイルは織物及び毛糸の販売を行っております。第一織物㈱は織物の製織加工及び販売を行っております。 ㈱キューテックは織物製品の縫製加工を行っております。㈱艶金はニットの染色整理加工を行っております。 『産業機材事業』 当部門において、アンビック㈱は不織布・フェルト等の繊維資材製品の製造・販売を、日本フエルト工業㈱、江陰安碧克特種紡織品有限公司は不織布・フェルト等の繊維資材製品の製造・加工を、安碧克(上海)貿易有限公司は不織布・フェルト等の繊維資材製品の販売を行っております。 ㈱ゴーセンはテニス・バドミントンガット、釣糸、産業資材の製造・販売を行っており、上海高繊制紐有限公司、ゴーセン・タイランド社は、自動車用繊維資材の製造・販売を行っております。ホクレン㈱は、繊維資材の染色及び加工を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(1) 経営方針 ニッケグループは、長期安定的に企業価値を向上させるために、「経営理念」「経営方針」に則り、株主をはじめとする多様なステークホルダーの皆さまから信頼される経営を目指しております。 <経営理念> ”人と地球に「やさしく、あったかい」企業グループとして、 わたしたちは情熱と誇りをもってチャレンジして行きます。” ・未開の分野に目を向け、「高機能商品」「地域NO.1サービス」の開発と提供へ挑戦し、みらい生活創造企業を目指します。 <経営方針> ・「全員がチャレンジ精神を持ち」「人が育つ」、生命力あふれた会社を目指します。 ・お客様の声と研究開発から、独自性のある商品・サービスで市場を創造します。 ・常に未来を見つめ、グローバルな視点に立ち、世界に広がるお客様と社会の発展に貢献します。 ・多くの市場で勝ち抜くために、広く人財を求め、多様な「知」を結集して、事業を革新・発展させます。 ・お客様や株主様、社員、取引先、地域社会をはじめとした様々なステークホルダーとの永続的な信頼関係を築くことにより、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指します。 (2) 経営環境 新型コロナウイルスの感染拡大は、変異株の出現など引き続き予断を許さない状況です。国内では緊急事態宣言の繰り返しによる企業活動への影響と国民生活の疲弊感は大きいと考えられます。経営環境の回復にはまだ時間がかかるものと考えられ、当社グループの第2次中期経営計画の2年目となる2022年度においても、その影響が残るものと想定されます。一方で、国内では自粛していた消費の反動が起こることも考えられ、海外では「アフター・コロナ」への動きも見られます。 新型コロナウイルスの影響も含めた、当社グループにおける環境認識は以下の通りです。 <衣料繊維事業> ・日本では少子化よる学生数の減少は続いていく。海外市場への取り組みは必須である。 ・コロナ禍のなかで、「快適な在宅時間」「環境配慮志向の高まり」など、消費者の行動は変化しており、ユニフォーム・一般衣料向けにおいても、エコロジー・サステナブル・トレーサビリティが求められている。天然繊維であるウールの特性が見直されている。 ・欧州・中国における衣料市場は今後回復に向かうものと考える。 <産業機材事業> ・自動車関連分野では、新型コロナウイルス感染拡大の影響による半導体などの部品不足などから自動車生産台数の回復は不透明ではあるものの、EV化などの技術発展によるビジネスチャンスが期待できる。 ・環境関連分野では、規制強化が進む中国など環境ビジネスは拡大すると見込む。 ・家電・OA分野は国内で減少傾向ではあるが、海外は拡大すると見込む。 <人とみらい開発事業> ・商業施設は今後の緩やかな回復が期待され、特に地域密着型ショッピングセンターは堅調に推移する。…
対処すべき課題
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(3) 対処すべき課題 ①「ニッケグループRN130第2次中期経営計画(2021~2023年度)」の進捗 (単位:百万円) 第1次中期経営計画 第2次中期経営計画(2021年度~2023年度) ※1 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 実績 実績 計画 実績 計画 業績予想 ※2 計画 売上高 126,401 104,915 107,000 106,619 114,000 115,000 127,000 営業利益 10,472 9,048 8,600 9,900 9,500 10,200 11,500 親会社株主に帰属する当期純利益 6,520 7,121 4,000 8,308 6,500 7,000 7,800 ※1 2021年1月14日公表 ※2 2022年1月14日公表 (a) 2021年度実績 「第2次中期経営計画」の初年度となる2021年度は各利益ともに当初計画を上回り、親会社株主に帰属する当期純利益については、株式会社フジコーの完全子会社化に伴う負ののれん発生益を計上したことにより過去最高値を更新しました。 新型コロナウイルス感染拡大等の現在の環境に大きく影響を受けた事業もあれば、これをチャンスと捉え引き続き好調を持続・拡大している事業もあり、第2次中期経営計画のスタートに当たっては、今後の見通しが立たないと判断し中止や縮小をした事業、投資リスクとリターンに見合わないとして分離した事業があります。一方で、今後のニッケグループの成長に寄与すると判断した事業については大きな投資を実行しました。2021年度の業績を鑑みれば、グループ全体での事業の多様化と継続的なポートフォリオの見直し、各事業における創意工夫から、現在のような環境下でも耐えられる強靭な企業グループの構築が進んでいると認識しております。 (b) 第2次中期経営計画における基本戦略の進捗 (ⅰ) 成長事業や新規事業・合理化への資源の重点配分および海外ビジネスの拡大 ・衣料繊維事業における成長ドライバーの育成は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による行動制限から、特に海外事業の進捗に遅れが見られます。中国における学生服事業につきましては市場動向を見極めながら取り組み、安定的な成長を目指します。一方、防刃や防炎などの機能素材では拡販・収益向上に取り組んでおります。 ・産業機材事業においては、環境関連分野の更なる拡大として、高機能フィルター「アドミレックス」の生産拠点として中国での生産設備を増強、2022年初めから稼働開始の予定です。また、株式会社フジコーとの連携を強化すべく完全子会社化を実施しました。 ・人とみらい開発事業におきましては、ライフサポート分野の拡大として2021年春に介護施設3拠点、保育施設1拠点を新規開設いたしました。…
経営成績・財政状態の概況
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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 ニッケグループは、中長期ビジョン「ニッケグループRN(リニューアル・ニッケ)130ビジョン(2017~2026年度)」(以下「RN130ビジョン」という。)において、各事業が魅力的な事業を創造し、今後の更なる企業価値向上に向けて、永続的な成長と発展を目指すことを掲げております。 当連結会計年度は「RN130ビジョン」の具現化に向けて策定した「ニッケグループRN130第2次中期経営計画(2021~2023年度)」(以下「第2次中期経営計画」という。)の初年度として、海外ビジネスの拡大や資本効率の改善等、中長期戦略の推進に取り組むとともに、新型コロナウイルス感染拡大の影響を注視した事業運営に努めてまいりました。 この結果、当連結会計年度の経営成績は、連結売上高106,619百万円(前年同期比1.6%増)、連結営業利益9,900百万円(前年同期比9.4%増)、連結経常利益9,784百万円(前年同期比22.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益8,308百万円(前年同期比16.7%増)となりました。産業機材事業の車載電装品他製造ラインのファクトリーオートメーション設備(以下「FA設備」という。)や人とみらい開発事業の通信関連分野で販売減少となるも、生活流通事業でEコマース関連販売が好調だったことや、産業機材事業で車両向けの不織布や縫製糸、結束紐等資材関連の販売が回復したことに加え、全社的な経費削減に取り組んだ結果、売上高は増収、営業利益は増益となりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、特別利益および特別損失において、新型コロナウイルス感染症にかかる損益や関係会社株式売却損、開発事業における先行投資などが発生したものの、持分法適用関連会社であった株式会社フジコーの完全子会社化に伴う負ののれん発生益の計上等により、過去最高値を更新しました。 セグメントの概況は以下のとおりであります。 (a) 衣料繊維事業 衣料繊維事業の当連結会計年度の売上高は29,872百万円(前年同期比4.9%減)、営業利益2,749百万円(前年同期比24.0%増)となりました。 (ユニフォーム分野) 学校制服用素材の販売は、価格改定前の早期引取りが旺盛だった前年同期との比較では低調に推移しましたが、公立中学校の更改需要獲得でカバーし前年同期並みとなりました。官公庁制服用素材の販売は、警察用制服生地および製品の需要が回復し堅調でした。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年12月1日 至 2020年11月30日) (単位:百万円) 報告セグメント その他(注) 調整額 連結 財務諸表 計上額 衣料繊維 事業 産業機材 事業 人とみらい 開発事業 生活流通 事業 合計 売上高 (1)外部顧客への売上高 31,399 19,057 34,468 16,783 101,709 3,205 104,915 (2)セグメント間の内部売上高又は振替高 278 429 742 401 1,851 △ 1,854 31,678 19,486 35,211 17,185 103,560 3,209 △ 1,854 104,915 セグメント利益 2,216 1,289 5,949 1,168 10,623 △ 51 △ 1,523 9,048 セグメント資産 41,215 26,061 40,678 12,314 120,269 1,929 24,972 147,172 その他の項目 減価償却費 762 406 2,258 88 3,515 152 3,669 のれんの償却額 34 94 75 306 511 511 持分法適用会社への投資額 157 8,893 9,051 9,051 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 287 837 2,244 121 3,490 65 3,562 (注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、医療機器販売等を含んでおります。…