事業の内容
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/ 原文長 約1874文字
3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社、子会社59社および関連会社2社で構成され、「宝酒造」が営む国内での酒類・調味料の製造・販売、「宝酒造インターナショナルグループ」が営む海外での酒類の製造・販売、海外の日本食レストラン等への日本食材などの販売、「タカラバイオグループ」が営む試薬、機器などの開発・製造・販売や受託事業および遺伝子医療を主たる事業としており、この3つは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。当社は、持株会社として各事業会社を統括するほか、グループ各社の間接業務の受託や不動産賃貸事業を行っております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 セグメントにおける当社グループの事業内容とその位置付けは次のとおりであります。 [宝酒造] 宝酒造株式会社は、国内において焼酎、清酒およびソフトアルコール飲料など酒類全般ならびに本みりんなどの酒類調味料、食品調味料および原料用アルコールの製造・販売を行っております。 当セグメントに携わる子会社は宝酒造株式会社1社であります。 [宝酒造インターナショナルグループ] 宝酒造インターナショナル株式会社は、グループ会社の管理、宝酒造株式会社の酒類・調味料製品の輸出販売を行っております。 米国法人Takara Sake USA Inc.は、米国カリフォルニア州において主に清酒の製造を行い、宝酒造株式会社が供給する酒類製品ともども米国一円に販売しております。英国法人The Tomatin Distillery Co.Ltdは、スコッチウイスキーの製造・販売を行っており、米国法人Age International,Inc.は、バーボンウイスキーを販売しております。 米国法人Mutual Trading Co.,Inc.(同社の子会社含む)は、米や味噌などの日本食材、調味料、酒類などのほか、レストランの調理器具や食器類に至るまで幅広いアイテムを取り扱い、米国を中心に事業を展開しております。 仏国法人FOODEX S.A.S.(同社の子会社であるCominport Distribución S.L.等含む)および英国法人Tazaki Foods Ltd.は、ヨーロッパを拠点として日本食材の卸売業を営んでおり、Takara Sake USA Inc.や宝酒造株式会社の製品をはじめ、酒類、調味料、冷凍食品などを販売しております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3183文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは『自然との調和を大切に、発酵やバイオの技術を通じて人間の健康的な暮らしと生き生きとした社会づくりに貢献します。』という企業理念のもと、技術力、商品力、ブランド力をさらに向上させ、「和酒・日本食市場」「ライフサイエンス産業」における多様な価値を提供することで、宝グループの国内外での存在感を高めながら、持続的な成長と飛躍を実現することを目指しております。 (2)経営戦略、経営環境、優先的に対処すべき事業上・財務上の課題および経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループを取り巻く環境は、国内では高齢化・人口減少や若年層の飲酒離れによる酒類市場の長期的な縮小や、人材確保難による人件費、物流費の高止まりが続くなど、今後も厳しさを増してくることが予想されます。また、海外においても、米中の通商問題等に起因する緊張の増大と、世界的な人口増加による食料、資源価格の高騰は今後も続くものと想定されます。さらに本年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻およびこれに対応する各国の経済制裁は、世界的サプライチェーンに影響を与え、資源価格の高騰に拍車をかけることが見込まれます。また長期化する新型コロナウイルス感染症の影響への継続的な対応も求められます。 一方で、国内のRTD市場では厳しい競争下ながらも市場の拡大が見込まれ、世界的な和酒・日本食市場は引き続き成長が期待されるほか、再生・細胞医療周辺産業やバイオ産業の市場規模は長期的な拡大が予想されており、当社グループにとって成長を見込める機会も数多く存在しています。また、様々な社会・環境課題への対応が世界的規模で求められ、持続可能な社会づくりに向けた企業の責任はますます大きくなってきています。 このような状況を踏まえ、当社グループでは2020年5月に2026年3月期を最終年度とする長期経営構想「TaKaRa Group Challenge for the 100 th 」を、またその実行計画の第1ステップとして「宝グループ中期経営計画2022」を策定いたしました。 「宝グループ中期経営計画2022」の概要は以下のとおりであります。 「宝グループ中期経営計画2022」 基本方針 環境変化の兆しを掴みとり、強化すべき領域へ適切な経営資源の配分と投下を行い、収益力を高める多様な「価値」を生み出し続ける事業構造とグローバルなコーポレート機能の再構築を推し進めることで、国内外での持続的な成長の実現とグループの企業価値向上に向けて足元を固める。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3183文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは『自然との調和を大切に、発酵やバイオの技術を通じて人間の健康的な暮らしと生き生きとした社会づくりに貢献します。』という企業理念のもと、技術力、商品力、ブランド力をさらに向上させ、「和酒・日本食市場」「ライフサイエンス産業」における多様な価値を提供することで、宝グループの国内外での存在感を高めながら、持続的な成長と飛躍を実現することを目指しております。 (2)経営戦略、経営環境、優先的に対処すべき事業上・財務上の課題および経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループを取り巻く環境は、国内では高齢化・人口減少や若年層の飲酒離れによる酒類市場の長期的な縮小や、人材確保難による人件費、物流費の高止まりが続くなど、今後も厳しさを増してくることが予想されます。また、海外においても、米中の通商問題等に起因する緊張の増大と、世界的な人口増加による食料、資源価格の高騰は今後も続くものと想定されます。さらに本年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻およびこれに対応する各国の経済制裁は、世界的サプライチェーンに影響を与え、資源価格の高騰に拍車をかけることが見込まれます。また長期化する新型コロナウイルス感染症の影響への継続的な対応も求められます。 一方で、国内のRTD市場では厳しい競争下ながらも市場の拡大が見込まれ、世界的な和酒・日本食市場は引き続き成長が期待されるほか、再生・細胞医療周辺産業やバイオ産業の市場規模は長期的な拡大が予想されており、当社グループにとって成長を見込める機会も数多く存在しています。また、様々な社会・環境課題への対応が世界的規模で求められ、持続可能な社会づくりに向けた企業の責任はますます大きくなってきています。 このような状況を踏まえ、当社グループでは2020年5月に2026年3月期を最終年度とする長期経営構想「TaKaRa Group Challenge for the 100 th 」を、またその実行計画の第1ステップとして「宝グループ中期経営計画2022」を策定いたしました。 「宝グループ中期経営計画2022」の概要は以下のとおりであります。 「宝グループ中期経営計画2022」 基本方針 環境変化の兆しを掴みとり、強化すべき領域へ適切な経営資源の配分と投下を行い、収益力を高める多様な「価値」を生み出し続ける事業構造とグローバルなコーポレート機能の再構築を推し進めることで、国内外での持続的な成長の実現とグループの企業価値向上に向けて足元を固める。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約5240文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が長引くなか、個人消費の回復は遅く、さらに原材料価格の高騰に加え年度末に向け急激な円安が進むなど、先行きの不透明感が増しております。海外においては、地域差はあるものの新型コロナウイルス感染症による行動制限は緩和され経済活動の回復が期待される一方、米中貿易摩擦の長期化、ロシアによるウクライナ侵攻に起因する世界的なサプライチェーンの混乱、資源価格の高騰など経済の先行きを見通すことは困難な状況が続いております。 このような経済状況のなか、当社グループは、2020年5月に公表した長期経営構想「TaKaRa Group Challenge for the 100 th 」の実行計画の第1ステップとしての「宝グループ中期経営計画2022」に取り組んでまいりました。新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、環境変化に柔軟に対応しつつ強化すべき領域へ経営資源の配分と投下を行い、収益力を高める多様な「価値」を生み出し続ける事業構造とグローバルなコーポレート機能の再構築に注力してまいりました。 この結果、当連結会計年度の経営成績は、収益認識に関する会計基準等の影響を吸収し、売上高は300,918百万円(前期比8.1%増)と増収となりました。また、売上総利益113,541百万円(同1.8%減)、営業利益43,354百万円(同100.8%増)、経常利益43,230百万円(同97.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20,769百万円(同96.4%増)と、同会計基準等の影響を受けない営業利益以下は大幅な増益となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 〔宝酒造〕 国内の人口減少や高齢化の影響などからアルコール総消費数量の減少傾向が続くなか、コロナ禍によって変化した消費スタイルが定着しつつあります。また、資源価格の高騰に加え円安の進行により、原材料価格の上昇に歯止めがかからない状況となっております。 このような状況のもと、宝酒造は、新型コロナウイルス感染症の感染予防、拡大防止に留意しつつ、食品メーカーとして安全・安心な商品の安定的な供給を最優先に取り組むとともに、SDGsを意識した商品など消費者ニーズを捉えた高付加価値商品の育成と、徹底的なコスト削減に取り組んでまいりました。しかしながら、昨年5月にはチューハイ製品の大規模な自主回収が発生したことを踏まえ、改めて品質管理の徹底を行っております。…
セグメント関連
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/ 原文長 約2146文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結 財務諸表 計上額 (注)3 宝酒造 宝酒造インターナショナルグループ タカラバイオグループ 売上高 外部顧客への売上高 151,972 69,348 46,086 267,407 11,036 278,443 278,443 セグメント間の内部売上高又は振替高 564 240 805 18,202 19,007 △ 19,007 152,537 69,589 46,086 268,213 29,238 297,451 △ 19,007 278,443 セグメント利益 4,879 1,043 13,952 19,875 1,803 21,679 △ 84 21,595 セグメント資産 90,221 74,373 89,750 254,344 19,932 274,277 32,641 306,918 その他の項目 減価償却費 2,848 1,430 3,220 7,498 233 7,732 336 8,068 のれんの償却額 379 486 865 865 865 持分法適用会社への投資額 1,727 1,727 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 1,430 2,802 8,897 13,130 334 13,464 310 13,775 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸事業、物流事業、ワイン輸入販売などであります。 2.調整額の内容は以下のとおりであります。 (1)外部顧客への売上高は、当社において計上した業務受託収入であります。 (2)セグメント利益は、セグメント間取引消去69百万円、事業セグメントに配分していない当社の損益△153百万円であります。 (3)セグメント資産は、事業セグメントに配分していない当社の資産62,585百万円、その他の調整額(主としてセグメント間取引消去)△29,944百万円であります。当社に係る資産は、余資運用資金や長期投資資金などであります。 (4)減価償却費は、主として当社において計上した減価償却費であります。 (5)持分法適用会社への投資額は、事業セグメントに配分していない持分法適用会社への投資額であります。 (6)有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、当社において計上した増加額であります。 3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約5791文字
2.宝酒造の原料用アルコール等は、大部分が酒類等の原料として使用されていること、また、販売実績に対応する生産実績を正確に把握することが困難であることから記載を省略しております。 3.当連結会計年度の期首よりタカラバイオグループの品種名称を「研究用試薬」、「理化学機器」、「受託サービス」から「試薬」、「機器」、「受託」にそれぞれ変更しております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度(2021年4月1日~2022年3月31日)の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 金額(百万円) 前期増減率(%) 宝酒造 637 △3.3 宝酒造インターナショナルグループ 70,930 63.4 タカラバイオグループ 20,300 274.6 報告セグメント計 91,868 85.6 その他 9,835 2.0 合計 101,703 72.0 (注)1.金額は仕入価格によっております。 2.当連結会計年度において、タカラバイオグループの仕入実績に著しい変動がありました。これは、抗原検査キットの輸入等により増加したものであります。 c.受注実績 タカラバイオグループにおいて受託を行っていることから、一部受注生産を行っておりますが、ほとんどの場合において、生産に要する期間が短く、受注残高が僅少であることから記載を省略しております。 d.販売実績 (a) 品種別販売実績 当連結会計年度(2021年4月1日~2022年3月31日)の販売実績をセグメントごとおよび品種別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 金額(百万円) 前期増減率(%) 品種 宝酒造 焼酎 37,935 △22.0 清酒 12,803 △27.7 ソフトアルコール飲料 37,677 △20.1 その他酒類 5,467 △1.9 本みりん 9,097 △31.9 その他調味料 8,560 △18.0 原料用アルコール等 8,168 △15.5 119,710 △21.5 宝酒造インターナショナルグループ 海外酒類 14,063 39.2 海外日本食材卸 89,728 48.5 その他 62 8.9 グループ内連結消去 △1,668 102,186 46.8 タカラバイオグループ 試薬 54,605 55.2 機器 1,518 △12.1 受託 11,426 28.4 遺伝子医療 148 △44.5 67,699 46.9 報告セグメント計 289,596 8.0 その他 30,719 5.1 セグメント計 320,315 7.7 事業セグメントに配分していない収益およびセグメント間取引消去 △19,396 合計 300,918 8.1 (注)1.販売金額には酒税を含んでおります。 2.…