事業の内容
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/ 原文長 約6872文字
3 【事業の内容】 (1) 当社のビジョン・ミッション及びスローガン ・ビジョン:デジタル×フィジカルで“企業の未来にイノベーションを起こす” 企業の非効率を解消し、挑戦に向き合う時間を創造する。 ・ミッション:可視化、つなげる、実現。 企業の課題を見える化し、あらゆる分断を360°フルサービスでつなぎ、時間創造により企業の可能性を最大限に引き出す。 ・スローガン:「非効率は可能性だ。」 (2)事業概要 当社は、「ビジネス改善カンパニー」として、主にリテール業界において販促活動を展開する企業が抱える非効率を解消するため、 全体最適化を実現する『リテール販促360°フルサービス』(=以降、『360°フルサービス』と表記)を提供し、企業が本質的な業務に集中できる時間を創造しております。 当社が掲げる『360°フルサービス』とは以下のサービスを顧客に応じて組み合わせ、それらを「自社一貫体制」でシームレスに提供することで、リテール販促活動を全体最適化するビジネスモデルとなります。 <『360°フルサービス』の提供内容> ・業務改善コンサルティング ・システム開発 (業務システム開発やデータベース構築など) ・BPO (デザイナーや営業の顧客常駐、キャンペーン事務局代行など) ・クリエイティブデザイン (デジタル、フィジカル領域を問わない企画提案やデザイン制作など) ・ものづくり (販促物の印刷製造・加工など) ・フルフィルメント (在庫保管・流通加工や共同配送・個別配送など) ・フィールドサポート (小売店舗を回り最適な陳列などをおこなうラウンダー派遣や 売場立ち上げ、店舗調査等) 出典:当社社内資料 また当社の顧客属性は3つに区分され、各社の課題に応じて主にものづくり及びフルフィルメント等を組み合わせた『360°フルサービス』を提供しており、第72期事業年度及び第73期事業年度における販売実績は次のとおりであります。 顧客属性 第72期事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 第73期事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 販売高(千円) 販売高(千円) 前期比(%) IT・サービス(通信、IT、金融) 2,782,616 3,994,422 143.5 リテール(コンビニエンスストア、外食チェーン、ドラッグストア) 3,960,313 4,509,989 113.9 メーカー(消費財、美容コスメ、製薬、食品) 3,372,660 3,770,650 111.8 合計 10,115,591 12,275,062 121.3 ※当社は『リテール販促360°フルサービス事業』のみの単一セグメントであるため、セグメント情報の記載は行っておりません。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約4071文字
(2) 経営戦略等 当社は上記ビジョンのもと、リテール販促領域における『360°フルサービス』事業を提供することで、主にリテール企業やメーカー企業が行う販促活動の全体最適化や業務改善を行っております。具体的には、①業務改善コンサルティング、②システム開発(業務システム開発やデータベース構築など)、③BPO(デザイナーや営業の顧客常駐、キャンペーン事務局代行など)、④クリエイティブデザイン(デジタル、フィジカル領域を問わない企画提案やデザイン制作など)、⑤ものづくり(販促物の印刷製造・加工など)、⑥フルフィルメント(在庫保管・流通加工や共同配送・個別配送など)、⑦フィールドサポート(小売店舗を回り最適な陳列などをおこなうラウンダー派遣や売場立ち上げ、店舗調査など)といったサービスを「自社一貫体制」で提供しております。 当社はリテール店舗調査をはじめとする、徹底した“現地現物”に基づく改善コンサルティング提案をおこなっており ます。『360°フルサービス』は顧客の販促業務を集約するモデルのため、結果として顧客のプロセスやインフラを担うことが多く、 ビジネス継続率(※ 1 )は 100 % と継続した顧客 支持を受けております。 他社との競争優位性という観点においては、個別のサービス領域での競争ではなく販促活動に必要なサービスを自社一貫で提供するという『360°フルサービス』そのものが、顧客の手間を削減し、時間創造につながっており、例えば、印刷通販企業と比較すると、自社一貫で企画からデザイン、印刷及び配送まで対応可能なため迅速かつシームレスな対応が可能となっていること、コンサル会社と比較すると、プロモーションの実行機能までを一貫して提供することで発注にかかる顧客負荷をなくしていること等があげられます。 また、デジタルの販促情報からフィジカルの販促情報、店舗での販促展開に必要な棚情報や商品情報まで、様々な販促ビッグデータを当社が集積・活用することで、店舗属性やPOSデータを掛け合わせて過去の実績から効果の見込めるキャンペーン企画を立案し顧客の売上アップを目指しております。また、店舗属性から最適な使用を分析し、製造費・物流費・設置費の無駄を合理化しコスト削減をおこなうといったことが可能となり、今後さらに顧客に応じた『360°フルサービス』のクロスセルを展開していくことができると考えております。 上記を踏まえつつ、当社は『360°フルサービス』を事業推進する上で、課題傾向が異なる3つの顧客属性に応じて戦略を組み立てております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1469文字
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は、前述の経営方針、経営戦略、経営環境のもと、継続的な事業収益の拡大による成長と、より強固な経営基盤を構築するため以下の事項を対処すべき重要課題と捉え、その対応に引き続き取り組んでまいります。 ①優秀な人材の確保 当社の企業規模の拡大及び継続的な成長のためには、高付加価値なソリューションを提供し、継続的に高い顧客満足度を得る必要があると認識しております。そのためには、社員全員がビジョン、ミッションや経営方針を深く理解し、チームワークを発揮していく必要があります。当社では優秀な人材を確保するために採用選考基準を明確化し、新卒採用、キャリア採用を含めて様々なバックグラウンドを持つ人材の採用活動を積極的に推進するとともに、社員への教育体制の整備及び改善を図り、チームを構成する個々人の才能を伸ばす取り組みを推進してまいります。 ②経営人材の確保 当社はここ10年間で急速な成長をしており、今後の企業規模拡大及び継続的な成長のためには、経営人材の確保が重要な課題と認識しております。そのためには、執行役員、部長への昇格を目指す層である課長職への教育が必要となります。当社の課長職の平均年齢は35歳と比較的若いメンバーで構成されており、平均給与は約760万円(2025年3月31日時点の課長職で、賞与含む年間支給額を算出)となります。全国の年齢階層別平均給与466万円(国税庁 令和5年分民間給与実態統計調査内、35~39歳の平均給与から引用)に対して高い水準を維持するとともに、早期から課長職へのOJTを通じた教育を行っております。 ③収益率の向上 当社では経営上の目標の達成状況を判断するための指標として、売上高営業利益率を採用しております。当社のビジネスはロジスティクスセンター(八王子フルフィルメントセンター、あきる野フルフィルメントセンター)等において、販促物のキッティング梱包作業や荷受け積み込み作業といった労働集約型の作業が一定程度あるため、作業の効率化や自動化が売上高営業利益率の向上のためには必要となります。当社では工場、ロジスティクスセンター等に積極的に自動化設備の導入を行っております。 ④資本配分 当社における財務戦略は、『リテール販促360°フルサービス』事業で競争優位を構築することで収益性を高め、キャッシュ・フローの創出力、その結果としての株主価値の最大化を基本としております。 収益性の改善と同時にキャッシュ・フローの創出力を高めた結果として得られるキャッシュ・フローを将来の成長への投資として資本コストを上回るリターン(収益)が見込まれる設備、事業開発に優先的に投下いたします。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2740文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当事業年度末における流動資産合計は、 6,080,381千円 となり、前事業年度末に比べて 2,048,939千円増加 いたしました。これは主として、株式上場により現金及び預金が1,500,802千円、期末直近月における売上の増加等により売掛金が423,947千円増加したことによるものであります。 また、固定資産合計は、 4,603,517千円 となり、前事業年度末に比べて 109,962千円減少 いたしました。これは主として、減価償却により建物及び附属設備が66,983千円減少したこと及び有価証券の売却により投資有価証券が35,244千円減少したことによるものであります。 その結果、資産合計は、 10,683,899千円 となり、前事業年度末に比べて 1,938,977千円増加 いたしました。 (負債) 当事業年度末における流動負債合計は、 2,346,975千円 となり、前事業年度末に比べて 472,610千円増加 いたしました。これは主に、仕入債務の増加により買掛金が120,900千円、法人税等の増加により未払法人税等が222,531千円増加したことによるものであります。 また、固定負債合計は、 71,464千円 となり、前事業年度末に比べて 51,906千円減少 いたしました。これは主に、退職給付引当金が35,031千円減少したことによるものであります。 その結果、負債合計は、 2,418,439千円 となり、前事業年度末に比べて 420,704千円増加 いたしました。 (純資産) 当事業年度末における純資産合計は、 8,265,459千円 となり、前事業年度末に比べて 1,518,273千円増加 いたしました。これは主に、資本金が488,400千円、資本準備金が488,400千円及び利益剰余金が530,093千円増加したことによるものです。 ② 経営成績の状況 当事業年度における我が国経済は、インバウンド需要を中心に経済活動の正常化が進み、景気の持ち直しが見られたものの、米国の政策動向を含む不安定な国際情勢、エネルギー・原材料価格の高騰、国内における慢性的な人手不足などにより先行きが不透明な状況が続いております。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約70文字
【セグメント情報】 当社は、『リテール販促360°フルサービス』事業のみの単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2728文字
第73期事業年度における販売実績は次のとおりであります。なお、当社は『リテール販促360°フルサービス』事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。顧客属性別の販売実績は以下のとおりです。 顧客属性 販売高(千円) 前期比(%) IT・サービス(通信、IT、金融) 3,994,422 143.5 リテール(コンビニエンスストア、外食チェーン、ドラッグストア) 4,509,989 113.9 メーカー(消費財、美容コスメ、製薬、食品) 3,770,650 111.8 合計 12,275,062 121.3 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 第72期 事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) 第73期 事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 ) 販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%) 楽天グループ各社 2,905,518 28.7 3,952,039 32.2 株式会社ファミリーマート 1,803,459 17.8 1,876,164 15.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の状況 当事業年度末における総資産は、 10,683,899千円 となり、前事業年度末と比較して 1,938,977千円の増加 となりました。また、当事業年度末における自己資本は、 8,265,459千円 となり、前事業年度末と比較して 1,518,273千円の増加 となりました。 以上の結果から、当事業年度末における自己資本比率は 77.4% (前事業年度末は 77.2% )となり、前事業年度末と比較して0.2ポイント上昇いたしました。 b.経営成績の状況 (売上高、売上原価及び売上総利益) 当事業年度の売上高は、前事業年度より 2,159,470千円増加 し、 12,275,062千円 (前期比 21.3%増 )となりました。これは主に、ドラッグストア業界向け共同配送のチェーン拡大およびメーカー向けサービス取引が増加したことによるものであります。 売上原価は、前事業年度より 1,320,255千円増加 し 8,776,837千円 (前期比 17.7%増 )となりました。 この結果、売上総利益は、前事業年度より 839,215千円増加 し、 3,498,225千円 (前期比 31.6%増 )となりました。…