事業の内容
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/ 原文長 約3626文字
(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容 被取得企業の名称 株式会社セイコーテック 事業の内容 プラント工事、工業用製品の設計・製造 (2) 企業結合を行う主な理由 当社の連結子会社であるJRC C&M株式会社は1976年の創業以来、ごみ処理施設、水処理施設、バイオマス施設等の環境プラント向けコンベヤを中心としたマテハン機器の設計・製造・据付・メンテナンスを事業としてまいりました。これまでに、北海道から九州まで全国200箇所以上の施設に1,000基を超える製品を納入しております。近年、これら施設からの旺盛な設備の更新需要を背景に事業を大きく成長させていることから、2025年2月期よりコンベヤ事業に含まれていた環境プラント向けソリューション事業を「環境プラント事業」として分離し、新たな成長の柱と位置付けております。 一方、株式会社セイコーテックは2003年に設立され、ごみ処理施設、水処理施設内のプラント機器や公共上下水道設備等の機器据付、更新・修繕を行っております。さらに、同施設内のボイラ等の清掃業務、搬送機器の整備、プラント配管工事、タンク更新工事、重量物運搬工事および付帯工事まで幅広く手掛け、総合的な施工対応力を強みとしております。 株式会社セイコーテックのグループ参画により、施工領域での対応力・動員力を拡充し、双方の経験・技術・ノウハウの融合を通じて、環境プラント(ごみ処理施設、水処理施設、バイオマス発電施設)における現場施工力を一段と補完・強化いたします。これにより、既存顧客へのクロスセル拡大、JRC C&M株式会社の製造工場(兵庫県・福島県)との連携や施工領域の拡充によるアップセル等を通じて、さらなる事業成長を実現してまいります。 さらに、昨年度当社グループに参画した、関東に拠点を置く工事会社(株式会社高橋汽罐工業、向井化工機株式会社)との連携を通じて、東日本エリアにおける案件の獲得力・対応力を高め、同エリアでの事業展開を加速してまいります。 当社グループは、本株式取得により、少子高齢化や現場の若年化に伴うノウハウ継承の不足、サービス提供が可能なメーカーの不在、現場工事業者の減少といったエンドユーザーが抱える喫緊の課題に対して、株式会社セイコーテックを含めた一気通貫のトータルソリューションサービスを提供することで応えてまいります。今後も、グループシナジーの拡大を通じて、業界内での唯一無二の地位を確立し、社会課題の解決に大きく貢献する企業グループとしての役割を一層拡大してまいります。 (3) 企業結合日 2025年10月31日 (4) 企業結合の法的形式 現金及び自己株式を対価とする株式取得 (5) 結合後企業の名称 変更はありません。 (6) 取得した議決権比率 100.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約948文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 1.経営の基本方針 当社グループの企業理念は、1961年の創業当時から大切に受け継ぎ、経営の拠りどころとしてきた「社会発展の基盤づくりの精神(企業DNA)」を踏襲しつつ、「ミッション」としての『ソリューションの創造』と、「ビジョン」としての『世の中の不をなくす』という高い志を明示し、「ソリューション企業」として、グループ一丸となって事業を推進していくことを社会に宣言したものです。加えて、企業の社会的責任の観点から、多様なステークホルダーと対話し、信頼関係を構築する決意を明確にしています。 また、当該ミッション、ビジョンに基づき、当社グループでは「発見を、発展へ(Discovery to Development)」を、企業スローガンとして掲げております。 これは、すべては現場を基本としたリアルから見出し、まだお客様にない視点での課題の「発見」から、不をなくすソリューションを通じて「発展」(JRC・お客様・社会)へと繋げていく意思を『発見を、発展へ』という企業スローガンとして表明したものです。 当該理念、スローガンに基づき、当社創業以来の事業であるコンベヤ事業については、既設コンベヤの部品交換等に伴うリカーリング収益を確実に獲得していくと共に、コンベヤのプロフェッショナルとして、顧客の課題を発見・解決するソリューション提案を軸とした営業活動により更なる成長及びコンベヤ部品市場の拡大を目指してまいります。 新たな事業である環境プラント事業においては、ごみ処理、水処理、バイオマス発電の3領域を中心に、堅調に成長を続けており、当社の強みである「設計・製作から据付・メンテナンスまで一貫対応可能な体制」により、官公庁案件などで高い信頼を得ており、今後もこの分野を成長ドライバーとして注力してまいります。 ロボットSI事業においては、製造業者の人手不足を解消するため、「使いやすく、導入しやすい」ロボットソリューションを開発・提供し、ロボットの活用が遅れているとされる事業者等を中心に、今後拡大していくロボット需要を着実に取り込むべく活動してまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1687文字
2.経営環境及び対処すべき課題 当社グループは、1961年の創業当時から受け継いできた「お客様の課題を解決し、社会に貢献する」という考え方を基に、「発見を、発展へ」を企業スローガンとして掲げ、収益性と成長性の両立による中長期的な企業価値の向上を目指しております。また、2026年3月よりカンパニー制へ移行しており、今後は各カンパニー単位での成長戦略を推進してまいります。グループ全体として「売上高・営業利益・営業利益率・ROE」、コンベヤカンパニーでは「ソリューション売上高、ソリューション売上高比率」、環境エネルギーカンパニー及びロボットSIカンパニーでは「受注高、営業利益」をそれぞれKPIとして定め、持続的な事業の成長のため、次の経営課題に取り組んでまいります。 (1) コンベヤカンパニー(旧:コンベヤ事業)の成長 コンベヤカンパニーが対象とする国内コンベヤ市場は、更新需要に支えられた安定成長が続く一方、市場構造の変化と人手不足といった課題を抱えております。当カンパニーにおいては、部品・ソリューション・メンテナンスの3本柱を軸とした総合力を活かし、技術者不足や省力化ニーズに応えることで、長期的な収益基盤を築いてまいります。今後は、ソリューション提案の拡充とメンテナンス事業の深化に加え、新領域である遠隔監視やコンベヤ全体設計にも取り組んでまいります。 (2) 東南アジアを起点とした海外市場への展開の加速 世界のコンベヤ市場は年平均約4.7%で成長し続けており、2028年には3,100億円規模に、2035年には約4,100億円規模まで成長する見通しであります。当社グループは、この成長著しいグローバル市場に対し、東南アジア市場への展開を足掛かりとして、タイでは貿易拡大と発電・セメント・製糖などの主要産業への展開、インドネシアでは営業基盤の拡充、ベトナムでは現地生産体制の構築などを進め、グローバル展開を推進してまいります。 (3) 環境エネルギーカンパニー(旧:環境プラント事業)における受注機会と案件規模の拡大 環境エネルギーカンパニーが対象とする市場は、構造的な更新需要と社会課題の顕在化を背景に、成長機会が拡大しております。平成初期に整備されたごみ処理・水処理施設の老朽化により更新ニーズが高まっていることに加え、脱炭素化の進展やエネルギー効率の向上、自治体の業務効率化といった社会的要請が、需要を一層押し上げております。 当カンパニーにおいては、環境分野に加え、発電プラントを含むエネルギー領域まで一体で対応する体制を構築しており、設計・製作・据付・メンテナンスまで一貫して提供できる点を強みとしております。このワンストップ体制をさらに強化することで、顧客であるプラントメーカーや官公庁からの信頼を一層高め、収益機会の最大化と市場シェア拡大を目指してまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3268文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 2024年9月24日に行われた株式会社高橋汽罐工業との企業結合について前連結会計年度末に暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定したため、前連結会計年度末との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて 2億8百万円増加 し、 133億10百万円 となりました。 流動資産は前連結会計年度末と比較して 6億20百万円増加 し、 80億76百万円 となりました。主な増加の内訳 は、売掛金の増加 3億16百万円 等であります。 固定資産は連結子会社の増加に伴い無形固定資産が 61百万円増加 したものの、投資その他の資産は 5億19百万円減少 しました。その結果、固定資産は 52億34百万円 となりました。 (負債) 負債は、前連結会計年度末に比べて 10億16百万円減少 し、 74億71百万円 となりました。 流動負債は前連結会計年度末と比較して 18億84百万円減少 し、 37億73百万円 となりました。また固定負債は前連結会計年度末と比較して 8億68百万円増加 し、 36億98百万円 となりました。これらは主に、短期から長期への借り換えにより短期借入金が 15億50百万円減少 し、長期借入金が 9億93百万円増加 したこと等によるものであります。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末に比べて 12億24百万円増加 し、 58億38百万円 となりました。これは主に、前連結会計年度末に比べ、利益剰余金が剰余金の配当3億42百万円等により減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益の計上 14億23百万円 により利益剰余金が 10億21百万円増加 したことによるものであります。 以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の 35.2% から 43.9% に上昇しました。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果などを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、海外経済におきましては、米国の通商政策の動向や中国経済の停滞などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。…
セグメント関連
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/ 原文長 約2035文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 コンベヤ 事業 環境プラント 事業 ロボットSI 事業 売上高 外部顧客への売上高 7,917,230 2,150,042 997,298 11,064,571 11,064,571 セグメント間の内部 売上高又は振替高 55,735 2,700 2,254 60,689 △ 60,689 7,972,966 2,152,742 999,552 11,125,261 △ 60,689 11,064,571 セグメント利益 1,697,554 451,862 25,634 2,175,050 △ 799,341 1,375,709 セグメント資産 9,305,492 2,503,948 1,237,269 13,046,710 55,022 13,101,732 その他の項目 減価償却費 196,753 25,429 11,560 233,743 22,168 255,911 のれんの償却額 7,977 6,756 1,636 16,370 16,370 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 (注)3 399,095 7,463 406,559 19,575 426,135 (注)1. セグメント利益の調整額△799,341千円には、セグメント間取引消去・その他調整額18,076千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△816,896千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費になります。 セグメント資産の調整額55,022千円は、報告セグメントに帰属しない管理部門に係る資産になります。 その他の項目の減価償却費の調整額22,168千円、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額19,575千円は、報告セグメントに帰属しない管理部門に係る資産になります。 2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 3. 有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、 新 規連結に伴う増加額を含めておりません。 4.2025年2月期においては企業結合に係る会計処理(取得原価の配分)を暫定的に実施しておりましたが、2026年2月期第2四半期連結会計期間において当該会計処理が確定しましたので、セグメント利益については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約4350文字
2.当連結会計年度において、コンベヤ事業並びにロボットSI事業における生産高に著しい変動がありました。これらは、販売実績の増加に起因した増加であ ります。 3.セグメント間取引については、調整額として記載しております。 b. 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 受注高(千円) 前期比(%) 受注残高(千円) 前期比(%) コンベヤ事業 10,285,279 30.2 1,734,314 4.6 環境プラント事業 2,165,182 △6.3 2,148,663 5.3 ロボットSI事業 1,231,253 2.9 755,545 △20.0 調整額(注) △27,034 △27,973 合計 13,654,680 21.0 4,610,549 0.3 (注)1.当連結会計年度において、コンベヤ事業における売上高に著しい変動がありました。当変動 要因については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②経営成績の状況」に記載のとおりであります。 2.セグメント間取引については、調整額として記載しております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 金額(千円) 前年同期比(%) コンベヤ事業 10,216,208 28.1 環境プラント事業 2,184,044 1.5 ロボットSI事業 1,419,820 42.0 調整額(注) △73,187 合計 13,746,885 24.2 (注)1.当連結会計年度において、コンベヤ事業並びにロボットSI事業における売上高に著しい変動がありました。当変動 要因については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②経営成績の状況」に記載のとおりであります。 2.セグメント間取引については、調整額として記載しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 財政状態 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に記載のとおりであります。 b. 経営成績 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、 137億46百万円 (前年同期比 24.2%増 )となりました。これは主にコンベヤ事業において 、ソリューション及びリプレイス需要が堅調に推移したことに加え、高橋汽罐工業を中心としたメンテナンス事業が大きく業績に貢献しました。…