事業の内容
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/ 原文長 約709文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社(大同工業株式会社、キョーワ株式会社、SANKYO KASEI SINGAPORE PTE.LTD.、産京貿易(上海)有限公司、SANKYO KASEI (THAILAND) CO.,LTD.、SY RUBBER (THAILAND) CO.,LTD.及びSANKYO KASEI VIETNAM CO.,LTD.)、持分法適用関連会社(三東洋行有限公司)の計9社で構成されております。 当社グループの事業における位置付けは、次のとおりであります。 [科学事業セグメント] 土木・建材資材関連、情報・輸送機器関連、日用品関連及び化学工業関連の各分野において、主として原料・資材となる商品を販売しております。 [建装材事業セグメント] 主に住宅用部材の販売及び各種木工製品の製造販売をしております。 大同工業株式会社は、当社からの加工委託により住宅用部材の保管・仕分梱包・出荷を行っております。 キョーワ株式会社は、各種木工製品の製造販売を行っております。 海外取引については、海外子会社(SANKYO KASEI SINGAPORE PTE.LTD.、産京貿易(上海)有限公司、SANKYO KASEI (THAILAND) CO.,LTD.及びSANKYO KASEI VIETNAM CO.,LTD.)や海外関連会社(三東洋行有限公司)を通じて仕入・販売するほか、当社が直接、取引先と仕入・販売を行っております。また、SY RUBBER (THAILAND) CO.,LTD.は、工業用ゴム製品の製造販売を行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1642文字
(2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、以下のような中期的な経営戦略の下に、多様化する顧客ニーズに迅速に対応し、タイムリーで的確な商品・サービスの提供に努め、企業競争力の強化、企業価値の向上に取り組んでおります。 ①収益の向上 当社は創業以来、一貫して技術コンサルタントを主体とした技術指向型営業を行い、商社でありながらファブレスによるものづくりを行うなど、より付加価値の高い商品提供を目指しております。具体的には長年蓄積した技術・ノウハウを駆使したファインケミカル(精密化学品)商品への指向を図るなか、化学系商材に限らない幅広い取扱品目を展開し、併せて東南アジアへの営業基盤の拡大・整備等に積極的に取り組んでおります。また、建装材事業にメーカー機能を取り込み、その強化を図るため、2015年12月に家具及び木工製品の製造販売を主たる事業とするキョーワ株式会社を完全子会社とし、事業基盤の拡充とグループ収益の改善に持続的に取り組んでおります。 ②海外の市場拡大 近年、国内経済がシュリンクするなか、営業の軸足について東南アジアを中心とした海外に移し、海外のお客様に対する販売だけでなく輸入品の取り扱いにも力を入れて取り組んでおります。これまで当社は1995年に東洋紡績株式会社(現 東洋紡株式会社)との合弁で香港に三東洋行有限公司を、2002年にはSANKYO KASEI SINGAPORE PTE.LTD.を、2007年には中国上海市に産京貿易(上海)有限公司を、2010年にはタイ王国バンコク都にSANKYO KASEI (THAILAND) CO.,LTD.をいずれも独資で設立、また工業用ゴム製品メーカーの山川モールディング株式会社との合弁により、工業用ゴム製品の製造販売を事業内容とするSY RUBBER (THAILAND) CO.,LTD.を2018年8月に設立し、タイのサムットプラカーンにて、2019年2月から事業を開始しております。更に2023年1月にはベトナム社会主義共和国Ho Chi Minh市にSANKYO KASEI VIETNAM CO.,LTD.を設立いたしました。これらの海外6拠点と国内6拠点のグループ力を集結し、お客様に喜ばれるソリューション営業を展開しております。 ③サステナビリティへの取組みと高品質体制の確立 すべての事業目的の遂行に当たっては、環境保全、省資源、健康・労働環境への配慮と公正・適切な処遇、公正な取引、自然災害等への危機管理など、社会貢献と地球環境のサステナビリティ向上に努めております。また、先端技術分野、社会貢献ならびに地球環境に資する分野をターゲットとすることで、高付加価値経営の基盤づくりを目指しています。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約764文字
(3) 会社の対処すべき課題 わが国経済は、長らく続いた新型コロナウイルスによる社会活動規制の本格的な緩和により、人出の増加に伴う個人消費の回復を中心に緩やかな成長が期待される反面、海外要因には、ウクライナ危機及び資源、材料価格高の長期化、アメリカをはじめとする諸外国におけるインフレ抑制の金融政策といった下押し要素があることから、弱含みでの推移が見込まれます。 このような環境下において、国内事業では、国内外の状況変化に迅速に対応し、取引先との緊密な連携のもと、新たな機能性商材の取引拡大により事業拡大を図るとともに、業務効率化に努め収益力の強化に注力する所存であります。 また、海外事業では、従来からの営業拠点(香港、上海、タイ、シンガポール)に加えて、2023年1月にSANKYO KASEI VIETNAM CO.,LTD.(当社100%子会社)をベトナムのホーチミン市に設立しました。これら海外5拠点との連携による輸出入及び海外進出企業との取引拡大を推進します。また、SY RUBBER (THAILAND) CO.,LTD.(資本金88,800千タイバーツ、当社出資比率90%)は、コロナ禍による立遅れを早期に挽回し、合弁パートナーの山川モールディング株式会社との一致協力のもと、収益基盤の確立に注力し、タイ及びその周辺諸国に進出する日本企業との取引拡大に繋げていく所存です。 業務改善活動では、ISO9001・14001及び事業継続マネジメントシステム(BCMS)による体質強化活動を引き続き進化させるとともに、ICTの更なる活用等を通じて多様で効率的な働き方を推進し、事業の持続性の向上を図ってまいります。 今後の更なる飛躍を目指し、グループ一丸となってこれらの課題に取り組み、企業価値の向上に努めてまいります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2856文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費が新型コロナウイルスによる活動制限の緩和によりサービス業を中心に改善したこと等から緩やかな回復が続きましたが、製造業は、半導体不足による自動車の生産調整、資源、原材料価格高の長期化、更には2022年春以降の急速な円安が加わった物価高等の下押し要因があり不安定な推移となりました。 このような状況の下、当社グループにおいては、商材の確保、原材料価格高騰に伴う販売価格改定、及び国内外の新たな機能性商材の取引拡大に注力いたしました。 また、コロナ禍による社会活動規制からの緩和が徐々に進むなかで経費支出の効率化に努め、収益の確保を図りました。 これらの結果、売上高は267億3千8百万円(前年同期比10.3%増)、営業利益は3億4千万円(前年同期比81.2%増)、経常利益は4億7千1百万円(前年同期比47.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億3百万円(前年同期比385.7%増)となりました。 事業セグメント別の概況は次のとおりであります。 [科学事業] <土木・建材資材関連分野> 土木関連分野では、地盤改良用及びコンクリート二次製品用の添加剤、及び道路舗装用改質剤も増加し大幅な増収となりました。 建材資材関連分野では、建材ボード用薬剤や発泡断熱システム用添加剤のほか、建築塗料や接着剤用原料も増加し大幅な増収となりました。 <情報・輸送機器関連分野> 情報関連分野では、自動車関連部材及び半導体関連材料の伸長により増収となりました。 輸送機器関連分野では、自動車部品用成形材料及び自動車用塗料原料の増加により増収となりました。 <日用品関連分野> 日用品関連分野では、清掃用品材料及び製靴用関連材料は一部回復しましたが、化粧品関連薬剤及びプラスチックレンズ関連材料の減少により大幅な減収となりました。 フィルム関連分野では、生鮮野菜、チルド食品及び冷凍食品包装フィルム製品の販売が引続き伸長し増収となりました。 <化学工業関連分野> 繊維関連分野では、国内繊維加工の縮小は続いているものの、工業用繊維用薬剤の増加により増収となりました。 化学工業関連分野では、輸入基礎化学品及び製紙向け関連材料、耐火物用添加剤の増加、及び樹脂材料のスポット輸出により増収となりました。 これらの結果、科学事業セグメントの売上高は217億5千万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は4億5千万円(前年同期比15.7%増)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約807文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結損益計算書計上額 (注)2 科学事業 建装材事業 売上高 外部顧客への売上高 20,018,528 4,221,212 24,239,741 24,239,741 セグメント間の内部売上高 又は振替高 20,018,528 4,221,212 24,239,741 24,239,741 セグメント利益又は損失(△) 389,562 △ 14,342 375,220 △ 187,424 187,796 (注) 1.「調整額」の区分は、報告セグメントに帰属しない本社固有の費用であります。 2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 3.セグメント資産については、事業セグメントに資産を配分していないため記載しておりません。 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結損益計算書計上額 (注)2 科学事業 建装材事業 売上高 外部顧客への売上高 21,750,064 4,988,475 26,738,539 26,738,539 セグメント間の内部売上高 又は振替高 21,750,064 4,988,475 26,738,539 26,738,539 セグメント利益 450,540 99,793 550,333 △ 210,125 340,208 (注) 1.「調整額」の区分は、報告セグメントに帰属しない本社固有の費用であります。 2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 3.セグメント資産については、事業セグメントに資産を配分していないため記載しておりません。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1820文字
(2) 販売実績 セグメントの名称 販売高(千円) 前年同期比(%) 科学事業 21,750,064 +8.6 建装材事業 4,988,475 +18.2 合計 26,738,539 +10.3 (注) 総販売実績に対する割合が100分の10以上の販売先はありません。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中にある将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 なお、新型コロナウイルス感染症の影響等不確実性が大きく、将来の業績予測等に反映させることが難しい要素もありますが、現時点において入手可能な情報を基に検証等を行っております。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針及び見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (2) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における経営成績等の状況の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (経営成績等の状況の概要)」をご参照ください。 また、当社の事業経営に用いられる主要業績評価指標(Key Performance Indicators。以下「KPI」という。)は以下のとおりであります。 (収益及び利益率) 当社が経営において重点を置いている指標の1つに収益が挙げられます。以下は経営者が重要だと捉えている収益に関連したKPIであります。 売上高はKPIの1つと考えております。当社は主に仕入商品による売上を計上しております。売上高は、当社が扱う商品への需要、会計期間内における取引の数量や規模、また原料及び販売価格の変動といった要因によって変化し、その他にも、市場環境等も売上高を変化させる要因です。また当社は商社でありながら、技術指向型の営業を特長としており、技術提案力及び顧客サービス機能に対するお客様からの評価が、事業成長の原動力であると認識しております。…