サステナビリティ
抜粋表示
/ 原文長 約6115文字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは「今日の非財務課題への挑戦は、明日の企業価値を生む」を合言葉に、サステナビリティを始めとした非財務課題に取り組んでいます。 (1)サステナビリティ全般に関するガバナンスとリスク管理 (ガバナンス) 当社は、1953年の創業以来一貫して「光」を追求し、光技術を用いた世界一のものづくりを通じて、社会そして科学技術発展に貢献することを基本理念としております。健全で信頼される企業としての成長を目指し、すべてのステークホルダーと共に事業を推進していくためには、サステナビリティの意識を高く保つことが重要と認識しております。 また、これまでの委員会体制でのサステナビリティ推進活動から発展し、2024年5月より全社が責任をもって、マテリアリティを含むサステナビリティに資する活動に取り組む体制に変更いたしました。これらの活動を統括・調整するサステナビリティ事務局(経営企画統括本部)を設置し、全社から代表者が参加するサステナビリティ推進会議を通じてグループ全体での取り組みを強力に推進しております。 なお、取締役会は、四半期ごとのレポート報告や、取締役会での報告・協議を通じてサステナビリティの取組みを監督しております。 (リスク管理) サステナビリティ推進会議は月1回開催し、サステナビリティに関して全社横断的な対応の推進を図るために必要な内容を、グループ全体で連携をして討議を行っております。2023年8月には、財務・非財務の両面でグループ全体の企業価値を向上させるために重点的に取り組む事項として、「事業を通じた社会・環境への貢献」「事業基盤の強化と企業の社会的責任」を軸とした8つのマテリアリティを策定いたしました。 当社グループのマテリアリティ(取り組むべき重要事項と目標) 事業を通じた社会・環境への貢献 ① 高度な光技術を活用した社会・環境価値向上への貢献 ② 持続的な高収益経営による、安定かつ豊かな経済・社会実現への貢献 ③ 優れた安全性、品質、サービスの提供による、顧客価値向上への貢献 事業基盤の強化/企業の社会的責任 ④ 地球と共生可能な事業活動の推進 ⑤ 幸福度の高い雇用制度と職場づくり ⑥ グループの成長と社会への貢献を支える人づくり ⑦ 価値創造の安定と成長を実現するガバナンスとマネージメントの推進 ⑧ 製品の安定供給体制と責任あるサプライチェーンの構築 特定したマテリアリティの各テーマに対して、推進施策や達成度合いを測る重要業績指標(KPI)、目標及び実行計画の策定に取り組み、リスクの低減に努めております。…
研究開発活動
抜粋表示
/ 原文長 約2912文字
6【研究開発活動】 当社グループの研究開発活動は、「光の本質に関する研究及びその応用」をメインテーマとし、主に当社の中央研究所及び各事業部において行っております。 光の世界は未だその本質すら解明されていないという、多くの可能性を秘めた分野であり、光の利用という観点からみても、光の広い波長領域のうち、ごく限られた一部しか利用することができていないのが現状であります。こうした中、当社の中央研究所においては、光についての基礎研究と光の利用に関する応用研究を進めており、また、各事業部においては、製品とその応用製品及びそれらを支える要素技術、製造技術、加工技術に関する開発を行っております。 当連結会計年度の研究開発費の総額は、 13,551 百万円であり、これを事業のセグメントでみますと、電子管事業 3,555 百万円、光半導体事業 2,387 百万円、画像計測機器事業 745 百万円、レーザ事業1,335百万円、その他事業379百万円及び各事業区分に配賦できない基礎的研究5,148百万円であります。 当連結会計年度における主要な研究開発の概要は次のとおりであります。 <電子管・光半導体事業> 半導体技術と電子管技術を融合した新たな光センサ技術 本技術の特長 当社の光センサは医療・分析・産業など様々な用途で使用されていますが、最新の半導体技術と電子管技術を融合することで、新しい光センサ技術(HYPEREON TM )を開発いたしました。 本技術は、電子管技術を用いて光を電子に変換し半導体技術を使って増倍させることで、微弱な光を高感度で検出することを可能とします。当社がこれまで培ってきた半導体技術の特徴である計測の均一性と電子管技術の特徴である高感度、超低ノイズ、高速応答等の相乗効果を最大限に引き出したものであり、これまで測定できなかった微弱な光やわずかな強弱の差も正確かつ高速にとらえることができます。 今後の展望 HYPEREONは、新たな当社の基盤技術であり、医用・バイオ、産業、分析などの幅広い用途への応用を目指しております。例えば、様々な細胞情報を取得するフローサイトメトリ技術に応用することで、病気の早期発見や新薬の開発期間短縮が期待されます。 まずはこの医用・バイオ分野においてHYPEREONを用いた高付加価値モジュールを展開するとともに、今後も様々な分野においてお客様や社会の課題解決に向けて、本技術を軸としたモジュールの開発を行ってまいります。 <画像計測機器事業> 多波長蛍光イメージングに特化したスライドスキャナ「MoxiePlex®」 開発の背景 がん細胞は、生体内の様々な細胞や分子と相互作用しながら増殖したり死滅したりしており、その複雑な生体現象を可視化し分析することで、新薬の開発や新たな治療法の確立につながると期待されております。…
設備投資等の概要
抜粋表示
/ 原文長 約2037文字
2【主要な設備の状況】 (1)提出会社 (2024年9月30日現在) 事業所名 (所在地) セグメント の名称 設備の内容 土地面積(㎡) 帳簿価額(百万円) 従業員数 (名) 土地 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 その他 合計 本社工場 (静岡県浜松市中央区) 光半導体 光半導体素子の製造及び研究開発設備 (19,923) 2,170 6,925 4,236 1,160 14,492 993 63,972 三家工場 (静岡県磐田市) 光半導体 光半導体素子の製造設備 (1,403) 795 1,045 764 79 2,684 291 27,814 新貝工場 (静岡県浜松市中央区) 光半導体 光半導体素子の製造設備 39,147 1,603 6,097 1,201 121 9,025 315 豊岡製作所 (静岡県磐田市) 電子管 光電子増倍管、イメージ機器及び光源の製造及び研究開発設備 (47,539) 1,514 18,712 3,960 935 25,122 1,250 99,349 常光製作所 (静岡県浜松市中央区) 画像計測機器 画像処理・計測装置の製造及び研究開発設備 (1,834) 1,718 2,480 79 550 4,829 507 27,065 都田製作所 (静岡県浜松市浜名区) 光半導体 、レーザ 光半導体素子の製造及び研究開発設備、半導体レーザの製造及び研究開発設備 76,636 1,076 2,588 1,126 121 4,912 179 中央研究所 (静岡県浜松市浜名区) 全社 研究開発用設備 166,236 4,402 1,947 97 554 7,001 372 産業開発研究所 (静岡県浜松市中央区) 全社 研究開発用設備 174,584 572 1,295 44 168 2,080 26 (注)1 帳簿価額には建設仮勘定の金額を含んでおりません。 2 土地の面積欄の( )内は外書きで連結会社以外から賃借中のものであります。 3 上記のほか、関係会社及び外注先などへの貸与設備があり、関係会社のうち、主な貸与先は高丘電子㈱及び㈱光素であります。…