事業の内容
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/ 原文長 約1393文字
3【事業の内容】 当社グループは、連結財務諸表提出会社(以下当社という)と子会社45社及び関連会社13社で構成されている。 セメント事業については、セメントの製造・販売を中心とし、生コンクリートの製造・販売、セメント工場における電力の販売やリサイクル原燃料の受入処理、営繕工事、各種品質試験サービス等の事業を行っている。鉱産品事業については、石灰石や骨材の採掘・販売等を行っている。建材事業については、コンクリート構造物向け補修材料等の製造・販売、その関連工事等を行っている。光電子事業については、導波路タイプ光変調器等の光関連部品の製造・販売を行っている。新材料事業については、各種セラミックス製品・各種ナノ粒子材料等の製造・販売を行っている。電池材料事業については二次電池正極材料の製造・販売を行っている。その他事業については、遊休地を活用した不動産賃貸や情報処理サービス、電設工事等を行っている。 当社グループの事業に係る位置づけ、及びセグメントとの関連は、次の通りである。 セメント事業 当社、八戸セメント㈱、及び和歌山高炉セメント㈱がセメントの製造を行い、当社経由でスミセ建材㈱、東海スミセ販売㈱及び北浦エスオーシー㈱などの特約販売店等に販売している。なお、その輸送にあたっては、エスオーシー物流㈱などが海上輸送を、和泉運輸㈱が陸上輸送を行っている。また、当社がセメント系固化材の製造・販売及びセメント工場における電力の販売を行うほか、東京エスオーシー㈱等が当社が特約店を経由して供給しているセメントを主原料にして生コンクリートの製造・販売、㈱中研コンサルタントが各種品質試験サービス、エスオーエンジニアリング㈱等が当社の場内営繕工事を行っている。 鉱産品事業 当社が各地に所有する石灰石鉱山から、製鉄原料としての石灰石や道路工事用、生コンクリート製造用の骨材等を採掘、販売しているほか、滋賀鉱産㈱等が同様の事業展開、秋芳鉱業㈱が石灰石、骨材を採掘し、当社経由で販売を行っている。 建材事業 当社がコンクリート構造物向け補修材料等の製造・販売やその関連工事を行っている。また、㈱エステックが地盤改良工事等の施工、コンクリート構造物向け補修材料等を製造し当社経由での販売、㈱SNCがコンクリート2次製品を使用した各種工事の施工、栗本コンクリート工業㈱が各種コンクリート製品の製造・販売等を行っている。 光電子事業 当社が光通信部品及び計測機器の製造・販売を行っているほか、㈱スミテックが各種汎用電子機器の製造・販売、東莞住創光電子技術有限公司が光通信部品を製造し、当社経由で販売を行っている。 新材料事業 当社が各種セラミック製品等、各種新素材の製造・販売を行っているほか、住龍納米技術材料(深セン)有限公司が機能性塗料を製造し、当社経由で販売を行っている。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2356文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 <経営方針> 当社グループは、「私たちは、地球環境に配慮し、たゆまない技術開発と多様な事業活動を通じて、豊かな社会の維持・発展に貢献する企業グループを目指します。」という企業理念のもと、セメントをはじめとする各種製品の安定供給を推進するとともに、持続的発展のため、グループを挙げて事業拡大およびコスト削減等に取り組んでいく。 <事業環境> 今後のわが国経済は、通商問題の動向が世界経済に与える影響等によるリスクに加え、新型コロナウイルス感染症の影響による内外経済のさらなる下振れ等のリスクが存在しており、景気の先行きは、引き続き厳しい状況にある。 新型コロナウイルス感染症の影響で、足元セメント関連事業では、工事の中断などもあり国内販売は弱含みで推移し、輸出についても一部地域でロックダウンによる販売減少の影響を受け、工場の操業は一部抑制運転等の対応をしている。高機能品事業についても、国内外での経済・生産活動停滞に伴う販売への影響が一部出ている。 国内・海外とも地域によっては徐々に緊急事態宣言やロックダウンが解除され経済・生産活動を再開する動きも見られるが、海外を含めた全地域で感染収束の見通しはいまだに不透明である。そのため、今後も引き続きある程度の期間にわたり規制による影響を受けることが想定され、当社グループ各事業にかかわる市場が今後どのようなタイミングで回復していくのか、または変化するのかなど見通しが非常に困難な状況となっている。 <「2017-19年度 中期経営計画」の総括> 当社グループは、2017年度から「2017-19年度 中期経営計画」をスタートさせた。本中期経営計画では、セメント関連事業および高機能品事業の両事業分野で、市場を拡大し、安定的に成長し続ける企業グループとなることを将来目指すべき方向性とし、当社の対応すべき課題に取り組み、諸施策を実施してきた。 当社グループの取り組みは、次のとおり。 ①セメント関連事業(セメント事業・鉱産品事業・建材事業) (イ)海外セメント戦略 高知工場におけるセメント貯蔵用大型サイロの活用と赤穂工場での輸出対応に取り組むことにより、輸出の継続的な拡大を図った。 (ロ)周辺市場での拡大 リサイクル関連設備の増強やリサイクル品の最大限の取り込み等に取り組み、環境事業の拡大に努めるとともに セメント関連事業分野の各事業の連携やシナジーを追求し、周辺市場の開拓に努めた。 (ハ)事業基盤の強化 物流の合理化を目的としてデンカ株式会社との合弁会社の設立、小名浜サービスステーションにおけるセメントサイロの新設ならびに岐阜工場および赤穂工場における高効率クリンカクーラーの導入等を行い、物流合理化の拡大や設備増強等を進め、事業基盤の強化に取り組んだ。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2356文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 <経営方針> 当社グループは、「私たちは、地球環境に配慮し、たゆまない技術開発と多様な事業活動を通じて、豊かな社会の維持・発展に貢献する企業グループを目指します。」という企業理念のもと、セメントをはじめとする各種製品の安定供給を推進するとともに、持続的発展のため、グループを挙げて事業拡大およびコスト削減等に取り組んでいく。 <事業環境> 今後のわが国経済は、通商問題の動向が世界経済に与える影響等によるリスクに加え、新型コロナウイルス感染症の影響による内外経済のさらなる下振れ等のリスクが存在しており、景気の先行きは、引き続き厳しい状況にある。 新型コロナウイルス感染症の影響で、足元セメント関連事業では、工事の中断などもあり国内販売は弱含みで推移し、輸出についても一部地域でロックダウンによる販売減少の影響を受け、工場の操業は一部抑制運転等の対応をしている。高機能品事業についても、国内外での経済・生産活動停滞に伴う販売への影響が一部出ている。 国内・海外とも地域によっては徐々に緊急事態宣言やロックダウンが解除され経済・生産活動を再開する動きも見られるが、海外を含めた全地域で感染収束の見通しはいまだに不透明である。そのため、今後も引き続きある程度の期間にわたり規制による影響を受けることが想定され、当社グループ各事業にかかわる市場が今後どのようなタイミングで回復していくのか、または変化するのかなど見通しが非常に困難な状況となっている。 <「2017-19年度 中期経営計画」の総括> 当社グループは、2017年度から「2017-19年度 中期経営計画」をスタートさせた。本中期経営計画では、セメント関連事業および高機能品事業の両事業分野で、市場を拡大し、安定的に成長し続ける企業グループとなることを将来目指すべき方向性とし、当社の対応すべき課題に取り組み、諸施策を実施してきた。 当社グループの取り組みは、次のとおり。 ①セメント関連事業(セメント事業・鉱産品事業・建材事業) (イ)海外セメント戦略 高知工場におけるセメント貯蔵用大型サイロの活用と赤穂工場での輸出対応に取り組むことにより、輸出の継続的な拡大を図った。 (ロ)周辺市場での拡大 リサイクル関連設備の増強やリサイクル品の最大限の取り込み等に取り組み、環境事業の拡大に努めるとともに セメント関連事業分野の各事業の連携やシナジーを追求し、周辺市場の開拓に努めた。 (ハ)事業基盤の強化 物流の合理化を目的としてデンカ株式会社との合弁会社の設立、小名浜サービスステーションにおけるセメントサイロの新設ならびに岐阜工場および赤穂工場における高効率クリンカクーラーの導入等を行い、物流合理化の拡大や設備増強等を進め、事業基盤の強化に取り組んだ。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3079文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものである。 (経営成績等の概要) (1)財政状態及び経営成績の状況 当期におけるわが国経済は、通商問題の動向が世界経済に与える影響等による景気下振れ懸念があったものの、雇用・所得環境の改善や政府の経済対策等の効果を背景に緩やかな回復基調が続いた。しかしながら、期末に至り、新型コロナウイルス感染症の影響により、足下で大幅に下押しされ、厳しい状況となった。 セメント業界においては、天候不順や技能労働者不足等の影響に加え、民間住宅投資が減少したことなどもあり、官公需、民需ともに減少したことから、セメント国内需要は、前期を3.8%下回る40,970千トンとなった。一方、輸出は、前期を1.6%上回った。この結果、輸出分を含めた国内メーカーの総販売数量は、前期を2.6%下回る51,480千トンとなった。 このような情勢の中で、当社グループは、当期を最終年度とする「2017-19年度 中期経営計画」に基づき、セメント関連事業においては、「海外セメント戦略」・「周辺市場での拡大」・「事業基盤の強化」、高機能品事業においては、「主力製品の増産対応」・「新規事業・新製品の開発」に係る諸施策に取り組んだ。 以上の結果、当期の売上高は、セメント事業等で減収となったことから、245,159百万円と前期実績を2.4%下回った。 損益については、セメント事業、建材事業、光電子事業等で増益となったことから、経常利益は、16,947百万円と前期に比べ1,147百万円の増益となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に固定資産の減損損失を特別損失に計上したこともあり、10,922百万円と前期に比べ3,123百万円の増益となった。 セグメントごとの経営成績は、次の通りである。 1. セメント 販売数量が前期を下回ったことなどから、売上高は、188,800百万円と前期に比べ4,856百万円(2.5%)減となったものの、生産コスト等の削減により、営業利益は、8,247百万円と前期に比べ667百万円(8.8%)増となった。 2. 鉱産品 骨材の販売数量が減少したことなどから、売上高は、12,640百万円と前期に比べ179百万円(1.4%)減となったものの、採掘コストが改善したことなどから、営業利益は、2,385百万円と前期に比べ24百万円(1.0%)増となった。 3. 建材 コンクリート構造物補修・補強材の販売数量が増加したことなどから、売上高は、19,089百万円と前期に比べ 624百万円(3.4%)増となり、営業利益は、1,824百万円と前期に比べ576百万円(46.2%)増となった。 4.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約934文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 (単位:百万円) 報告セグメント 注1 注2 セメント 鉱産品 建材 光電子 新材料 電池材料 その他 調整額 連結 売上高及び営業損益 売上高 (1)外部顧客に対する 売上高 193,656 12,819 18,464 5,757 12,005 1,874 6,482 251,061 251,061 (2)セグメント間の 内部売上高又は 振替高 3,086 4,240 2,546 6,340 16,213 △ 16,213 196,742 17,060 21,011 5,757 12,005 1,874 12,822 267,275 △ 16,213 251,061 セグメント利益又は 損失(△) 7,579 2,360 1,248 △ 572 2,370 △ 437 1,711 14,260 △ 81 14,178 セグメント資産 215,963 31,150 16,260 6,714 10,014 3,238 25,995 309,337 15,418 324,755 その他の項目 減価償却費 13,598 1,956 473 773 789 345 586 18,523 23 18,546 有形固定資産及び 無形固定資産の 増加額 15,002 1,857 322 127 1,558 71 103 19,043 19,043 (注) 1.調整額は以下の通りである。 (1) セグメント利益又は損失の調整額△81百万円は、セグメント間取引消去である。 (2) セグメント資産の調整額15,418百万円は、事業セグメントに配分していない全社資産36,493百万円及びセグメント間取引消去△21,075百万円である。全社資産は、主に当社の長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等である。 (3) 減価償却費の調整額23百万円は、全社資産に係る償却額41百万円及びセグメント間消去△18百万円である。 2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。 Ⅱ 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 )
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3059文字
2. 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10以上となる取引先が存在しないため、記載を省略した。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループ(当社及び連結子会社)の当連結会計年度における経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下の通りである。 (1)経営成績の分析 当連結会計年度の経営成績の概況については、「(経営成績等の概要)の(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載している。 1 セメント需要、当社セメント販売数量の推移(最近5連結会計年度) 2016年3月 ( 第153期 ) 2017年3月 ( 第154期 ) 2018年3月 ( 第155期 ) 2019年3月 ( 第156期 ) 2020年3月 ( 第157期 ) セメント需要 国内需要(千トン) 42,668 41,777 41,876 42,589 40,970 輸出(千トン) 10,583 11,529 11,808 10,371 10,532 当社販売数量 国内(千トン) 8,855 8,817 8,718 8,925 8,764 輸出(千トン) 1,051 1,375 1,367 1,366 1,295 計(千トン) 9,906 10,192 10,085 10,291 10,058 2 売上高、損益の推移(最近5連結会計年度) 2016年3月 ( 第153期 ) 2017年3月 ( 第154期 ) 2018年3月 ( 第155期 ) 2019年3月 ( 第156期 ) 2020年3月 ( 第157期 ) 売上高(百万円) 234,192 234,062 244,826 251,061 245,159 営業利益(百万円) 23,614 21,530 18,990 14,178 16,128 経常利益(百万円) 24,560 22,627 20,153 15,799 16,947 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 16,110 16,210 14,659 7,799 10,922 総資産額(百万円) 325,710 336,790 339,958 324,755 321,108 売上高経常利益率(%) 10.5 9.7 8.2 6.3 6.9 総資産経常利益率(%) 7.4 6.8 6.0 4.8 5.2 (2)財政状態(流動性及び資本の源泉)の分析 当連結会計年度末の総資産は321,108百万円となり、前連結会計年度末に比べて3,647百万円の減少となった。流動資産は87,885百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,802百万円の減少となった。固定資産は233,222百万円となり、前連結会計年度末に比べて、844百万円の減少となった。…