事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約486文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社3社及び関連当事者2社で構成され、ヘルスケア製品(主に医療用ゴム・ポリウレタン製品及び生活自助具)、プラスチック製品(主に包装用チューブ・フィルム)、その他製品の製造販売を主な内容とし、さらに各事業に関連する研究開発及び社会福祉に役立つ介護サービス等の事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、当社グループの事業は、セグメントと同一の区分であります。 ヘルスケア事業……………当社が製造販売しており、子会社相模マニュファクチャラーズ有限公司は、当社との営業取引(同社に対する販売及び同社からの仕入)をしております。また、当社製品の一部を子会社㈱ラジアテックス、関連当事者相模産業㈱を通じて販売しております。 プラスチック製品事業……当社が製造販売しております。 その他………………………当社が製造販売及びサービス提供しており、一部について子会社㈱ラジアテックス、関連当事者相模産業㈱を通じて販売しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約691文字
(1) 経営方針 当社グループは地球の環境問題、食糧需給のアンバランス、飢餓・貧困等諸問題に大きく関わりを持つ人口爆発に対処すべく、世界市場を舞台に選び、意義ある事業を発展させ、真の意味での豊かな社会作りに貢献することを目指して全社員で日々挑戦しております。社員のその取組みにおける基本姿勢は、社会変化を素早く、的確に捉え、ユーザーや消費者の方々が求める高品質、高付加価値の商品・サービスを独自の発想の開発手法と企画力を駆使して提供することにあります。 また、今まで世に送り出してきた当社製品が象徴するように、他社に安易に追随する類似製品の上市やマーケティング手法の模倣を極力排除し、ユーザーや消費者の方々が求める高品質で個性溢れるユーティリティーの高い製品・サービスを提供することを念頭に日々業務に当たっております。 当社の発展の尺度については必ずしも量的追及に主眼を置かず、利益の最大化及びユーザーや消費者並びに株主の皆様の満足度の最大化をその規準としております。 従いまして、当社の基本的方針のキーワードは、以下のように表されると存じます。 物心両面での豊かな社会作り 高価値商品・サービスの提供 利益の最大化 創造性重視 社員の自己啓発と自主性の醸成 柔軟性と即応性を持った経営 グローバリゼーション対応 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上規模の拡大に終始することなく、高い収益性を確保する営業利益率や経常利益率及び財務の健全性を維持する純資産比率に力点を置き、また株主に対して安定した配当を維持することを目標としております。
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約729文字
(3) 経営環境、事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループはグローバル競争の激化やデジタル化が進展する急速な変化にさらされるVUCA(ブーカ)の時代に、情報リテラシーを高め、科学的思考を駆使し、自由闊達な風土の中、大局的見地から経営の在り方を見つめ、時代に即したビジネスを展開する所存です。安易な選択・集中戦略に陥ることなく、手掛けた分野各々については粘り強い努力により、今後も持続的発展を目指します。 当社グループの照準とする領域は主として世界の総人口78億人の上位10%の高所得層で、モノを超えたユーザーのニーズに応える高付加価値の商品・サービスの提供に心掛け、高収益を確保する「小さくても光る会社」を標榜いたします。 成長に対する姿勢では、ビジネスの短兵急な拡大路線に邁進せず、能力に見合った着実な成長で長期的繁栄を求めます。 国際戦略では国内外の有為な人材を広く登用しつつ各市場の特性を踏まえた政策で、真の国際企業を実現すべく開かれた経営を模索いたします。 創業90周年を迎える当社は、新製品の研究・開発、生産システムの見直し、新しい販売手法の研究、次世代のリーダー及び経営幹部の育成、新事業の起業等々あらゆる側面でイノベーションマインドを発揮して将来に亘る磐石な経営基盤を確立すべく積極的な施策を展開いたします。 国境を越えた情報やモノの移動により、マーケットが未曾有の広がりを見せ、eコマースの台頭により、販売開始から20年余が経過したポリウレタン製コンドーム・サガミオリジナルが広く流布され、認知度が高まる中で、今後も安定した商品供給を図るための生産体制の構築並びに、高品質な製品を安定して提供する品質システムの高みを追求してまいります。
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約2244文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度は、コロナショックからの経済活動の再開に伴うインバウンド需要やサービス消費の回復の動きが続く一方、エネルギー価格の上昇と円安に起因する生活必需品の値上げ等による消費者マインドの低下や長期化する人手不足等の影響により緩やかな回復に留まりました。 またロシアによるウクライナへの侵攻の長期化、中東情勢の緊迫化など地政学リスクの高まり、中国の不動産市況悪化と各国中銀の金融引き締めの継続により先行きは極めて不透明な状況となりました。 当社は社会や事業環境が変化していく中で、次世代に向けた取組として、組織能力の見直しを行い、組織の中にあるエネルギーや思い・強みを生かし、持続的な企業価値向上へ向け、企業風土の改革や新たなビジョンや戦略の策定とその実行を図ってまいりました。 当連結会計年度におきまして、当社グループは売上高においては伸長し、 6,112百万円 (前年同期比2.1%増)となりましたが、より一層の円安や原料価格の高止まり、インフレによる賃金上昇により、営業利益は 436百万円 (前年同期比34.0%減)、経常利益は 389百万円 (前年同期比63.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は 40百万円 (前年同期比93.9%減)となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 ヘルスケア事業 ヘルスケア事業のラテックス製コンドーム売上高は国内外で伸長し、ポリウレタン製コンドーム売上高の国内売上は続伸したものの、輸出売上は前期の急激な増加に対する需要調整がありました。 また原材料・エネルギー価格等の高止まりや円安の進行によるマレーシア生産子会社のコスト増が利益を減少させました。 この結果、ヘルスケア事業の売上高は4,663百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益は978百万円(前年同期比9.8%減)となりました。 プラスチック製品事業 プラスチック製品事業は、原油価格が中東やウクライナ・ロシアの地政学的緊張から上昇し、原料メーカーが輸送コストを転嫁する等原料値上が止まりませんでした。 この結果、売上高は数量が減少し、1,240百万円(前年同期比3.2%減)となるものの、採算を重視した適正な売価へ価格転嫁を進め、低水準ではありますが営業利益は2百万円(前年同期は営業損失24百万円)となりました。 その他 入浴・介護サービス及びその他の事業の売上高は209百万円(前年同期比7.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約908文字
2 セグメント利益又は損失の調整額には、セグメント間取引消去と各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれております。 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理部門に係る費用であります。 セグメント資産の調整額は、主に各報告セグメントに配分していない余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。 3 セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額(注)3 ヘルスケア事業 プラスチック製品 事業 売上高 顧客との契約から生じる収益 4,663,016 1,240,459 5,903,476 209,093 6,112,570 6,112,570 その他の収益 外部顧客への売上高 4,663,016 1,240,459 5,903,476 209,093 6,112,570 6,112,570 セグメント間の内部 売上高又は振替高 4,663,016 1,240,459 5,903,476 209,093 6,112,570 6,112,570 セグメント利益又は損失(△) 978,784 2,562 981,346 △ 90,578 890,768 △ 454,324 436,443 セグメント資産 15,193,458 970,900 16,164,358 264,150 16,428,509 1,287,886 17,716,395 その他の項目 減価償却費 623,107 13,856 636,964 9,062 646,027 12,074 658,101 有形固定資産及び無 形固定資産の増加額 108,480 5,678 114,159 889 115,048 6,517 121,565 (注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、巡回入浴等のサービスや 日用雑貨品他を製造・販売しております。
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約3268文字
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) ピップ㈱ 2,800,494 46.8 3,151,416 51.6 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ127百万円増加し6,112百万円(前年同期比2.1%増)となりました。 ヘルスケア事業のラテックス製コンドーム売上高は国内・輸出ともに伸長し、ポリウレタン製コンドーム売上高は国内売上は続伸したものの、輸出売上は前期の急激な増加に対する需要調整があったことなどにより、187百万円増加し、4,663百万円(前年同期比4.2%増)となりました。またプラスチック製品事業の売上高は、原料の値上がりによる販売価格の改定を進めましたが売上数量が減少したため41百万円減少し、1,240百万円(前年同期比3.2%減)となりました。その他の事業の売上高は、18百万円減少し、209百万円(前年同期比7.9%減)となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度の売上総利益は、売上高が堅調に推移したものの、主力であるマレーシア工場での原材料・エネルギー等の高止まりやインフレによる賃金上昇に加え、円安の進行によるコスト増等により、前連結会計年度に比べ66百万円減少し、1,826百万円(前年同期比3.5%減)となり、売上総利益率は29.9%(前年同期31.6%)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、製造原価の増加に加え、販売費及び一般管理費費が158百万円増加したことにより、前連結会計年度に比べ224百万円減少し436百万円(前年同期比34.0%減)となり、営業利益率は7.1%(前年同期11.0%)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は、為替差益147百万円を計上したものの、前連結会計年度に比べ666百万円減少し、389百万円(前年同期比63.1%減)となり、経常利益率は6.4%(前年同期17.6%)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ698百万円減少し357百万円(前年同期比66.2%減)となりました。また法人税等合計355百万円を減算し、非支配株主に帰属する当期純損失39百万円を加算した親会社株主に帰属する当期純利益は632百万円減少し、40百万円(前年同期比93.…