PHCホールディングス株式会社

証券コード: 6523 / 対象年度: 2026 / 提出日: 2026-06-23
業種 電気機器
年度切替

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

PHCホールディングスは、高度な技術力を基盤としたヘルスケア分野のグローバル企業です。糖尿病マネジメント(血糖測定システム)、ヘルスケアソリューション(臨床検査・医療IT・創薬支援)、診断・ライフサイエンス(病理機器・研究用機器・体外診断機器)の3つの主要事業ドメインを展開しており、世界中の患者や医療従事者へ高品質な製品とサービスを提供しています。

主な事業領域

高度な技術力を基盤としたヘルスケア分野における、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの3つの事業ドメインを展開。国内外で多岐にわたる医療機器やITシステム、創薬支援サービスを提供。

主な製品・サービス

  • 血糖測定(BGM)システム
  • 持続血糖測定(CGM)システム
  • 臨床検査サービス
  • レセプトコンピュータ
  • 電子カルテシステム
  • 電子薬歴システム
  • 非臨床試験受託(CRO)
  • バイオアナリシス
  • セントラルラボサービス
  • 病理用機器・消耗品
  • 保存・培養機器
  • バイオハザード対策用キャビネット
  • Point of Care Testing(POCT)機器
  • 電動式医薬品注入器

ビジネスモデル

高度な技術力を基盤とした製品開発・製造・販売、およびサービス提供。特に糖尿病マネジメント分野では、センサ等の消耗品の継続販売を通じて収益を創出するモデルを採用。

セグメント・事業構成

1. 糖尿病マネジメント(BGM/CGMシステム) 2. ヘルスケアソリューション(臨床検査、医療IT、CRO等) 3. 診断・ライフサイエンス(病理機器、研究用機器、体外診断機器など)

戦略・方向性

「精緻な技術でヘルスケアの未来を切り拓くリーダーとなる」をビジョンに掲げ、既存事業の安定的なキャッシュ創出力を基盤としつつ、成長領域である診断・ライフサイエンス分野への戦略投資を行い、中長期的な企業価値向上を目指す。

強みとして読み取れる点

  • 高度な技術力(センサ技術など)
  • グローバルな販売・サービス体制
  • 内製の製造・開発体制
  • 規制対応力

課題として読み取れる点

  • 先進国におけるBGM市場の縮小傾向
  • 為替変動による業績への影響
  • 一部事業での需要減やコスト増の影響

確認ポイント

  • 診断・ライフサイエンス領域への投資成果
  • 新興国市場における糖尿病患者増加への対応
  • 医療DX推進に伴うITソリューションの動向

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・提供された本文に事業内容、セグメント情報、経営戦略、課題などが詳細に記載されており、概要把握には十分な情報が含まれているため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 1 / 5

有報ナビによる整理

経済環境や市場動向の変化、為替・金利変動、地政学的リスクがサプライチェーンや収益性に影響を及ぼす可能性があり、これに対し会社は情報収集体制の強化、研究開発投資の最適化、BCPの整備、および複数調達先の確保等で対応。医療制度・政策の変更(診療報酬・薬価改定)による収益性低下リスクに対し、関係機関との連携を通じた政策情報の分析と提言を実施。事業ポートフォリオ管理において、ROICを活用した資本効率性の向上と新製品開発への投資を継続。技術革新や競合他社の動向により既存製品が陳腐化するリスクに対し、R&D組織の再編と開発期間の短縮化で対応。生産設備老朽化やサプライチェーン寸断による影響に対し、計画的な設備投資と代替調達先の確保を実施。人材確保・育成における課題に対し、教育プログラム(PHCアカデミー)を通じた専門性の向上とグローバルなタレントマネジメントを推進。財務面では為替リスクへの対応としてインターカンパニーローンの削減やNotional Poolingの導入を進め、資金調達手段の多様化により流動性を確保。情報セキュリティに関しては、従業員教育、ツール活用、IT-BCPの整備で対策を実施。コンプライアンス・知的財産権保護に関するリスクに対し、社内規定の整備と研修を通じた意識向上を図る。ESG関連では、サステナビリティ委員会による管理体制を構築し、環境規制や人権デューディリジェンスを実施。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

高度な医療機器技術を核に、糖尿病マネJメントから診断・ライフサイエンスまで多角的な事業展開。中期経営計画2027において、既存事業の安定したキャッシュ創出力を活用し、成長領域への再投資を行う構造改革とポートフォリオ管理の強化(ROIC導入)を推進しており、戦略の実行意欲が明確。

成長方針

「中期経営計画2027」に基づき、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの3ドメインで展開。特に診断・ライフサイエンスを成長の核とし、R&D組織の刷新と新製品(自動培養装置、デジタルパソロジー等)の開発加速により市場シェア拡大を目指す。

資本政策

ROICを活用した資本効率の可視化と、事業ポートフォリオの最適化(投資・撤退判断への反映)を推進。既存事業のキャッシュ創出力を基盤に、成長領域である診断・ライフサイエンス分野へ戦略的に再配分する方針。

リスク対応方針

リスクマネジメント委員会によるPDCAサイクルでの管理体制を構築。経済動向、医療政策、地政学・災害、サプライチェーン、サイバーセキュリティ、コンプライアンス、ESG対応など多岐にわたるリスクに対し、情報収集の強化、BCP策定、技術開発の加速、人材育成を通じた包括的な対策を実施。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

同社は強固なセンサー技術を基盤に、糖尿病マネジメントから診断・ライフサイエンスへと戦略的にシフト。新設されたR&D組織を通じ、細胞・遺伝子治療やデジタルパソロジー等の高付加価値領域で競争力を強化する成長フェーズにある。

設備投資の方向性

生産拠点の最適化、新製品開発に向けたR&D体制の抜本的見直し、および高度な技術を要する診断・ライフサイエンス領域への戦略的投資。

研究開発・商品開発

全社横断のR&D組織を構築し、ドメイン横断での知見を集約。特に細胞・遺伝子治療やがん診断などの高付加価値分野でイノベーション創出と開発加速に注力。

投資・変化テーマ

  • 次世代診断技術
  • 細胞・遺伝子治療(CGT)
  • デジタルパソロジー
  • 高度なセンサー技術
  • 医療DX

関連キーワード

  • バイオセンシング
  • 自動培養装置
  • AI活用診断
  • 遠隔モニタリング
  • 電子カルテシステム

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準IFRS 連結区分連結 対象期間2025-04-01 〜 2026-03-31 表示状況表示可能

提出日: 2026-06-23

財務情報

業績

収益

3,644.03億円
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226.88億円
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税引前利益

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親会社帰属利益

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財政状態・流動性

総資産

5,425.1億円
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資本

1,608.8億円
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親会社所有者帰属持分

1,616.68億円
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現金及び現金同等物

398.2億円
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キャッシュフロー

3区分

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+424.58億円
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-398.21億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
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参考情報

別基準の参考値

主要指標とは別に掲載

経常利益

26.77億円
会計基準
日本基準
連結区分
単体
比較可能性
主要値とは直接比較できません

会計基準と連結区分が主要値と異なるため、直接比較できません。

根拠・定義
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確認事項

開示上の確認事項

この表示に確認事項はありません。

文書情報を確認
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連結 / consolidated
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2025-04-01 〜 2026-03-31
表示状況
表示可能
選定状況
一部項目未表示
raw presentation state
ready
raw selection status
partial

有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約2812文字

3【事業の内容】 当社グループは、持株会社である当社、主要子会社のPHC株式会社(以下、「PHC」)、Ascensia Diabetes Care Holdings AG(以下、「ADCHD」)、Epredia Holdings Ltd.(以下、「Epredia」)、株式会社LSIメディエンス(以下、「LSIM」)、ウィーメックス株式会社(以下、「WMX」)、及びメディフォード株式会社(以下、「MDF」)ほか関連会社及び共同支配企業と共同支配事業を含め、国内16法人、海外63法人にて構成されております。なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業は、血糖測定(BGM)システムの開発、製造及び販売を行う「糖尿病マネジメントドメイン」、臨床検査サービス、レセプトコンピュータや電子カルテシステム、電子薬歴システム等の医療IT製品の開発・販売及び非臨床試験受託やバイオアナリシス、セントラルラボサービス等の創薬支援サービスを展開する「ヘルスケアソリューションドメイン」、病理用機器や消耗品、保存機器や培養機器、バイオハザード対策用キャビネット等のライフサイエンス研究・医療支援機器、医療・介護現場向けのファーマシーソリューション及びフードソリューション機器、Point of Care Testing(簡易・迅速検査、POCT)機器等の体外診断機器並びに電動式医薬品注入器及び臨床検査機器や試薬等の開発製造販売を行う「診断・ライフサイエンスドメイン」の3つの事業ドメインにより構成されており、当該事業の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表に関する注記事項 5.セグメント情報」に掲げるセグメント区分と同一であります。 当社グループの各ドメインの事業内容及び関係会社各社の位置付けは以下のとおりであります。 (1)糖尿病マネジメントドメイン 糖尿病をはじめとする生活習慣病の増加に伴い、早期診断及び効果的な治療の重要性が高まる中、当社グループの糖尿病マネジメントドメインでは、特許権を有するバイオセンシング技術及び自社設計の製造ラインに基づく、効率化・合理化された生産技術を強みとして、高精度かつ簡便な検査機器の開発・製造・販売を行っております。 本ドメインにおける主な製品は、血糖測定システムを中心とする糖尿病ケア製品であり、主としてセンサ等の消耗品の継続販売を通じて収益を創出するビジネスモデルであります。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3456文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「わたしたちは、たゆみない努力で健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献します」を経営理念に掲げ、自社のモノづくりの強みを生かし、世界に広がる販路を活用することで、世界中の健康を願う皆さまのお役に立ち続ける企業を目指しております。 また、「精緻な技術でヘルスケアの未来を切り拓くリーダーとなる」をビジョンとして設定しており、高品質な医療を誰もが身近に享受できる未来の実現に向けて、強みである精緻な技術を基盤に、医療従事者や研究者の皆さまと共創し、健康を願うすべての人々のために、ヘルスケアの未来を切り拓いてまいります。 (2)経営環境 世界的な物価上昇や金融引き締めによる金利上昇等を背景とした金融市場の不安定化に加え、米中間の通商問題、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、さらに中東地域における地政学的緊張の高まりなどを受け、エネルギー価格や物流動向を含む事業環境には不透明感が残っております。また、米国政府による関税政策や通商政策の動向も、世界経済及び事業活動に影響を及ぼす要因となっております。 このように、刻々と変化する国際情勢及び経済環境のもと、当社グループを取り巻く事業環境の先行きは依然として不確実性が高い状況にありますが、当社グループとしては、これらの動向を注視しつつ、柔軟かつ迅速な対応を図ってまいります。 当社グループを取り巻くグローバルなヘルスケアビジネスにおける環境は、先進国で進行する少子高齢化と世界的な生活習慣病患者やがん患者の増加、それらに対する様々な技術革新が行われています。その一方で各種医療基準・規制の強化に加え行政の医療費削減の動きが見られます。糖尿病マネジメントに関して、血糖測定(Blood Glucose Monitoring(以下、「BGM」))事業の市場規模は、先進国市場における保険償還額の見直しや持続血糖測定器(Continuous Glucose Monitoring(以下、「CGM」))の普及拡大等により、今後3年間の年平均成長率は4~5%の縮小傾向と見込んでおります。一方、新興国市場では糖尿病患者数の増加等により市場規模は成長しております。ヘルスケアソリューションについては、日本の受託臨床検査市場では診療報酬改定を背景とした一部検査の受託価格の下落影響等がある一方で、遺伝子・ゲノム検査等の領域は今後の市場拡大が見込まれております。日本における電子カルテシステムの普及はまだ途上にあり、今後も新規開業時の導入や既存開業医においてもレセプトコンピュータ更新時に電子カルテシステムの導入が進むことが予想されます。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3456文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「わたしたちは、たゆみない努力で健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献します」を経営理念に掲げ、自社のモノづくりの強みを生かし、世界に広がる販路を活用することで、世界中の健康を願う皆さまのお役に立ち続ける企業を目指しております。 また、「精緻な技術でヘルスケアの未来を切り拓くリーダーとなる」をビジョンとして設定しており、高品質な医療を誰もが身近に享受できる未来の実現に向けて、強みである精緻な技術を基盤に、医療従事者や研究者の皆さまと共創し、健康を願うすべての人々のために、ヘルスケアの未来を切り拓いてまいります。 (2)経営環境 世界的な物価上昇や金融引き締めによる金利上昇等を背景とした金融市場の不安定化に加え、米中間の通商問題、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、さらに中東地域における地政学的緊張の高まりなどを受け、エネルギー価格や物流動向を含む事業環境には不透明感が残っております。また、米国政府による関税政策や通商政策の動向も、世界経済及び事業活動に影響を及ぼす要因となっております。 このように、刻々と変化する国際情勢及び経済環境のもと、当社グループを取り巻く事業環境の先行きは依然として不確実性が高い状況にありますが、当社グループとしては、これらの動向を注視しつつ、柔軟かつ迅速な対応を図ってまいります。 当社グループを取り巻くグローバルなヘルスケアビジネスにおける環境は、先進国で進行する少子高齢化と世界的な生活習慣病患者やがん患者の増加、それらに対する様々な技術革新が行われています。その一方で各種医療基準・規制の強化に加え行政の医療費削減の動きが見られます。糖尿病マネジメントに関して、血糖測定(Blood Glucose Monitoring(以下、「BGM」))事業の市場規模は、先進国市場における保険償還額の見直しや持続血糖測定器(Continuous Glucose Monitoring(以下、「CGM」))の普及拡大等により、今後3年間の年平均成長率は4~5%の縮小傾向と見込んでおります。一方、新興国市場では糖尿病患者数の増加等により市場規模は成長しております。ヘルスケアソリューションについては、日本の受託臨床検査市場では診療報酬改定を背景とした一部検査の受託価格の下落影響等がある一方で、遺伝子・ゲノム検査等の領域は今後の市場拡大が見込まれております。日本における電子カルテシステムの普及はまだ途上にあり、今後も新規開業時の導入や既存開業医においてもレセプトコンピュータ更新時に電子カルテシステムの導入が進むことが予想されます。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約10751文字

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 a.財政状態の状況 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末と比べて10,028百万円増加し、542,510百万円となりました。この主な要因は、為替の影響を受けたことによりのれんが15,023百万円増加したこと、過去の買収により発生した無形資産の償却が進んだこと等により無形資産が6,277百万円減少したことによるものであります。 負債合計は、前連結会計年度末と比べて9,680百万円減少し、381,630百万円となりました。この主な要因は、返済が進んだこと等により借入金が20,702百万円減少した一方、営業債務及びその他の債務が6,653百万円増加したことによるものであります。 資本合計は、前連結会計年度末と比べて19,708百万円増加し、160,880百万円となりました。この主な要因は、在外営業活動体の換算差額等によりその他の資本の構成要素が26,108百万円増加した一方、主に当期利益を492百万円、支払配当を△5,306百万円計上した結果、利益剰余金が6,837百万円減少したことによるものであります。また、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の26.6%から3.2ポイント増加して29.8%となりました。 b.経営成績の状況 2026年3月期(以下、「当期」)における当社グループの売上収益は364,403百万円(前年同期比0.8%増)となりました。糖尿病マネジメントはBGM事業が先進国において市場縮小が続く中でも販売が堅調に推移したことや為替の好影響等により増収となりました。ヘルスケアソリューションはCRO事業が減収となりましたが、LSIM事業の遺伝子分野の検査売上やヘルスケアITソリューション事業の電子カルテ・レセプト関連売上により前年同期並みとなりました。診断・ライフサイエンスは主に米国を中心とした市況停滞等の影響を受け減収となりました。 営業利益は22,688百万円(前年同期比0.5%増)となりました。糖尿病マネジメントはBGM事業の先進国における堅調な販売やコスト削減効果、持続血糖測定(CGM)事業の譲渡に伴う収益改善等により大幅な増益となりました。ヘルスケアソリューションは、LSIM事業が増収及びコスト削減により増益となったものの、ヘルスケアITソリューション事業における利益率の高い電子処方箋管理ソフトウェア需要の減少やCRO事業の減収影響により、また、診断・ライフサイエンスは減収、米国関税及び後述の本社機能見直しの影響等によりそれぞれ減益となりました。…

セグメント関連

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5.セグメント情報 (1)報告セグメント 各報告セグメントの主な事業内容は以下のとおりであります。 報告セグメント 主な事業内容 糖尿病マネジメント 血糖測定(BGM)システムの開発製造販売、持続血糖測定(CGM)システムの販売 ヘルスケアソリューション 臨床検査事業の展開、レセプトコンピュータ・電子カルテ等医療IT製品の開発販売、創薬支援事業の展開 診断・ライフサイエンス 病理検査機器、研究・医療支援機器、診断薬・診断機器並びに電動式医薬品注入器等の開発製造販売 (2)セグメント収益及び業績 当社グループの報告セグメントによる継続事業からの収益及び業績は以下のとおりであります。 報告セグメントの会計方針は、注記「3.重要性がある会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同じであります。 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 糖尿病マネジメント ヘルスケアソリューション 診断・ライフサイエンス その他及び調整・消去 連結 売上収益 外部顧客への売上収益 98,692 128,311 130,920 357,924 3,669 361,593 セグメント間の売上収益 98,692 128,311 130,920 357,924 3,669 361,593 営業利益(△は損失) 13,888 9,272 7,248 30,409 △ 7,828 22,580 金融収益 1,504 金融費用 5,262 税引前利益 18,823 その他項目 減価償却費及び償却費 6,027 9,904 11,312 27,244 626 27,871 減損損失(△は戻入れ) △ 60 38 △ 22 △ 32 △ 54 (注) 「その他及び調整・消去」における「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「調整・消去」には、主にセグメント間取引消去、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれております。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスク

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3【事業等のリスク】 当社グループは、持続的な成長及び企業価値の最大化を実現するため、事業活動に伴う多様なリスクを適切に把握・評価し、未然防止及び影響の軽減を図ることが重要であると認識しています。 この認識に基づき、リスク管理に関するグループ全体の基本方針及び体制を定めた「リスクマネジメント基本規程」に基づき、リスクマネジメント体制を整備するとともに、グループの重要リスクを体系的に特定し、全社的な管理・対応を推進しています。 <リスクマネジメント体制及びプロセス> 当社グループは、リスクマネジメント体制の強化及びリスクの統合的管理を目的として、リスクマネジメント委員会を設置しています。リスクマネジメント委員会は、リスク担当役員を委員長、リスク統括部門を事務局として執行役員、国内外の事業責任者、本社部門責任者等で構成され、年4回の定期開催に加え、必要に応じて随時開催しています。リスクマネジメント委員会では、リスクの発生回避及び発生時の影響最小化に向けた対応策の策定・実行状況の確認、評価及び見直しを行い、その内容について、PHCグループ経営会議及び独立性を有する取締役会に報告しており、持続可能な事業運営の実現に努めています。 (PHCグループのリスクマネジメント体制 ※2026年3月31日現在) 当社グループでは、リスクマネジメント委員会を中心に、リスクの特定から評価、対応、モニタリング及び改善に至る一連のプロセスをPDCAサイクルに基づき運用しています。 リスク統括部門は、トップインタビュー等を通じて経営層が認識するリスクを把握するとともに、事業部門及び本社部門の双方の視点を踏まえ、リスクを網羅的に抽出・整理した上で、対象リスクを特定しています。特定したリスクについては、影響度及び発生可能性等の観点から分析・評価を行い、リスクマネジメント委員会において妥当性を審議のうえ、「グループ重要リスク」を選定し、PHCグループ経営会議及び取締役会に報告しています。 「グループ重要リスク」については、リスクオーナーを定め、対応策及び実行計画を策定し、当該計画に基づき実行しています。対応状況は、リスク統括部門がモニタリングを行い、その進捗をリスクマネジメント委員会に報告するとともに、同委員会における協議を踏まえ、対応の見直しを行っています。年間の活動を通じて抽出された課題については、次年度の活動計画に反映して改善しています。また、リスクが顕在化した場合には、グループ対策本部を設置し、迅速に対応することで、影響の最小化及び再発防止に努めています。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

サステナビリティ

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2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものです。 当社グループは、「中期経営計画2027」の中で事業の成長領域を定義づけ、今後の事業成長を牽引するための柱を明確化し、同時にサステナビリティ経営の強化を加速させることを宣言しました。現在、グループ一丸となってサステナビリティ経営を推進しています。 <サステナビリティ経営> 1.ガバナンス 当社グループでは、取締役会監督のもと、代表取締役社長(CEO)を委員長、執行役員(サステナビリティ担当)を副委員長とし、最高執行責任者(CxO)及び事業部長を委員としたサステナビリティ委員会を四半期ごとに開催しています。また、ホールディングスの各職能責任者及び事業部のサステナビリティチームリーダーが陪席し、現場の知見を審議に反映できる体制としています。 本委員会の目的は、取締役会及び経営会議に先立ち、当社グループ全体のサステナビリティに関する戦略や施策を議論・検討し、戦略を実行に移すための具体的なプロセス及びアクションを決定するとともに、最新のサステナビリティ・ESG外部知見を共有し経営視点での意思決定を行うことにあります。優先的に取り組む事項として、事業継続・競争力の確保とグループの成長に資する取り組みの推進、法令順守、顧客対応、ESG評価向上に資する取り組みを位置付けています。 本委員会では、当社グループの重要課題(マテリアリティ)の特定、それらに対する指標(KPI)と目標の決定、実績の評価及び改善指示等のモニタリング、新規規制やガイドラインを含むその他サステナビリティに関する活動全般の管理や討議、決定に関する審議を実施しています。 また、2026年度より、本委員会の下に環境分科会、人権分科会等のテーマ別分科会を新設しました。グループ横断で取り組むべき重要テーマについて、より詳細なモニタリングと施策の推進を行い、その結果をサステナビリティ委員会に報告する体制としています。 本委員会での決定事項は、各事業部並びにコーポレート部門から選出されたメンバーから成るサステナビリティチームに指示され、各KPIに対する目標値の達成を目指した取り組みやその他サステナビリティに関連する活動等、グループ全体でサステナビリティ経営を実践できる体制を構築しています。なお、サステナビリティ委員会で報告・討議・審議された内容は、社内規程に準じて経営会議及び取締役会への付議・報告を行います。 サステナビリティ委員会は原則として年4回開催し、その内容を取締役会に年2回以上報告します。取締役会は、これらの報告を踏まえ、サステナビリティ活動の妥当性、有効性やリスクについて管理・監督を行っています。…

研究開発活動

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5. 研究開発及び技術革新 リスクシナリオ ヘルスケア分野では、技術革新の加速や顧客ニーズの多様化が進んでおり、市場環境は急速に変化しています。また、競合他社の新技術や革新的製品の登場により、技術的優位性を維持することが益々難しくなっています。このような状況下で、迅速な対応と継続的な研究開発が求められています。さらに、急激な技術の進歩や非連続的な技術革新は、従来の事業モデルや技術基盤に大きな影響を与える可能性があります。 ・上市までの期間が長期化することで、開発した製品が市場環境の変化に適応できず、想定した売上や効果を得ら れない可能性があります。 ・急激な技術革新や非連続的な技術進歩により、既存の製品や技術が陳腐化し、競争力を失うリスクがあります。 ・競合他社が革新的な技術や製品を開発し市場に投入することで、当社グループの技術的優位性が失われ、競争力 が低下する可能性があります。 ・医療技術の進展や新たな治療法の登場により、当社グループの製品が市場での需要を失う可能性があります。 対応策 ・全社横断のR&D組織としてコアテクノロジー研究所を新設し、開発の迅速化とイノベーションの創出を推進しま す。特に診断・ライフサイエンス事業のさらなる成長に向け、付加価値の高い製品や次世代技術の開発加速に努 めます。 ・市場ニーズを的確に把握するための情報収集体制を整備し、製品の競争力を維持・向上させています。 ・開発プロセスの効率化を図り、上市までの期間短縮に努めています。 ・競合他社の動向を注視し、差別化戦略を展開することで技術的優位性の確保に努めています。 6. オペレーション リスクシナリオ 近年、製造業を取り巻く環境は複雑化しており、生産設備の老朽化や新技術への対応、調達先の多様化に伴うリスクが増大しています。また、外部委託業者への依存度の高まりや製品の安全性に対する社会的関心の高まりにより、品質管理や法令順守の重要性が一層増しています。 ・生産設備や金型の老朽化、新たな生産技術への対応に伴い設備投資が必要となった場合、コスト増加により経営 成績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・地政学上の課題、国別の政策・制度等の方針変化、災害、感染症の影響、サプライヤー側でのフォースマジュー ル、民事再生・破産等の影響によるサプライチェーンの寸断により、調達コストの上昇、生産の遅延や製造の中 断が生じ、事業活動に悪影響を及ぼすリスクがあります。 ・外部委託業者によるサービス提供の中断・停止や業務上の過誤、又は契約変更が発生した場合、事業運営や法令 順守上の問題が生じ、経営成績や信用に悪影響を及ぼす可能性があります。…

設備投資等の概要

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2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 (1)提出会社 当社は2026年3月31日現在において、本社(東京都千代田区)に主要な設備が存在しないため記載しておりません。なお、本社事務所は賃貸物件であり、年間賃借料は163百万円であります。 (2)国内子会社 2026年3月31日現在 会社名 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(単位:百万円) 従業員数 (人) 建物及び構築物 機械装置及び備品 土地 (面積 千㎡) リース資産 その他 合計 PHC株式会社 松山工場 (愛媛県東温市) 糖尿病マネジメント 診断・ライフサイエンス 生産設備 1,800 1,431 95 354 3,680 561 (67) (54) PHC株式会社 群馬工場 (群馬県邑楽郡) 診断・ライフサイエンス 生産設備 960 770 68 1,798 305 (-) (53) PHC株式会社 成田事業所 (千葉県香取郡) 診断・ライフサイエンス 生産設備 1,864 376 312 29 2,581 148 (13) (24) 株式会社LSI メディエンス 志村事業所 (東京都板橋区) ヘルスケアソリューション 検査機器 1,223 1,442 2,665 877 (-) (374) メディフォード株式会社 鹿島事業所 (茨城県神栖市) ヘルスケアソリューション 試験機器 1,280 315 1,595 142 (-) (25) メディフォード株式会社 熊本事業所 (熊本県宇土市) ヘルスケアソリューション 試験機器 726 423 286 1,435 90 (106) (11) メディフォード株式会社 志村事業所 (東京都板橋区) ヘルスケアソリューション 試験機器 571 471 1,042 91 (-) (6) (注)1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.日本基準に基づく数値を記載しております。なお、上記の金額に消費税等は含めておりません。 3.帳簿価額のうち、「その他」は「建設仮勘定」であります。 4.従業員数の( )は臨時雇用者数を外書しております。 5.上記の他、主要な賃借している設備として、以下のものがあります。…

その他の有報本文

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配当政策

抽出本文 / 原文長 約528文字

3【配当政策】 当社グループは資本効率を重視した事業運営を行うとともに、安定した財務基盤のもとで成長領域への投資を実行することが長期的な企業価値の向上に繋がると考えており、そのうえで、連結業績や資金状況等を総合的に勘案し、配当を基本とした株主還元の充実に努めてまいります。 なお、当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。また、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。 当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。 決議年月日 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 2025年11月12日 取締役会決議 2,656 21.0 2026年6月24日 定時株主総会決議(予定) 2,656 21.0 また、内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に対応すべく、今まで以上にコスト競争力を高め、市場ニーズに応える技術・製造開発体制を強化し、さらには、グローバル戦略の展開を図るために有効投資してまいりたいと考えております。

従業員の状況

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(2)【従業員の状況】 ① 連結会社の状況 2026年3月31日現在 セグメントの名称 従業員数(人) 糖尿病マネジメント 1,256 ( 12 ) ヘルスケアソリューション 3,747 ( 1,749 ) 診断・ライフサイエンス 3,374 ( 364 ) 本社その他 270 ( 32 ) 合計 8,647 ( 2,157 ) (注)1.従業員数は就業人員数です。 2.臨時従業員数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。 3.本社その他として記載されている従業員数は、当社及びPHC株式会社の特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。 ② 提出会社の状況 2026年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円) 平均年間給与の 対前事業年度増減率 (%) 145 ( 12 ) 49.0 17.5 9,834,195 7.2 セグメントの名称 従業員数(人) 本社その他 145 ( 12 ) 合計 145 ( 12 ) (注)1.従業員数は就業人員数です。 2.臨時従業員数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。 3.平均勤続年数は、当社グループ在籍年数を記載しております。 4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ③ 最大人員会社の状況 a. 当事業年度における従業員数が最も多い会社 株式会社LSIメディエンス 2026年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円) 平均年間給与の 対前事業年度増減率 (%) 1,622 (943) 44.0 14.8 5,626,552 2.4 b. 上記 a.の会社の次に従業員数が多い会社 PHC株式会社 2026年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円) 平均年間給与の 対前事業年度増減率 (%) 1,486 (192) 47.7 19.7 7,275,153 4.9 (注)1.従業員数は就業人員数です。 2.臨時従業員数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。 3.平均勤続年数は、当社グループ在籍年数を記載しております。 4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ④ 労働組合の状況 2026年3月31日時点、当社には労働組合組織はありませんが、労使関係は安定しており、特記事項はありません。なお、当社子会社のPHC株式会社には「PHC労働組合」、株式会社LSIメディエンスには「オールメディエンスユニオン」があり、いずれも当社同様に労使関係は安定しております。また、当社海外子会社の一部には労働組合がありますが、当社同様に労使関係は安定しております。…

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約7191文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社のコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方は、当社の経営理念である「わたしたちは、たゆみない努力で、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献します」という理念を実践する上で、その基礎となる法令の順守や定款、規程等の順守について、経営者自らが効率的に確認することができる体制を構築することにあります。また、経営の健全性・効率性及び透明性を確保し、持続的に企業価値を向上させていく観点からも、適切なコーポレート・ガバナンスの構築やその実施に取り組んでおります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 当社は、監査役会設置会社を選択しております。経営と執行を分離し、取締役会は、執行役員の選任を含む重要な業務執行の決定により経営全般に対する監督機能を有し、監査役会が、執行、経営に対して適法性、妥当性の監査を行うことにより、持続的な企業価値の向上を実現できると考えております。具体的な各機関の設計は以下のとおりとなります。これら機関が相互連携することにより、経営の健全性・効率性及び透明性が確保できるものと認識しております。 a.取締役会 当社は、法令及び定款の決議事項を含め、会社経営全般に係わる基本方針を審議・決定することを目的として、本書提出日現在、取締役8名(うち社外取締役5名)から構成される取締役会を設置し、毎月の定例取締役会のほか、必要に応じて臨時取締役会を開催しております。なお、取締役の員数は定款にて3名以上と定めており、指名・報酬委員会の提言に基づき選任されております。 取締役会は、当社の経営に係る基本方針、経営戦略、事業計画、M&A戦略及び実行、重要な業務執行に係る事項、株主総会決議により授権された事項のほか、法令及び定款に定められた事項を決議するとともに、法令に定められた事項及び重要な業務の執行状況等につき報告を受けております。 本書提出日現在の取締役会の構成は以下のとおりであります。 構成員:出口恭子(議長:代表取締役)、佐藤浩一郎(代表取締役)、山口快樹(取締役)、平野博文(社外取締役)、谷田川英治(社外取締役)、イヴァン・トルノス(独立社外取締役)、デイビッド・スナイダー(独立社外取締役)、山下美砂(独立社外取締役) なお、2026年6月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役8名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、当社の取締役は8名(うち社外取締役5名)となり、取締役会の構成は以下のとおりとなります。なお、出口恭子及び佐藤浩一郎の代表取締役への就任は、当該定時株主総会終了後に開催される取締役会において決議される予定です。…

重要な契約等

抜粋表示 / 原文長 約2282文字

5【重要な契約等】 当連結会計年度における重要な契約等の決定又は締結等は、以下のとおりです。 (1)連結子会社の事業譲渡に関する基本合意書及び事業譲渡契約書の締結 当社は、当社の連結子会社 Ascensia Diabetes Care Holdings AG(本社:スイス バーゼル、以下「ADCHD」)が事業展開する持続血糖測定(CGM)システム Eversenseの販売事業をSenseonics Holdings, Inc.(ナスダック証券コード:SENS、以下「Senseonics社」)に譲渡することに関して、2025年9月4日(日本時間)付で基本合意書、及び2026年1月1日(日本時間)付で事業譲渡契約書をそれぞれ締結いたしました。 ① 本事業譲渡の理由 当社は2024年11月、中期経営計画2027を公表し、収益基盤強化、投資効率向上を目的とした構造改革、ポートフォリオ管理強化を掲げ、事業ごとの成長性とROICを基準にポートフォリオの位置付けを明確化し投資効率を高めていくことで、収益性改善と効率的な事業運営の実現に取り組んでおります。 ADCHDは2020年にSenseonics社と独占販売契約を締結し、CGMシステム Eversenseの販売事業を米国及び欧州で展開してきました。2024年10月には世界初で唯一の1年間使用可能な「Eversense 365」を米国で上市し、使用期間の長さや測定精度、着脱可能なトランスミッター等の優位性を基に、成長を実現してきました。 一方で、今後の更なる成長のためには継続的な投資が必要であり、投資効率の観点から検証を行った結果、 Eversense販売事業をSenseonics社に譲渡し、開発、製造から販売まで一貫した体制とすることが当社及び同事業にとって最適であるとの判断に至りました。 ② 本事業譲渡の概要 a. 譲渡事業の内容 CGMシステム Eversenseの販売事業 b. 譲渡事業の経営成績(2025年3月期) 売上 30.6億円 営業利益 △90.0億円 上記数字は、2025年3月期のEversenseの販売事業全体の数字であり、監査法人による監査を受けておりません。 c. 譲渡事業における資産及び負債の項目 譲渡する資産:棚卸資産等 譲渡する負債:有給休暇引当金等 d. 譲渡価額及び決済方法 譲渡価額:110万ドル及び欧州各国の事業譲渡完了時点での譲渡対象資産、負債の純額 決済方法:各国の事業譲渡完了時に現金決済 ③ 譲渡先の概要(事業譲渡契約締結時点) 名称 Senseonics Holdings, Inc. 所在地 20451 Seneca Meadows Parkway Germantown, MD 20876-7005 USA 代表者の役職・氏名 Timothy T.…

大株主の状況

抽出本文 / 原文長 約1062文字

(6)【大株主の状況】 2026年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) KKR PHC INVESTMENT L.P. (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) PO BOX 309, UGLAND HOUSE GRAND CAYMAN, KY1-1104 CAYMAN ISLANDS (東京都千代田区丸の内1-4-5) 47,994 37.94 三井物産株式会社 東京都千代田区大手町1-2-1 18,570 14.68 三菱ケミカル株式会社 東京都千代田区丸の内1-1-1 12,297 9.72 パナソニックホールディングス株式会社 大阪府門真市大字門真1006番地 7,766 6.14 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区赤坂1-8-1 4,400 3.48 LCA 3 MOONSHOT LP (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 94 SOLARIS AVENUE CAMANA BAY GRAND CAYMAN, CAYMAN ISLANDS KY1-1108 (東京都港区港南2-15-1) 2,614 2.07 J.P. MORGAN SECURITIES PLC (常任代理人 JPモルガン証券株式会社) LONDON, 25 BANK STREET, CANARY WHARF, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都千代田区丸の内2-7-3) 2,370 1.87 BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET LONDON EC4A 2BB UNITED KINGDOM (東京都千代田区丸の内1-4-5) 1,904 1.51 INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) ONE PICKWICK PLAZA GREENWICH, CONNECTICUT 06830 USA (東京都千代田区霞が関3-2-5) 1,490 1.18 岡 秀朋 三重県津市 1,220 0.97 100,630 79.54 (注)上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、以下のとおりであります。 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 1,960,800株

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
S100YHPK 外部サイト(EDINET公式サイト)を開きます

技術情報

分析バージョン
2026Q2
使用モデル
gemma4:12b

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