事業の内容
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/ 原文長 約4653文字
3【事業の内容】 当社グループは、中核子会社であるアイペット損害保険株式会社(以下、「アイペット損保」といいます。)及びアイペット損保の100%子会社であるペッツファースト少額短期保険株式会社(非連結。以下「ペッツファースト少短」といいます。)を傘下に、2020年10月1日に純粋持株会社として設立されました。2021年3月15日には、ペッツオーライ株式会社(以下「ペッツオーライ」といいます。)を100%子会社とし、グループの事業構成はペット保険事業とオンラインペット健康相談事業に拡大いたしました。 当社は、経営管理およびそれに付帯する業務を行う持株会社として、グループ会社の経営状況を把握し、グループのリスク管理、コンプライアンスの強化に努めるとともに、グループとしての経営計画等を作成し、グループ間におけるシナジー発揮の促進等を業とし、その対価として経営管理料を収受しています。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。事業の系統図は以下のとおりです。 (1)ペット保険事業 ①商品について アイペット損保ではお客さまのニーズに合わせ、ペットの通院から入院・手術まで幅広くカバーした犬・猫向けのペット医療費用保険「うちの子」及び「うちの子プラス」、手術と手術を含む連続した入院に補償を限定し、保険料を抑えたペット手術費用保険「うちの子ライト」、アイペット損保指定のエキゾチックアニマル向けのペット医療費用保険「うちの子キュート」の4つのタイプの商品を販売しております。 対象動物 商品名 販売チャネル 商品内容 犬・猫 うちの子プラス ペットショップ代理店 ペットショップ代理店専用商品で、ペットの体調が不安定になりやすい“ペット購入後1か月間”は診療費を100%補償します。2か月目以降はご契約者さまが選択した補償プラン(70%・50%)に応じて補償します。 うちの子 全チャネル ペットの通院・入院・手術の費用を補償プラン(70%・50%)に応じて補償します。犬や猫の病気・ケガをカバーする医療保険です。 うちの子ライト 全チャネル 高額になりがちな手術費用の補償に特化し、保険料を抑えた商品です。手術と手術を含む連続した入院の費用を最大90%補償します。 アイペット損保指定のエキゾチックアニマル うちの子キュート ペットショップ代理店 ペットショップ代理店専用商品であり、アイペット損保指定のエキゾチックアニマルの通院・入院・手術の費用をペット購入の当日から補償プラン(70%・50%・30%)に応じて補償します。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、経営理念として「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会をつくる」を、また経営ビジョンとして「ペットと人の幸せを考え続ける会社」を掲げております。当社グループは、ペット保険、オンラインペット健康相談事業を通じ、ペットの健康に貢献することはもちろんのこと、ペットと共に暮らすことで人も心身ともに健康でいられるように、また、ペットを飼育している人もそうでない人も健やかに共存できる社会を実現できるように、当社グループの事業を通じて貢献してまいりたいと考えております。今後はペット保険事業を主軸としつつ、グループシナジーの創出を通じて、経営理念、経営ビジョンの実現と、中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。 (2)経営環境等 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う混乱により世界経済が減速し、景気の先行きは不透明な状況のなか、経済全体の活動水準が低く、依然として厳しい状態が続いております。ペット業界においては、矢野経済研究所が2021年1月に発行した「ペットビジネスマーケティング総覧 2021年版」によると、2019年度ペット関連総市場規模は小売金額ベースで前年度比1.7%増の1兆5,705億円であったのに対し、2020年度は前年度比3.4%増の1兆6,242億円と見込まれており、さらなる成長がみられました。一般社団法人ペットフード協会の調査によると、全国の犬の飼育頭数の推計は近年減少傾向にあり、2020年には8,489千頭、猫の飼育頭数の推計は微減に転じ2020年には9,644千頭となっています。一方、2020年の犬・猫の飼育頭数推計の合計値(18,133千頭)は15歳未満の総人口(15,105千人、2020年5月1日現在(確定値)、総務省統計局 人口推計)を超えており、日本の世帯においてペットの位置付けが大きくなっていることがうかがえます。ペットを大切な家族の一員と考える飼い主さまが増えていることを背景に、ペット一頭あたりへの支出が増加しており、今後もペット関連市場は拡大していくものと予測されております。 この中でペット保険市場は、前述の矢野経済研究所の資料によると、2019年度には841億円だった市場規模が2020年度には993億円へと18.1%増の成長が見込まれています。日本のペット保険市場は、アイペット損保、2020年10月に当社の非連結子会社となったペッツファースト少短を含めて15社(少額短期保険事業者を含む)が参入する競争の激しい市場ではありますが、その中で、アイペット損保の保有契約件数のシェアは2019年12月末の25.…
対処すべき課題
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/ 原文長 約6467文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、経営理念として「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会をつくる」を、また経営ビジョンとして「ペットと人の幸せを考え続ける会社」を掲げております。当社グループは、ペット保険、オンラインペット健康相談事業を通じ、ペットの健康に貢献することはもちろんのこと、ペットと共に暮らすことで人も心身ともに健康でいられるように、また、ペットを飼育している人もそうでない人も健やかに共存できる社会を実現できるように、当社グループの事業を通じて貢献してまいりたいと考えております。今後はペット保険事業を主軸としつつ、グループシナジーの創出を通じて、経営理念、経営ビジョンの実現と、中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。 (2)経営環境等 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う混乱により世界経済が減速し、景気の先行きは不透明な状況のなか、経済全体の活動水準が低く、依然として厳しい状態が続いております。ペット業界においては、矢野経済研究所が2021年1月に発行した「ペットビジネスマーケティング総覧 2021年版」によると、2019年度ペット関連総市場規模は小売金額ベースで前年度比1.7%増の1兆5,705億円であったのに対し、2020年度は前年度比3.4%増の1兆6,242億円と見込まれており、さらなる成長がみられました。一般社団法人ペットフード協会の調査によると、全国の犬の飼育頭数の推計は近年減少傾向にあり、2020年には8,489千頭、猫の飼育頭数の推計は微減に転じ2020年には9,644千頭となっています。一方、2020年の犬・猫の飼育頭数推計の合計値(18,133千頭)は15歳未満の総人口(15,105千人、2020年5月1日現在(確定値)、総務省統計局 人口推計)を超えており、日本の世帯においてペットの位置付けが大きくなっていることがうかがえます。ペットを大切な家族の一員と考える飼い主さまが増えていることを背景に、ペット一頭あたりへの支出が増加しており、今後もペット関連市場は拡大していくものと予測されております。 この中でペット保険市場は、前述の矢野経済研究所の資料によると、2019年度には841億円だった市場規模が2020年度には993億円へと18.1%増の成長が見込まれています。日本のペット保険市場は、アイペット損保、2020年10月に当社の非連結子会社となったペッツファースト少短を含めて15社(少額短期保険事業者を含む)が参入する競争の激しい市場ではありますが、その中で、アイペット損保の保有契約件数のシェアは2019年12月末の25.…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約13820文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況及び経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識、分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 当社は、2020年10月1日に単独株式移転によりアイペット損害保険株式会社(以下「アイペット損保」といいます。)の完全親会社として設立されましたが、当社の連結財務諸表は、アイペット損保の財務諸表を引き継いで作成しておりますので、前年同期と比較を行っている項目については、アイペット損保の2020年3月期と比較しております。 当社は、経営者が意思決定する際に使用する社内指標(以下「Non-GAAP指標」といいます。)及び日本基準に基づく指標(以下「J-GAAP指標」といいます。)の双方によって、経営成績を開示しております。両者の差異は、責任準備金の計算方法によるもので、Non-GAAP指標は未経過保険料方式、J-GAAP指標は初年度収支残方式に基づいております。 経営者は、Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーにとって同業他社比較や過年度比較が容易になり、当社グループの恒常的な経営成績や将来見通しを理解する上で有益な情報を提供できると判断しております。 (1)経営成績 ① 当連結会計年度 の経営成績(Non-GAAPベース) (単位:百万円) 決算年月 2020年3月期 2021年3月期 増減金額 増減率 経常収益 18,334 22,878 4,543 24.8% 未経過保険料方式による経常利益 477 401 △76 △16.0 % 未経過保険料方式による当期純利益 又は当期純損失(△) 308 △712 △1,020 調整後経常利益 1,058 1,119 61 5.8% 調整後当期純利益 又は調整後当期純損失(△) 726 △195 △921 当社は、中核子会社であるアイペット損保を傘下に、2020年10月1日に純粋持株会社として設立されました。2021年3月15日には、ペッツオーライ株式会社(以下「ペッツオーライ」といいます。)を完全子会社とし、グループの事業構成はペット保険事業とオンラインペット健康相談事業に拡大いたしました。 当社グループの中核子会社であるアイペット損保では、中期経営計画を前年度の成果をもとに毎年次の3か年計画にアップデートしておりますが、当連結会計年度においては、2020年からの3か年を対象期間とする中期経営計画のもとで、着実な進捗がみられました。アイペット損保の新規契約件数は旺盛なペット需要を背景に極めて好調に推移しました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約643文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)3 合計 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額(注)2 損害保険事業 外部顧客への経常収益 22,740 137 22,878 22,878 セグメント間の 内部経常収益又は振替高 (注)3 126 131 △ 131 22,745 263 23,009 △ 131 22,878 セグメント利益(注)2 387 13 401 △ 20 381 セグメント資産 16,477 877 17,355 52 17,408 その他の項目 減価償却費 161 162 162 のれんの償却額 資産運用収益 282 282 282 支払利息 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 828 834 834 (注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△20百万円は、未経過保険料方式による経常利益(Non-GAAP)から初年度収支残方式による経常利益(J-GAAP)への調整であります。 (2)セグメント資産の調整額52百万円は、未経過保険料方式から初年度収支残方式への調整に伴う繰延税金資産の増加107百万円、セグメント間の債権債務等の消去額△55百万円であります。 2.セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益(J-GAAP)と調整を行っております。