事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1173文字
3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社(ニチコン㈱)、子会社25社および関連会社3社により構成されており、その主な事業内容と、主要な会社の当社グループの事業に係る位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりです。 なお次の2部門は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一です。 また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しています。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりです。 (コンデンサ事業) 当事業では、主にアルミ電解コンデンサ、小形リチウムイオン二次電池、パワーエレクトロニクス用フィルムコンデンサおよびxEV用フィルムコンデンサ、変圧器の製造販売等を行っています。 (NECST事業) 当事業では、主に家庭用蓄電システム、V2Hシステム、EV・PHV用急速充電器、スイッチング電源、機能モジュール、公共・産業用蓄電システム、医療用加速器電源および学術研究用加速器電源、圧力センサの製造販売等を行っています。 セグメント 主要な製品 主要な生産会社 主要な販売会社 コンデンサ事業 アルミ電解コンデンサ 小形リチウムイオン二次電池 パワーエレクトロニクス用フィルムコンデンサ xEV用フィルムコンデンサ 変圧器 ニチコン製箔㈱ ニチコン大野㈱ ニチコン岩手㈱ ニチコン草津㈱ ㈱酉島電機製作所 ニチコン(マレーシア)センディリアン バハッド ニチコン エレクトロニクス(無錫)カンパニー リミテッド ニチコン エレクトロニクス(宿遷)カンパニー リミテッド 当社 ニチコン(アメリカ)コーポレーション ニチコン(オーストリア)ゲー・エム・ベー・ハー ニチコン(香港)リミテッド ニチコン(シンガポール)プライベート リミテッド ニチコン(台湾)カンパニー リミテッド ニチコン(タイランド)カンパニー リミテッド ニチコン エレクトロニクス トレーディング(上海)カンパニー リミテッド ニチコン(マレーシア)センディリアン バハッド ニチコン エレクトロニクス(無錫)カンパニー リミテッド NECST事業 家庭用蓄電システム V2Hシステム EV・PHV用急速充電器 スイッチング電源 機能モジュール 公共・産業用蓄電システム 医療用加速器電源 学術研究用加速器電源 圧力センサ ニチコン草津㈱ ニチコン亀岡㈱ ニチコンワカサ㈱ ㈱ユタカ電機製作所 日本リニアックス㈱ ニチコン(香港)リミテッド ニチコン(マレーシア)センディリアン バハッド ニチコン エレクトロニクス(無錫)カンパニー リミテッド 主要な事業系統図は、次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約4087文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社グループは、「価値ある製品を創造し、明るい未来社会づくりに貢献します。より良い地球環境の実現に努め、倫理的・社会的責任を果たすとともに、顧客・株主・従業員をはじめ全ての人々を大切に、企業価値の最大化を目指して、誠心誠意をもって「考働(※)」します。」を経営理念に掲げ、「モノづくりからコトづくり」「製造業から創造業への変革」の実践と、「品質、コスト、納期、サービス、技術」などあらゆる面で最上級を目指すトップノッチ経営を打ち出し、積極的な成長戦略を展開し、企業価値の向上を図ります。 これらを踏まえ、当社グループは中期成長目標「Vision 2025」に基づき、売上高と営業利益率の持続的な成長を経営指標として事業運営を行っています。また、これらに付随してROE、ROICの持続的向上とPBRの改善につなげていきます。 ※考働:考えて働くという当社の造語 (2)中期的な成長戦略、経営環境と対処すべき課題 当社グループは、アルミ電解コンデンサ、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、小形リチウムイオン二次電池等の電子デバイスを主体としたコンデンサ事業と、家庭用/公共・産業用蓄電システム、EV・PHV用急速充電器、V2Hシステムの環境関連製品、各種電源、機能モジュール、応用関連機器等の回路製品を主力製品としたNECST事業を展開し、「エネルギー・環境・医療機器」、「自動車・車両関連機器」、「白物家電・産業用インバータ機器」、「情報通信機器」の4市場を重点分野と定め、高信頼性、高安全性、高機能性を追求し、競争力に優れる新製品開発により社会課題の解決に貢献し、既存事業の拡大と新規事業の創出に努めています。 ①低炭素社会の実現とキーテクノロジーの進展に向けた事業機会の獲得 コンデンサ事業では、アルミ電解コンデンサの最先端技術と国内外の生産・販売体制を強みとし、モビリティ、情報通信、環境関連の成長市場にフォーカスし、品質、コスト、納期、サービスに渡る事業基盤を強化、拡充します。また、金属蒸着フィルムから独自開発、生産するxEV用フィルムコンデンサでは、需要の拡大を成長機会と捉え、販売拡大とグローバル生産体制の強化に向け、積極的に経営リソースを投下します。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約4087文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社グループは、「価値ある製品を創造し、明るい未来社会づくりに貢献します。より良い地球環境の実現に努め、倫理的・社会的責任を果たすとともに、顧客・株主・従業員をはじめ全ての人々を大切に、企業価値の最大化を目指して、誠心誠意をもって「考働(※)」します。」を経営理念に掲げ、「モノづくりからコトづくり」「製造業から創造業への変革」の実践と、「品質、コスト、納期、サービス、技術」などあらゆる面で最上級を目指すトップノッチ経営を打ち出し、積極的な成長戦略を展開し、企業価値の向上を図ります。 これらを踏まえ、当社グループは中期成長目標「Vision 2025」に基づき、売上高と営業利益率の持続的な成長を経営指標として事業運営を行っています。また、これらに付随してROE、ROICの持続的向上とPBRの改善につなげていきます。 ※考働:考えて働くという当社の造語 (2)中期的な成長戦略、経営環境と対処すべき課題 当社グループは、アルミ電解コンデンサ、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、小形リチウムイオン二次電池等の電子デバイスを主体としたコンデンサ事業と、家庭用/公共・産業用蓄電システム、EV・PHV用急速充電器、V2Hシステムの環境関連製品、各種電源、機能モジュール、応用関連機器等の回路製品を主力製品としたNECST事業を展開し、「エネルギー・環境・医療機器」、「自動車・車両関連機器」、「白物家電・産業用インバータ機器」、「情報通信機器」の4市場を重点分野と定め、高信頼性、高安全性、高機能性を追求し、競争力に優れる新製品開発により社会課題の解決に貢献し、既存事業の拡大と新規事業の創出に努めています。 ①低炭素社会の実現とキーテクノロジーの進展に向けた事業機会の獲得 コンデンサ事業では、アルミ電解コンデンサの最先端技術と国内外の生産・販売体制を強みとし、モビリティ、情報通信、環境関連の成長市場にフォーカスし、品質、コスト、納期、サービスに渡る事業基盤を強化、拡充します。また、金属蒸着フィルムから独自開発、生産するxEV用フィルムコンデンサでは、需要の拡大を成長機会と捉え、販売拡大とグローバル生産体制の強化に向け、積極的に経営リソースを投下します。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約9310文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりです。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、円安に伴うエネルギーコストや物価の上昇が続きましたが、個人消費やインバウンド需要の増加により、景気は緩やかに回復しました。米国経済は、金融引き締めの影響を受けながらも、良好な企業業績と雇用情勢により個人消費が堅調に推移しました。欧州経済は、インフレの圧力が続き、個人消費が低迷したことで景気は停滞しました。中国経済は、輸出の停滞に加え不動産市況の悪化などを背景に、景気の低迷が継続しました。 このような状況において当社は、中期成長目標「Vision 2025」に基づき、売上高と営業利益率の目標達成を通して持続可能な成長の実現を目指しています。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は181,643百万円と前期比1.7%の減収となりました。また、利益につきましては、営業利益は8,904百万円と前期比29.8%の減益、経常利益は11,407百万円と前期比25.3%の減益、親会社株主に帰属する当期純利益は、8,253百万円と前期比5.6%の増益となり過去最高を更新しました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。 なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を「コンデンサおよびその関連製品」の単一セグメントから、「コンデンサ事業」と「NECST(Nichicon Energy Control System Technology)事業」の2区分に変更しています。以下の前期比較については、前期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で表示しています。 (コンデンサ事業) コンデンサ事業における売上高は106,429百万円(前期比10.8%減)、セグメント営業利益は7,318百万円(前期比32.0%減)と減収減益となりました。 自動車・車載関連機器向けはEVの成長期待に幾分鈍化の傾向が見られるものの、グローバルに電動化の動きは着実に進展しており、国内においては、ハイブリッド車をはじめとした駆動用インバータ用途のxEV用フィルムコンデンサが堅調に推移しました。また海外においても、当社は顧客から高い評価を得ており、大型案件を獲得しています。車載関連機器向けアルミ電解コンデンサでは、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサの需要が拡大しており、昨年度からの設備投資効果により大きく伸長しました。また、従来から生産している面実装型アルミ電解コンデンサについても概ね堅調に推移しました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1255文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 Ⅰ 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結財務諸表 計上額(注2) コンデンサ事業 NECST事業 売上高 外部顧客への売上高 119,343 65,381 184,725 184,725 セグメント間の内部売上高又は振替高 574 12 586 △ 586 119,917 65,394 185,311 △ 586 184,725 セグメント利益 10,755 1,924 12,679 △ 3 12,676 セグメント資産 136,735 50,591 187,327 5,011 192,339 その他の項目 減価償却費 6,005 1,538 7,543 7,543 持分法適用会社への投資額 3,105 3,105 3,105 有形固定資産および無形固定資産の増加額 9,979 1,220 11,200 11,200 (注)1 調整額は以下のとおりです。 (1)セグメント売上高の調整額は、セグメント間の取引消去等です。 (2)セグメント資産の調整額5,011百万円には、各報告セグメントに配分していないセグメント間消去△147百万円と全社資産5,159百万円が含まれています。全社資産は、主に本社管理部門などにかかる固定資産です。 2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。 Ⅱ 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結財務諸表計上額(注2) コンデンサ事業 NECST事業 売上高 外部顧客への売上高 106,429 75,214 181,643 181,643 セグメント間の内部売上高又は振替高 823 10 834 △ 834 107,253 75,224 182,477 △ 834 181,643 セグメント利益 7,318 1,582 8,900 8,904 セグメント資産 149,244 52,999 202,243 4,693 206,937 その他の項目 減価償却費 5,727 1,218 6,946 6,946 減損損失 664 664 664 持分法適用会社への投資額 3,482 3,482 3,482 有形固定資産および無形固定資産の増加額 12,055 4,145 16,200 16,200 (注)1 調整額は以下のとおりです。 (1)セグメント売上高の調整額は、セグメント間の取引消去等です。 (2)セグメント資産の調整額4,693百万円には、各報告セグメントに配分していないセグメント間消去△1,456百万円と全社資産6,150百万円が含まれています。…